私は、そのまた昔に西表で『すきやき』をよばれたことがあります。
まさに、西表に住むおばぁの中のおばぁって感じのおばぁに・・・
(なんか、早口言葉みたい・・)
寒い?!冬のことやったと思う。
おばぁが、「かぁよぉ〜、今日の晩御飯はすきやきにがする〜?」っていってくれて
私は、今の組長のように内地のメニューに憧れさえあった時やから、
む〜っちゃ喜んでんよ!!「やったぁーーー」って。
もう、その日はワクワクで夜を迎えましたわ。
そして夜・・・
私は、ワクワクして1度もスイッチの入れられたことのない『こたつ』に
入って待っててん。
おばぁが、こたつの上にドカーン!!とまずホットプレート置いてん。
その時から、ちょっとなんとなく違う気もしなくはなかってんけど、
そういう家もあることはあるしなぁ。
でも、全然しょうゆと砂糖とかがないことには気いつけへんかったんよねぇ〜
まず最初に、肉がじゅーじゅーと焼かれました。
そこまでは、一緒やんなぁ。
次、野菜・・確かもやしとかキャベツとかあったような・・・
白菜もあったようななぁ〜。
なっ!!ちょっと違ってきたでしょう。
鈍感な私も少しずつ、目が・・点になってきてたはず。
そして最後・・味付け!!
じゅーーーっと!!音をたてていたのは、
『焼肉のたれ』でした。
これが、西表では『すきやき』と呼ばれているのね・・?!
おばぁの「かよ!食べれ!!いっぱい食べれ!」という声が、
響いていました・・・・・・
おばさん、ありがと!!
最後に・・おばぁに『すきやき』教えたんは、誰や!!