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お勧め映画



シザー・ハンズ

この作品は童話にしてもいいくらい、ファンタジー映画として完成していると思います。とてもロマンチックでありながら、人間社会の教訓みたいなものを感じるといいますか。
この作品は泣かせる作りになっています。もてはやしたと思ったら、ふとしたことで社会から追放しようとする世間の勝手さ。しかし人間社会というものは大なり小なり、この姿勢を崩しません。は子供社会での無作法が原因であるケースが少なくありません。

とにかく哀しいのは、コミュニケーションツールとしても重要な「手事実は人それぞれの認知によって大きく湾曲する、ということです。」がエドワードは人を傷つけてしまう鋏であることです。キム(ウィノナ・ライダー)の「抱いて」に対して「できない」と答えるエドワード。涙が出ます。我々のコミュニケーションツールも実は同じです。「手」は人を抱擁することが出来ますが、殴ることも出来ます。「言葉」は他人を慰めたり勇気づけたり出来ますが、心をズタズタに傷つけることも出来ます。全ては諸刃の剣なのです。

さて、映画の話に戻ります。

この作品は非常に哀しい物語なんですが、ちゃんと「救い」があるのが好きなんです。一連の騒動以後、街に雪が降るようになったというオチが、童話的にとっても素敵です。エドワードを心配し、逃亡を見逃す警察官をもっとストーリーにからめても良かったと思いますが、唯一まともな街の人間として位置付けられており、観る人に安心感を与えてくれます。


ダンス・ウィズ・ウルブス
上演時間は3時間になりますが、まったく退屈することなく、むしろあっという間の3時間でした。映画館でこれほどの大作を観ることは初めてであったにもかかわらず、一言では言い表せない大きな感動に包まれました。この作品は感動も出来ますし、娯楽的に楽しむ余地も充分残されていると思います。テーマも愛・友情・自然の雄大さ・環境問題・人種問題他、様々な方向から見ることが出来、それらすべてが見事に融合されています。ただ注意すべきは、ダンバー中尉(ケビン・コスナー)の「フロンティアが見たい」に共感できるかどうかですかね。「別にぃ〜」と言ってしまえばそれまでの映画です(笑)アルにとっての3時間退屈しなかった大きな要因は、雄大な自然の美しい映像と壮大な音楽でしょうか。ストーリーも、非常に分かりやすいがぐいぐい引き付ける展開で大変すばらしいと思いました。主人公と「インディアン」との異文化コミュニケーションから人間の価値とは何かを問い掛ける形は、この作品の説得力を発揮するのに非常に有効だったと思います。映像に惚れ惚れしながら美しい音楽に包まれ、我々が失ったものの大きさを考えさせてくれる。何度観ても、いつまでも劣化することの無いすばらしい映画だと思います。


パーフェクト・ワールド
テキサス州のとある牢獄で、二人の囚人が脱走を試みていた。抜け穴を通り、
彼らは脱獄に成功する。車を奪って逃げた二人は別の車を手にいれるため
車を物色していた。その日はハロウィンの夜…信仰の異なる家に育った
フィリップは寂しそうに家の中に閉じ籠っていた。そしてまだ夜が明けきらない
時間に見知らぬ男が侵入する。彼は食事を要求しそしてフィリップの母親をも
求めてきた。それをフィリップが目の当たりにした時、もう一人の囚人、
ブッチが銃を構えて入って来る。ふたりはフィリップを人質にとって逃げ出した…


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これは前々から観たいと思っていた映画の一つです。ある友人はこれを観て
大泣きしたそうです。泣けるかな、と思っていましたが結局涙がこぼれる
までには至りませんでした。でも、とってもいい映画でした。ブッチと
フィリップの微妙な心の通じ合いが心をくすぐります
これは前々から観たいと思っていた映画の一つです。アルはこれを観て
大泣きしてしまいました、とってもいい映画でした。ブッチと
フィリップの微妙な心の通じ合いが心をくすぐります
とにかく まだ見てない人は見てください


レオン
今となっては様々なところで語り尽くされているので、今さら語ることなどほとんどないのですが、久しぶりに完全版のほうを観たので感想など綴ってみたいと思います。


