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直線上に配置

アルのうんちく
JR東海キャンペーンCM

国鉄が民営化された1987年(昭和62年)より、東海道新幹線のキャンペーンとして行われたときのCMです。
単なる移動手段としてとらわれがちの新幹線を人と人を結ぶコミニュケーションツールとしてとらえ、
『会うのが、いちばん。』をキャッチフレースに展開されました。また、これらのCMは絶大な人気があり、
数多くの表彰を受けました。現在は、キャンペーンの意味を十分に伝えることができたとのことで、終了していますが、
2000年のクリスマスに20世紀の節目として、8年ぶりに『クリスマスエクスプレス2000』として復活いたしました。


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@ シンデレラエクスプレス

  『日曜日、最終新大阪行き。シンデレラエクスプレスと呼ばれてます。』

記念すべき、最初のキャンペーンCMで、実際に遠距離恋愛の恋人たちがくりひろげられている光景をそのままCMにしました。
BGMはユーミンの『シンデレラエクスプレス』が使われました。

CMが有名になった時から、東京駅の新幹線ホームにはカップルが多くなったそうです。

  『距離に試される度に2人は強くなる。』

のぞみが誕生した92年(だったかな?)のキャンペーンで、ヒロインは横山めぐみ(?)です。まだ、一緒にいたい気持ちのなかで
刻々と発車の時間が迫り、ドアが閉まって新幹線が走り出す。走り出しても、ヒロインが恋人を追いかけて走る姿が印象的でした。
BGMは前作と同じユーミンでした。

ちなみに、シンデレラエクスプレス(最終新大阪行き)が、ひかりからのぞみに変わり、21時発だったのが18分繰り下がりました。
これは、速度が速くなり到達時間が早くなったためで、恋人たちにとっては少しでも長くいれる様になったわけです。


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A プレイバックエクスプレス

  『会うのが、いちばん。』

同窓会のために新幹線で帰るヒロイン。ホームではヒロインを待つ同窓生がヒロインの乗った新幹線を待っている。
駅に近づくにつれ、昔のことがおもいだされる。野球の試合で負けた日、初めてキスしたあの人・・・
みんな変わったかな?わたしのこと覚えてるかな?
新幹線が到着し、ヒロインと同窓生がひさしびりに会ったときの笑顔が印象的なCMでした。

BGMには、ベリンダ・カーライルの「ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」が使われました。


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B アリスのエクスプレス

『 距離に負けるな好奇心 』

例えば、好きな歌手のライブやスポーツ観戦等、近くで行われるなら、行くけど遠くとなると、行くのも決断がいるし、いろいろな障害もある。
この好奇心が距離に勝つか負けるか、このキャンペーンで後押ししています。
CMは3人の少女がライブに行く新幹線の車内での興奮、そして帰りの中でのそれぞれの少女の思いをCMにしています。


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C ハックルベリーエクスプレス

『ハックルベリーの夏は時速220Kmでやってくる。』

幼い兄弟が、夏休みを利用して2人だけで、おじいちゃん、おばあちゃんの住む町へ向かう。
車内では兄は兄らしく振る舞い、おじいちゃんのいる場所を弟と確認しあう。
おじいちゃんは川の岸辺から、兄弟の乗った新幹線に向かって大きな旗を振って、身体全体で迎える喜びを現している。
ちょうどこの年頃の子を持ち、この年代の親を持つ世代が、違和感なく引き込
まれてしまう心温まるCMである。

ちなみに時速220kmというのは、当時のひかりの最高速度で、今はのぞみが270kmで運転しています。


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D ホームタウンエクスプレス

  『心がちょっと疲れたら、君の街へ帰ろう。』

都会で働く若者に、「こころがちょっと疲れたら、君の町へ帰ろう」と呼びかける。
突然帰って来た娘を迎える母親の表情がとても嬉しそうで優しい。
男を迎えるのは、幼なじみの彼女。ポツンと一言話しただけで気持ちが
通じ合う。
そして、息子が帰ってきたときの父親の笑顔が印象深いです。


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E ファイトエクスプレス

 『たくさんのさよならと一緒に乗れる新幹線があります。』

高校を卒業し、都会へ向かう若者。担任の先生、用務員のおじさん、後輩、ラグビー部のマネージャー、
保健室の先生、体育の先生、人体標本(?)、そして初恋の人・・・・
世話になった人々にさよならをし、思い出を胸に新幹線に乗り込む。

