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昭和60年6月より手作り地車を地域の有志で製作に着手していました
が、半年後、見かねた地域の長老達が中古の地車でも良いので購入し
てはどうかと云う事で地域住民に寄付を募って購入する事になりました。
しかし、購入した地車はどうしても昔の地車と比較して物足らず、地域の
人達で改修を重ね現在の姿になりました。
この改修地車が、4代目となる。
太鼓正に保管されていた地車
復興した野寄の地車は大阪の太鼓正より購入したものです。太鼓正で改修される前の地車は幾度か持ち主が変わり
最後に所有していた狭山市池尻地区から太鼓正に売却されたものです。
本住吉神社に宮入  昭和62年5月5日

野寄地区が太鼓正より購入後、太鼓正で改修された地車は
昭和62年の地車祭りに一度曳き出したのみでした。
祭り終了後、解体しました。


昭和62年の地車 購入時の擬宝珠勾欄  
本住吉神社に宮入  昭和63年5月5日 

男屋根を新設し、旧の屋根を女屋根に付け替える。
擬宝珠勾欄から刎(はね)勾欄に改修し、更に土呂台も付け替えた。
地車を全て解体し組替え(神戸インテリア)、彫刻・金具のみ
流用し土呂台に「波に玄武」を彫刻(川原和夫師作)
昭和61年(1986)12月14日 地車お披露目
「入魂式」 本山地区内で最後の地車が復興し、野寄地区を含めて8台が揃うことになりました。


昭和62年9月〜昭和63年4月
平成4年10月〜平成5年4月
  正面柱幅   1.32 m
  側面柱幅   2.80 m
  屋根正面幅   2.80 m
  高 さ   4.00 m (鬼板の鬣まで)
  棒 鼻   2.85 * 6.85 m
  重 さ   約 4.0 Ton
平成元年  昼提灯・槍提灯新調
平成3年   鬼板3枚付け替え(川原和夫師作)
         以前の鬼板は越木岩へ
 
刎(はね)勾欄に改修された地車
ひと回り大きくなった地車(正面・後面)
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地車復興
41年振りに地車が復興しました
野寄地車のルーツ
昭和62年(1987)地車祭り
昭和63年(1988) 第1回大改修
平成5年(1993) 第2回大改修

いよいよ地車大改修へ