リュック・ベッソンの作品は「グラン・ブルー グレート・ブルー完全版」をビデオで観て以来でした。「レオン」は監督名くらいを頼りに観に行ったようなものでした。

この作品でリュック・ベッソンはイタリア映画とアメリカ映画の良さを見事に融合した、と思いました。間違いなく「アクション映画」のジャンルに入るわけですが、イタリア映画のように人物・心境の変化などを描くことは手を抜いていません。ストーリーに厚みを増す、様々な演出が非常に効果的です。作品の引っ張り方として、ジャン・レノとナタリー・ポートマンの愛は上手く描かれていると思いました。エンディングのスティング「SHAPE OF MY HEART」も、非常に意外だったので嬉しかったです。

・・・あまり面白いことが書けません。実はこの作品を十数回観ていまして、何が新鮮で面白かったか忘れてしまっているのです。それなのに何度も観ようと思うのは、完成されたこの作品の世界観に触れることが嬉しいのかもしれません。

この作品がまだ完全なアメリカ映画的ではなくイタリア映画臭さを残しているのは、このジャン・レノとナタリー・ポートマンが街の小さな存在のままで終わるから、だと思います。決してジャン・レノは大きな仕事をした「英雄」ではなく、ただナタリー・ポートマンとの小さな小さな愛を守った、というだけの話なのです。二人とも都会の片隅でひっそり生かされているに過ぎません。

殺し屋としてのリアルなアクションも特徴的でした。プロフェッショナルとしての殺し屋を完成させています。ただ残念だったのが、ラストの爆破された部屋からの脱出法です。「羊たちの沈黙」に非常に酷似していたように思え、すこし興ざめました。しかし最後ジャン・レノの視点でゲイリー・オールドマンに撃たれる形は非常に哀しい演出として効果的で良かったと思いました。

驚いたのは公開後の世間の絶賛振りでした。当時「感動した映画は「レオン」です♪」という人を何度目撃したことか。ジャン・レノはその後ハリウッド映画に引っ張りだこ。「レオン」的役柄を強制されるものから、「おいおい、こんな仕事断れよ〜」というものまで(笑)。そう言えば日本のCMにもいくつか出ていましたね。しかし監督のリュック・ベッソンに至っては「フィフス・エレメント」で大きく転んでしまいました。


三人のゴースト

クリスマスの時期、家族と恋人とあるいは一人でも楽しめる作品

クリスマス・キャロルの現代版で原題はスクルージ、クリスマス・キャロルの主人公の名前だ。仕事に凝り固まった男が現在、過去、未来の霊に連れられ自分の姿を見るうち、心を取り戻していく話
大手テレビ局の社長を勤めるフランク・クロス(ビル・マーレー)は自分の仕事のためならどのような手段でもとる男。クリスマス特番で「クリスマス・キャロル」をライブドラマでやる事を企画する。そんな中その特番用にフランクが作ったテレビコマーシャルの出来に文句をつけた社員をくびにしたり、スタジオに見学しにきた秘書の息子に怒鳴り散らしたり、タクシーに乗ろうとしていた老婆を押しのけ先に乗ってしまったりと無慈悲でけちな男。

 そんな彼のもとにテレビ局の前社長があらわれた。しかもその前社長はすでに他界しているはずなのに・・・
そしてフランクにこれから三人のゴーストが訪問すると告げるのであった。

 その言葉通りフランクの元に「クリスマスの過去の幽霊」があらわれ、彼に自分の子供時代の様子を見せる。その頃はクリスマスで近所の家はどこも飾りつけがされて賑やかだったのに、自分の家だけは真っ暗だった。フランクはその頃からテレビに夢中で、貧しい実生活をまるで逃避するかのようにしてブラウン管かじりついていた。その頃の自分や自分の親をみて彼は思わず泣いていた。

 次に「クリスマスの現在の幽霊」があらわれ、彼を現在の彼の知り合いの姿をみせた。声がでない息子をもつ秘書の家庭。実の弟夫婦の家庭。どこも質素だが、幸せに満ちたクリスマスを過ごしている

最期に「クリスマスの未来の幽霊」があらわれる。そこでフランクがみせられたのはなんと自分の棺桶とその側で悲しむ弟夫婦。フランクはパニックに陥り、自分の今までしてきたことを反省するはめになる。


コメディとしては腹の底から笑えるというシーンはないが、物語はとても暖かいものがある。ちょっとくさい場面もあるが快作である。ラストでは生特番のラスト近い場面で、フランクが飛び入りでカメラの前に姿をあらわし、人生について語りはじめる。いつの間にそれが歌の大合唱になり、フランクもといビル・マーレーはスクリーンの前の私達にも声をかけ幕を閉じる。