BGMは佐野元春のSOMEDAYが使われました。

 『たくさんの勇気を乗せて走る新幹線があります。』

故郷を離れ、新幹線で東京に向かう若者3人組。新幹線の中では都会への期待からか話が弾む。疲れたのか、
一眠りしているところに一人の若者が父親からの手紙を読む。その手紙には故郷を捨て、新しい街へ行くのを
選んだ息子に何かをつかむまで帰ってくるな、自信がもてるまで帰ってくるなと厳しいながらも、父親の息子に
対する期待が込められている。東京に近づき、あまりにも違う街の風景、人の多さにに若者は驚く・・・・・。

BGMは尾崎豊のI LOVE YOUが使われました。


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F クリスマスエクスプレス
   このシリーズは がんばれ!!遠距離恋愛の恋人達って感じかな?
  
 『帰ってくるあなたが最高のプレゼント』

88年に行われたホームタウンエクスプレスのクリスマスヴァージョンとして放映されました。
ヒロイン(深津絵里)がホームで彼をまっていたのだが、最終列車が到着してもあらわれない彼に涙を流しているところに彼がブレイクダンスを踊りながら現れた。
本当はうれしいヒロインであるが、彼に拗ねてみせるのであった。・・・・

BGMは山下達郎の『クリスマスイブ』で、以降のキャンペーンにも使われました。

  『ジングルベルを鳴らすのは、帰ってくるあなたです。』

89年に行われたこのCMでは、ヒロインに牧瀬里穂が使われ、キャンペーンCMが大ヒットしました。
東京駅へ走り急ぐヒロイン。コンコースで人にぶつかって謝り、待ち合わせにおくれたらどうしようと必死に彼を探しているところに改札口から出てくる彼を見つけ、笑顔がほころぶ・・・・
彼を驚かせようと柱に隠れて待ち伏せるヒロインであった・・・

このCMから、1分のロングバージョンが見られました。(提供番組のみ)

  『どうしてもあなたに会いたい夜があります。』

90年のキャンペーンで、ヒロインは高橋里奈です。

彼からの連絡が来なかったヒロイン。コンビニを出て、彼に電話するもつながらず・・・・・。
街はクリスマスで華やかなのに、ひとりで寂しくアパートへ帰る。ふと見るとドアにメモが貼ってある。
彼が新幹線でやってきてあの店で待っている!メモを見た時、笑顔に変わり、階段をかけ降り、街を走り、どうしても会いたかった彼のもとへ・・・・・。

個人的には、クリスマスエクスプレスキャンペーンのCMではこれが一番好きです。

  『あなたが会いたい人も、きっと、あなたに会いたい。』

91年のキャンペーンで、ヒロインは溝淵美保です。
駅のコンコースで彼を待っている女性。大きなクリスマスツリーのまわりは待合わせの人々がいっぱい。新幹線が到着し、みんな再会を喜んで一緒にツリーを離れていく。ひとり残った彼女が窓の外をながめていると、会いたかった彼がようやく現れて、その窓に映った。


  『会えなかった時間を、今夜、取り戻したいのです』

92年のキャンペーンでヒロインは吉本多香美です。

彼に会うために新幹線を乗る女性。久しぶりに会える彼に最高の笑顔を見せたくて、鏡や窓ガラスに「チーズ」と笑顔の練習を繰り返す。列車が到着してホームに降り、彼を探すが見つからない。不安になった瞬間に現れた彼に、彼女はその笑顔ではなく、泣きながら抱きついてしまう。

現在、吉本多香美はアートネイチャーのCMに出てます。(笑)

  『 きっと、ひとは、ひとりじゃない。』

20世紀の節目として、8年ぶりに復活いたしました。(T^T)ウルウル 
現在、携帯電話やEメール等でコミニュケーションが発達しているなかで直接会うことが少なくなりがちですが、コミニュケーションの基本である直接会うことを訴える意味で行われました。

彼と会う約束をしていたヒロイン(星野真里)だったが、彼が仕事で会えないと携帯に連絡が入った。そんなヒロインに天使の声がささやき、プレゼントを抱え、新幹線に急ぎ乗り込むのであった。・・・・
天使役で 初代ヒロインの深津絵里と 2代目ヒロインの牧瀬里穂が出演したのもポイントです


  「何世紀になっても、会おうね・・・」


なお、このコーナー作成にあたり、JR東海(http://www.jr-central.co.jp)
gochanのホームページ(http://member.nifty.ne.jp/gochan)
を参照させていだたき作成いたしました。