白龍・赤龍・青龍と出会った富士登山

1999年7月25日、マヤ暦の時間をはずした日に富士登山に挑戦しました。
今回、登山に参加したのは、ペルーで一緒だったメンバー数人と、初めて会う人数人でした。

 夜9:30に、5合目を出発しました。
 マヤ暦の『初日の出』を頂上で見よう!と言うのが当初の目的でした。
(7月26日は、マヤ暦の元旦なのでした。)

 7合目あたりから、頂上で日の出を見るのをあきらめる人が何人か出ました。
 僕と多美ちゃんは、二人でコツコツと登ることにして、登山を続けました。

 途中で、多美ちゃんが高山病のような感じになり、すごい気持ち悪くなってしまいました。

 しかし、多美ちゃんは
 『もう、こんなシンドイ山には二度と登りたくないから、絶対頂上まで行く!』
 と、ものすごい気合が入っていました。

 8合目に行く前に、日の出となりました。ものすごい綺麗な初日の出でした。
 山小屋をやっている人も、
「こんな綺麗な日の出は見たことない!」
 と、絶賛するほどの素晴らしいものでした。

 すごい感動でした。

 その時、撮った写真が面白くって、不思議なことに僕の
 『ハートチャクラ(第4チャクラ)』の位置(胸のまん中)が、
 ハートチャクラの色であるグリーンに光って写っているのです。

 なんか、感激でした。



 チャクラが写ったのだとしたら、うれしいなぁ〜。

そこからが、大変でした。多美ちゃんは、かなり高山病がひどくなり、ものすごいスローペースになりました。
『あと、もう少しだよ!』と応援するものの、頂上は近いように見えて、なかなか近づかないのです。
まわりは、ジャラジャラと溶岩だらけで草木もほとんどはえていなくって、修行のようでした。

 頂上についたときは、あまりの感動に、二人で声を出して涙しました。

『あぁ〜、やったぁ〜!登りきったぁ〜!』

 そして、頂上で富士山の絵葉書を買って、自分達と両親たち宛てに手紙を出しました。

 頂上でしばらく休んだあと、下山を始めました。

 すると、途中でフッ、と富士山の頂上を振り返ると、龍のような雲が頂上から出てきました。
(下の写真)



 そして、しばらく歩いていると頂上から出てきた雲が、
不思議なことに僕らの横に並ぶように、横に列を作っていったのです。

すると、なっ、なんと色がつき始めて、白龍、赤龍、青龍のような感じの雲となって現れたのです。



ものすごい感動しました。


『あぁ〜、本当に登ってよかったぁ〜!』
 って、心から思いました。写真では、この程度しか色が出ていませんが、
肉眼で見たものは、ものすごい光が強くって、とっても綺麗でした。

 この修行のような富士登山は、駐車場に到着したのは、なんと夕方の4時30分。
 なぜこんなにも時間がかかったのかは、謎ですが、
 とぉ〜っても不思議で、綺麗なものが見れたので、大、大、だぁ〜い満足でした!

 一緒に登った十数名の人の中には、右の龍達の雲を見た人はいませんでした。
 あきらめずにコツコツと登った事へのギフトだったのかなぁ〜。なんて、思いました。



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