No.257 ベタ・インベリス
2023.1
色画用紙

100円ショップで色画用紙を売っていたので、久しぶりに本当の紙でペーパークラフトをやってみた。でも圧倒的に色数が足りなかったのと、思いのほか目が悪くなってて、なかなか難しかった。あまりメリットも感じなかったので、たぶんもう実際の紙ではやらないと思う。





No.258 カンディル
2023.2
フォトショップ イラストレーター

2021年に、1987年に描きかけていたエレファントノーズを描いたが、それと同じスケッチブックにカンディルのラフスケッチがあった。描ければ面白そうだと思ったけど、なかなか難しそうなので時間がかかった。当時のラフそのままではなくペーパークラフト用に描き直している。
カンディルの微妙な色彩はペーパークラフトでは表現しづらいので二色の色分けで表現してみた。
強い水流を表現するために久しぶりに渦巻きを使ってみた。元気なタイガーショベルがカンディルに食べられることは無さそうなので釣られているのかもしれない。





No.259 ヤリタナゴ〜柳川の風景
2023.3
フォトショップ イラストレーター

去年描いた「冬のカネヒラ」と同じ場所、柳川の初夏の風景。冬芽だったコウホネも元気に伸び黄色い花をつけている。タナゴはこんな時でもなければ描かなそうなヤリタナゴを選んでみた。婚姻色が出ているとはいうものの、ペーパークラフトだと、どうしてもキレイすぎになってしまう。





No.260 オオヨコクビガメ
2023.4
フォトショップ イラストレーター

ネグロ川の白い砂州で集団で甲羅干しをするオオヨコクビガメ。昔、アマゾン紀行の文章で読んで想像していたイメージ。遠くを望遠レンズで覗いた感じを出したかったが、あまり上手くいかなかったかもしれない。オオヨコクビガメは資料が少なく、甲羅がのっぺりしているので表現が難しかった。





No.261 少年とアクアライフ
2023.5
鉛筆 フォトショップ

年長読者としては、たまにはこういうのも描いたほうが良かろうということで、お父さんのアクアライフを見させてもらう少年を水彩画をイメージして描いてみました。でもこのアクアライフは1980年9月号で、この子のお父さんが買ったにしては、かなり前すぎる気もするので、お父さんもそのまたお父さんから譲り受けたものかもしれません。ちなみにこの号はシゲマツの絵が初めて掲載された記念すべき号だったりします(笑)





No.262 雨蛙
2023.6
イラストレーター

この時期、4月に脱臼した肩の筋が切れかけていて手術が必要とわかりテンションガタ落ちだったので(笑)あまり複雑な作業をやる気になれず、イラストレーターだけで完結できる作品を描くことにした。アマガエルとギボウシと夕立の組み合わせはすっと前から描きたくて、資料も集めていたのですが、年賀状だけ描いていた10年ほどは、季節が合わないので見送っていた。今回は時期もピッタリだったので描きやすかった。





No.263 スナイソギンチャクとハクセンアカホシカクレエビとカワハギ
2023.6
イラストレーター

上の雨蛙を描いて少しだけテンションも上がったので(笑)2021年に描いてから気になっていたスナイソとカクレエビをあらためて描いてみた。
何が気になっていたかというと、元々イラストレーターのブレンドがイソギンチャクにピッタリだったから始めたのに、今使っているイラストレーターのバージョンではどうしても上手くいかなかったのでフォトショップやってしまったことと、せっかくカクレエビを描いたのに、なぜクリーニングを取り入れなかったのかということ。なので今回は昔のイラストレーターを引っ張り出してきてスナイソの部分を描いた。クリーニングに来たカワハギを普通に描いても面白くないので、普段はあまり描くことがない正面から描いてみた。





No.264 スナイソギンチャクとハクセンアカホシカクレエビとキタマクラの幼魚
2023.6
イラストレーター

上の絵を描いてからキタマクラも捨て難かったので、ついでに描いてみた。魚の大きさに会わせて全体のバランスも変えている。結果的にこっちのほうが出来が良い気がする。まあ、後のほうが出来が良いのは良くあることです。





No.265 流木とシイラ
2023.8
イラストレーター フォトショップ

大海原を海流にのって漂う巨大な流木。ビッシリと付着したエボシガイが漂流の長さを物語る。寄る辺のない大海原で巨大な流木はオアシスのよう。周りにはプランクトンがただよい、それを求めて小魚も集まってくる。回遊してきたトビウオの群れも流木をめざしていたが、そこには大型の捕食者たちが待ち構えていた。流木の下のほうにはツムブリの群れが二本の青い線を輝かせ、表層では青い胸びれが目立つシイラの群れがゆっくりと流木のまわりを回っている。シイラは近づいてきたトビウオたちに猛然と襲いかかり、トビウオは空中へと飛び立った。・・・そんな流木つきのシイラの話。