紅の豚
フランス語版です  友達に借りて見ました 
「紅の豚」はPorco Rossoという題名で1995年6月21日からパリ、リヨンなど合計15館で公開されました。当時のキャッチコピーは"Un Pilote De Lefende Porco Rosso (伝説のパイロット ポルコ・ロッソ)。
声の出演に あのジャン・レノがでています
観客動員数は6万人強でヒットとはいえなかったが、フランス文部省と文化庁のもとで映画誕生100周年記念行事として組まれた「学校と映画、第2世紀の子供たち」というプログラムに選定されたことにより、現在でも子供達を対象に解説つきで上映されています。*1

宮崎監督は「グレート・ブルー」を見て以来ジャン・レノのファンで、英語版でもレノにポルコ役をやってもらいたいと言ったといわれています。

レノは「この作品自体に私は非常に魅せられました。ポルコの姿、ポルコのストーリーが私にはとても感動的だったんです。ポルコになりきって演じました」「ポルコの顔が豚であることは僕にとっては問題ではなかった。外見にかかわらず、心は美しく、ロマンを持っている。「紅の豚」のそこが僕の心を打ちまし。」「大変すばらしい映画で、参加できてよかったと思います。音楽もとてもよて、実は一部カセットに入れて、車でよく聞いているんです」と言っているそうです

受賞
「紅の豚」は1993年アヌシー国際アニメーション映画祭で長編映画大賞を受賞しました。
 
1920年代末、世界恐慌の嵐が吹き荒れるイタリアと、バルカン諸国に囲まれたアドリア海。そこでは、食い詰めた飛行艇乗りたちが空賊となって暴れ回り、そんな彼らを追う賞金稼ぎたちとの間で、連日のように激しい戦いが繰り広げられていた。中でも空賊が恐れていたのは、かつて空軍の英雄だったポルコ・ロッソ。彼は軍に戻ることを拒み、自分で自分に魔法をかけてブタになってしまったが、パイロットとしての腕前は全く衰えていなかった。そんなポルコを疎ましく思う空賊連合は、ミスター・カーチスという男を雇ってポルコを叩きのめそうとするが…。

皆さんご存知の宮崎駿監督が、自分の理想の"かっこいい男"を描こうとして作り上げた名作アニメ(1992年製作)。ストイックな人生を送る謎の主人公・ポルコを"中年のブタ"にした設定、様々なデザインの飛行艇、青春時代を共にすごした美女・ジーナと修理工場の少女・フィオとの3角関係など、ハードボイルドとロマンスが見事に融合した大人のためのファンタジーとなっている

因みに 英語版も公開されていますが 声優の演技がひどい様です
アメリカ公開では あのディズニーが配給を申し出ているとのこと その時には新たに 声を入れるそうです

インタビュー・ウィズ・バンパイア
トム・クルーズ、ブラッド・ピット、アントニオ・バンデラスとハリウッドの若手人気スターが総出演。ヴァンパイアたちの美しくも悲しい愛憎劇。現代のサンフランシスコ、美しい青年ルイがインタビュアーに自らの半生を語り始めた。それは恐るべき内容だった。18世紀末、最愛の妻を亡くし絶望の淵に沈むルイの前に現れた吸血鬼レスタト。レスタトによって永遠の命を与えられたルイだが、人間の心を捨てきれずに苦悩する。ある夜、少女クローディアと出会ったルイは衝動的に彼女の命を奪ってしまい…
なかなか 感動する作品です ブラビまたは トム・クルーズファンじゃなくても お勧めできる作品です

フランダースの犬
ベルギーのフランダース地方の小さな村で暮らす少年・ネロは、貧しいながらもいつかルーベンスの絵を見ることを夢見て暮らしていました。ある日、ネロは主人に虐待され捨てられたパトラッシュという犬を助け、介抱してあげます。そしてネロとパトラッシュは共に暮らすようになり、深い絆で結ばれていきます。しかし、ネロの絵を描きたいという夢が村の人々との間に溝を作ってしまい…。数々の名作を生んだTVアニメシリーズ「世界名作劇場」の中でも最高の人気を誇る「フランダースの犬」を90分に再編集。あの名作をお手軽に鑑賞することが出来る、感動の総集編です

