その6  中国気功体験記♪


龍が九匹絡み合っている凄い像!



ものすごい芸術だと思いました。
龍が大好きな人には、たまらない場所だと思います。
上に乗ってる蓮の花の絵は、もともとは下の元極図だったのですが、取り締まりの為、書き換えられたそうです。

 病院での講座の中で面白かったのが、蓮花山病院の漢方薬です。
ここの漢方薬のすごいところは、なんと漢方薬を作る段階で、気功師の先生達が薬に気を入れるそうです。
そして出来上がった後、「元明塔」の地下にひと月おいてから出荷するそうです。
この元明塔は、自然エネルギーが降りている場でもあり、
自然のエネルギーを薬に充電させるそうです。
この漢方薬は、同じ成分の薬と比べ、大幅に薬の効果が高く、副作用も減少することが科学的に実証されているそうです。
これらの漢方薬とこの病院の気功療法などで、ガンが転移して数ヶ月の命と宣告された人が回復したり、
難病指定されて西洋医学では見放されている病気が改善されたりしているそうです。日本からも、治療目的で訪れる人も多いそうです。

 気功教室のメンバー4人以外に、蓮花山病院で治療を受けるために親子二人できている人がいました。
子供、といっても22歳だったと思います。
彼は、交通事故で、対向車線に飛び出して車3台が廃車になる事故で、脳挫傷と全身打撲で医者から、後1時間の命と宣告されたのですが、体を冬眠状態の処置を施すことで、なんとか一命を取り留めたそうです。
 しかしリハビリを続けても脳挫傷で記憶が一部喪失しているのと、言語がうまく話せないこと、そして全身打撲で神経がずたずたになったため体がロボットのような動きになってしまい、階段を上るのは困難な体となってしまいました。
 医者からは、これ以上の回復は現在の医学では無理だと言われているそうです。
今回来たのは、知り合いの難病の子供が蓮花山で凄い回復したのをみて、来てみることにしたとのことでした。
 最初に会ったときはロボットみたいな動きで、言葉もうまくしゃべれない状態だったのですが、
驚くことに、毎日の貫頂、帯功、そしてエネルギー入り漢方薬、さらにマッサージと意念針で、
僕らがいた数日で、言葉もスムーズになり、ぎこちなくではありますが、
元明塔をのぼり、最後には駆け足で走るようになってしまったのです!
 目の当たりにこういった光景を見ると、軌跡と呼ばれていることは、実は西洋医学のみの視点でしか見ていないから奇跡なのではないかと思えてきました。
 この蓮花山では、こういった西洋医学で回復が見込めない病気や末期がん、その他、難病の人が回復することを奇跡だという感覚を、医師たちは持っていないようです。
病院に入院している患者さん達も、朝は外で、新鮮な空気を吸って動功をして、その後は静功をするといったように修練をします。
薬と対処療法に依存することなく、患者自身が自分自身で健康にする力をつけさせるやりかたです。
こんな病院がこれからの世の中には必要になってくるのではないかなぁ〜、って思いました。

 今まで、僕はこの元極学をやっていて、とってもお堅い部分があるなぁ〜と思っていました。
 また、一子相伝で伝えられてきたものであるので、張志祥氏もお堅い人なのかなぁ〜と思っていました。
 ところが会ってみると非常に温和で、上にいる人と言う感覚がなく(いい意味でです)、とても親近感を感じました。
 何よりも驚いたのは、800年間歴史ある情報を公開したにもかかわらず、その奥義の元極図、そして元極と言う言葉、そして本も全て焼かれるという中国政府の厳しい取締りを受けながらも、張志祥氏は人の役に立つものを残す道を選び、医療気功専門の病院と観光地の「蓮花山」として今後は歩んでいく!という選択が出来る、流れにまかせられる人なのだなぁと思いました。
 数ヶ月前までは、蓮花山の中には、いたるところに元極図や元極と言う言葉があり、お土産類もすごい数の元極グッズがあったそうですが、すべてなくなってしまいました。
 中国で一番大きくなっていた団体が、このような圧力を受けたら、どこかで反対運動などが起こりかねないと思いますが、なにも起こさずに無事生き残れたのもなんだかとっても不思議な凄さを感じます。
手放すことが出来る伝人とその弟子達、これからの世の中は、個人個人の手放しもありますが、こういった集団意識における手放しも必要になっていく時代なんだなぁ〜。 などと、ちょっとお堅い話をしてしまった僕でした。

 あと、蓮花山は、本当に龍の住む街でした。今までの写真でもわかるように、いたるところに龍の像や、龍の絵が沢山ありました。
 すでに書きましたが、一番大きな龍の像は、全長180メートルの龍で、それが、2匹向かい合って、合計360メートルもの幅をとっているのです。
 ドラゴンイヤー(龍年)に龍の巣のような場所に行けたのも何か意味があるのかもしれません!と、相変わらず楽しい方向に自分で持っていっています!(笑)

 最終日は、夕方に上海についてレストランで中国音楽の生演奏で食事をして、その後、中国雑技団のショーを見て、感動しまくり、上海で一泊して、早朝の便で日本へ帰ってきました。

 出発前に、15.5時間連続修練や、一ヶ月の一日平均で3時間の修練を行っちゃったりして、自分にとって最高の成長の旅となりますように!という設定どおり、ホント最高に幸せな成長の旅となりました。帰国後も2ヶ月間は、UPしたエネルギーを定着させるために、2ヶ月間、1日平均2時間の修練をしました。

 本当に、海外旅行は世界観が広がり、またひとつBIGな心に成長したなぁ〜、と思う気がするAngel Hiroでした。

 ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。





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