テイカー「集まってるな。どうした？」
ケイン「ああ、兄貴。ちょっとこれがさ」
テイカー「ベンチがどうかしたか」







ケイン「普通じゃないんだよ。ほら」
テイカー「・・・真ん中にヒビが入ってるのか」
ジェリコ「買ってきたときからコレみたいだぜ。座りたくねえよな」
ケイン「確かに、意味がないな」
テイカー「意味・・・そうか、そういうことか」







テイカー「俺たちはとんでもない思い違いをしていたようだ。まずはこのベンチを見ろ。
ＷＷＥでは、場外に出れば周囲の障害物に相手を打ち付けるのは日常茶飯事。ベンチとて例外ではない」







「つまりこのヒビは、人間が叩きつけられたときに簡単に壊れるように
あらかじめスタッフによって仕組まれていたものなんだよー！」







ロブ＆ジェリコ「な、なんだってー！？」


ケイン「いや、そんなに驚くことじゃないと思う」






テイカー「はっはっは、そんな賢いケイン君には身をもって意味を教えてあげよう」
ケイン「兄貴、尊敬でもしてほしかったのか・・・ごふっ」
ジェリコ「素直になんだってーって言ってればよかったのに」