アウトブレイク
昔アフリカで、皮膚が腫れ、からだじゅうの穴から出血して無数の住民が死亡するという奇病が発生した。それから十数年の時を経たアメリカで、同じような症状の患者が出現。正体不明のウイルス感染は瞬く間に広がり、住民はパニックに陥る。感染を食い止めるため、軍隊が派遣され町は破壊されようとしていた。軍医学研究所のリーダー、サムは、感染原因を突きとめようとするが、その過程で恐るべき謀略を知る。感染はさらに広まり、町の破壊は刻一刻と迫る。
パニック・アクションの傑作ですが ダスティン・ホフマンとレネ・ルッソの愛情劇も見所です

アマデウス
モーツァルトを殺したのは、私だ…」1823年冬、ウィーンの精神病院でかつての宮廷音楽家アントニオ・サリエリは、意外な告白を始める。天才に翻弄された凡庸な宮廷音楽家アントニオの目を通して描かれる、モーツァルトの真実の人間像とは…。
ピーター・シェーファーの戯曲をもとに、楽聖モーツァルトの死の謎とその生涯を豪華絢爛な演出&音楽でつづる、アカデミー賞8部門受賞の超大作です
ある日、死刑囚専門の監獄で看守主任を務めていたポール(トム・ハンクス)の元に、
少女二人を殺した罪でコーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)が送られてくる。
その外見とは裏腹に子供のように純粋な心を持つ彼は、不思議な力でポールの病を治す。
次第に彼が無実であることを確信していく看守たちであったが・・・・

これほど3時間という時間を短く感じさせてくれる映画は無いといっていいかも?
それほど、内容が濃く、素直に見ていれば物語りに引き込まれていくことまちがいありません
でも 最初の方がだれ気味かな?(笑)

とても切ないストーリーですが、心に残る一本となりました
失ったのは子供の頃に描いた夢…?ディズニーとブルース・ウィリスが贈る奇跡と感動のピュア・ストーリー。

ラス・デューリッツは、40歳を目前にした独身で有能なイメージ・コンサルタント。まるで絵に描いたような成功を収めている彼のモットーは"時は金なり"。富と名声のためなら過去は捨て、他人を寄せ付けず、たった一人の肉親である父親とも疎遠状態というイヤな男だった。そんな彼の目の前に、ある日突然ちょっぴり太り気味の少年が現れた。彼の名は"ラスティー"。それはラスの子供時代の呼び名…その少年の正体は数日後に8歳の誕生日をむかえる昔のラス自身=ラスティーだった!しかしラスティーは人生の成功者となったはずのラスを見て、自分が夢見ていた大人になっていないことにショックを受け幻滅してしまう。お互い気に入らないもの同士だったが、ラスは今の自分が子供の頃に望んだ夢を何ひとつ叶えていない事に気づき、人生の意味を見失い始める。やがて、答えを探す2人の前に謎を解く鍵を握る人物が現れ…
過激な捜査ぶりをかわれて麻薬課から殺人課へ、闘いの最前線へ踊り出た男、マーチン・リッグス。人は彼をリーサル・ウェポン「人間兵器」と呼ぶ。一方、齢50の坂にかかろうとする温和なベテランの黒人刑事ロジャー・マータフ。およそ共通点のないはずのこの二人が、ひょんな事からコンビを組まされ、L.A.を震撼させる麻薬組織に飛び込んでいく。メル・ギブソンとダニー・グローバーが挑んだ痛快ハード・アクション シリーズの中では 1番好きです
活劇あり笑いありの痛快ポリス・アクション第2弾。ロス市警の最強コンビ、リッグスとマータフが巨大麻薬組織に挑む。麻薬シンジケートの黒幕は南アフリカの駐米大使だった。外交特権と警察力の駆け引き、そして仲間が一人また一人と殺されて、遂にマータフにも生命の危険が・・・でも シリーズ中では いまいちかな?(笑)
銃撃戦はもちろん、高層ビルの爆破や決死のバイク・ダイブなどなど、スリル満点のアクション満載の人気シリーズ第3弾。退職を目前にしたマータフは、警察の武器をギャングに横流ししている重大犯人を追っている。このヤマを片付けなくては退職なんてできないマータフ。タフガイのリッグズとともに最後の事件解決に挑む
6年ぶりに復活。メル・ギブソン、ダニー・グローバーを筆頭に、ジョー・ペシ、レネ・ロッソなどメンバーが勢揃いした人気アクション・シリーズ第4作。
今回は、後輩刑事役で全米人気のマルチ・タレント、クリス・ロックが新参加。さらにシリーズ最強の敵であるチャイニーズ・マフィアのボスに、これがハリウッド・デビューとなるカンフー・アクションの達人、ジェット・リーを起用!これまでにない凄まじいアクションシーンにコメディの要素もパワーアップ。中国政府軍さえも巻き込んだ恐るべき犯罪プロジェクトに、リッグスはどう立ち向かうのか!?ラストまで息もつかせぬハイテンション・ムービー
はっきり言って シリーズ全部見ましょう それじゃないと 面白さが判らないかも・・・何故 結婚を渋っていたのかとかね
地球は繁栄を極める機械化人と貧窮する人間とに2分化していた。
鉄郎はメガロポリスの駅で999のパスを盗むが警察に見つかり追われているところを謎の美女メーテルに助けてもらう。
メーテルは鉄郎に、999のパスをあげる代わりに自分をアンドロメダまで連れて行ってほしいという。
機械の身体が欲しい鉄郎はその約束を交わし、メーテルと共に地球を出発する。
鉄郎は地球で、機械伯爵の人間狩りによって母を殺されており、機械の体を手に入れて機械伯爵を倒したいのだった。
途中、タイタンでトチローの母に会い戦士の銃を手に入れた鉄郎は、トレーダ分岐点で機械伯爵の時間城に潜りこみ機械伯爵を倒す。
しかし、生身の体の大切さに気付いた鉄郎は、このまま旅をつづけ終着駅の機械化母星に行って機械化帝国を滅ぼす決意をする