No.266 ブラックアロワナとピラニア・ナッテリー
2023.9
イラストレーター フォトショップ

1986年に描いた「ブラックアロワナとピラニア・ナッテリー」(現「アロワナとピラニア」)のリベンジ作品。当時ブラックアロワナの成体を見たことがなく、資料も少なかったので、かなりの部分を想像で描いたが、ブラックアロワナを良く知ってから見ると全然ブラックアロワナじゃない(笑)それでいつか本当の「ブラックアロワナとピラニア・ナッテリー」を描きたいと思っていた。
昔とピラニアの向きが違うのは、こんな感じだったっけ?と昔の作品を見ずに描いたラフスケッチがこっち向きだったため、現在の感覚でこの向きに仕上げた。





No.267 秋のカネヒラ〜柳川の風景
2023.9
イラストレーター フォトショップ

柳川の風景シリーズ。去年冬のカネヒラを描いたので、秋の婚姻色のカネヒラを描いてみました。





No.268 ジュゴンの親子〜大航海時代
2023.10
イラストレーター フォトショップ

2003年に描いたジュゴンがイマイチだったので同じ設定で描いてみました。今回バックはペーパークラフト、ジュゴンは粘土で制作ということでやってます。





No.269 コロソマ
2023.11
イラストレーター フォトショップ

アマゾンの沈水林、樹冠の木の実に集まって来たインコやオマキザルが落した実を食べるコロソマは、ずっと前から描きたかった題材でした。木の上と水中の出来事をどうやったら一枚の絵として描けるのかわからず何年も描けずにいたのですが、このところ水中と水上を同時に描くことをやってきたので、やっとイメージをひとつの画面におさめることができました。





No.270 ドラゴンフイッシュ
2023.12
イラストレーター

ふだんは干支をテーマに年賀状を描くことはあまりないが、今回はちょっとした思いつきでドラゴンフィッシュを龍に見立てて描いてみた。こんな機会でもなければドラゴンフイッシュを描くことはないと思うので、魚としては好きな魚なので描けて良かった。日本のワラスボは馴染みがあるので、いつか描いてみたい。





No.271 コロソマ2
2023.12
イラストレーター

No.269でコロソマを描いたが、最初考えていたのとはだいぶ違う表現になった。本当は歯をもっと描きたかったのだが、実際には下アゴの歯は見えないのでやめていた。(本当は上アゴの歯も見えないと思うが)でもやっぱり描きたくなったので、当初考えていたレイアウトで描いてみた。インコもボウシインコを描きたかったが、葉の緑と同化してしまうのでやめていたが、今回、朝の風景にしたことで葉の色が暗くなったのでアオボウシインコににてみた。実際は見えないものでも描けるのが絵の良い所。リアルを求めるなら、わざわざ絵を描かなくても写真でいい。





No.272 エッシャー幻影 ヒョウモントカゲモドキ
2023.12
イラストレーター フォトショップ

大好きなエッシャーの作品に平面の絵から立体のワニが出てきて、また平面に戻っていくというのがある。それをヒョウモントカゲでやってみたいとずっと思っていた。今回、時間があったのでやっと仕上げてみることにした。最初はエッシャーの作品に似せて鉛筆げ仕上げようかとも考えたが、ペーパークラフトでやることにした。ただ本から出てきて一周して戻っていくだけでは面白くないので、レッドローチを追いかけて本から出てきて、本の中に入ったレッドローチを追って自分も本の中に入っていくというストーリーにしてみた。バックにはシゲマツ愛用に品々をちりばめてみた(笑)





No.273 ゼブラキャット
2023.12
イラストレーター

久しぶりに黒バックシリーズをやってみたくなったのでザブラキャットを描いてみた。黒バックシリーズは何が描きたいかよりも、黒バックにして効果的な魚を選ぶ必要があるのが難しい。それとバックに溶け込む黒い部分と、浮き上がる白い部分が適度にないといけないし、輪郭が想像できる程度に白い部分がないといけないので魚種選びがすごく重要。今回、頭の部分の輪郭が無いのが問題だったが、輪郭を描いてしまっては黒バックの面白味が半減してしまうので、アクアリストなら想像出来るだろうということで、そのまま溶け込ませてみた。

ちなみに、これを描いた後、肩の手術のため1ヶ月入院した。





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