「今時さ」







ケイン「ババ抜きでババを取らせようと主張する手はないと思うんだけどね」
テイカー「・・・わからんぞ。もしかしたらこれがKかもしれないじゃないか」
ケイン「ふうん」







ケイン「俺は普通にこっちのカードを引くけどね」
テイカー「・・・!」







ケイン「やりかたが古典的過ぎるんだよ。カードゲームは頭使わないとね」







ケイン「はいこれで俺の勝ちー」
テイカー「――!!」





するっ

シェイン「破壊事務所はここかい?」
テイカー「あ、いらっしゃいませー」
ケイン「!!」







ケイン「――っ」

シェイン「何でも依頼を聞いてくれるという話を耳にしたんだけど」
テイカー「ああ、大概のことなら引き受ける」







シェイン「・・・リムジン爆破の件は知っているな?」
テイカー「ビンスの事は大変だったな」
シェイン「単刀直入に言うが、父を罠にかけた犯人を見つけて欲しい」
テイカー「やっぱりそうくるのか」







テイカー「悪いが今回はさすがにヤバそうなんでな。足を突っ込む気は無い」
シェイン「待ってくれ。ここに本社から持ってきたテープがある。これが報酬だ」
ケイン「テープ?」







シェイン「内容はかくかくしかじかで・・・」
テイカー「・・・」







テイカー「・・・引き受けよう!」
シェイン「そうか!そういってくれると思った!」
ケイン「何!?即決するほどの中身って何!?」