時代の価値観や風俗を追った作品がたちまち陳腐化していく 一方で,昔からあるタイプの物語であるこの作品は今も輝きを失っていない。作品の命は表面的な演出とは無縁の所に潜んでいるということか。甘くてもいい。古典的でもいい。何年たっても大切にしておきたい何かをたっぷりと持ち合わせているこの映画は,おいらにとっても大切な1本です
一見古いようでいて実は長い命を保つ名作の秘密は,この映画のそこかしこにあふれている。劇的で波乱に満ち,美しくて懐かしい。遠い追憶の彼方に去ったようでいても心を向ければ速やかによみがえってくる。ここでは"古典的"というのは"不朽である"ということに等しいと思います。

ラストシーンの夕陽は名作のみに許される美しさです
ワンピにも共通するテーマが隠されている様に感じるのは おいらだけでしょうか?
地球は、機械化人と人間の戦争が激化し廃墟と化していた。
戦っていた鉄郎の元に"999に乗りなさい"というメーテルからのメッセージが届く。
仲間の助けにより999に乗った鉄郎は、停車駅のラーメタルで機械化人と戦う同志ミャウダと出会い、メーテルがプロメシュームの後を継いでいることを聞かされる。
メーテルと再会した鉄郎は、終着駅の大アンドロメダに到着。
そこでエネルギーカプセルの大量生産工場を見せられる。
その中にミャウダの亡骸を見つけた鉄郎は工場を破壊し始め、メーテルと共にプロメシュームを倒そうとする。
しかしサイレンの魔女が近づいていることを知り、大アンドロメダを後にする。
黒騎士ファウストとの決戦の末、魔女の重力圏から脱出に成功。
機械化帝国は全ての魔女に飲み込まれプロメシュームの小惑星だけ残ってしまう

何度見ても良いのはこちらも同じ!
しょっぱなの地球を飛び立つまでの話を見ただけでもう涙ボロボロで、"あ〜、見て良かった!"と思いましたよ。
あのおじさんのセリフ&シーンがもう感動です
今回の鉄郎はちょっとハーロックが入っていてカッコ良くなっている。
メーテルも更に美しさに磨きがかかった感じで、私としては非常に嬉しい限りです。
そして、毎回そうだが、ハーロックの登場のタイミングが実に素晴らしい!
鉄郎、監視されてるんじゃないの?っていうくらい絶妙なタイミングで、あの広い宇宙のどこからでもやってくる。
おいしいところ全部持って行ってます。
でも、それがハーロックだから許しちゃう

おいらってば DVD買い過ぎ・・・・~(=^‥^A アセアセ・・・