作業の省力化のため去年のベースを
そのまま使用しています。
お見苦しくてすみません。

No.287 コロンビアクジャクガメ
2025.1
イラストレーター

黒バック溶け込み系の絵を描こうと思って、どの魚にするかいろいろ悩んでいて、インペリアルゼブラプレコなんか良いのでは?と思ったが、少々白い部分が多過ぎて溶け込みの面白さが出しにくいと思った。
それで、これまで魚はやってるけど、魚以外はやってないなぁと思って、模様が面白いコロンビアクジャクガメを描いてみた。昔はいわゆる「ミドリガメ」としてミシシッピアカミミガメと共に結構輸入されていた。シゲマツが最初に買ったミドリガメはこのコロンビアクジャクガメだった。当時のキャッチフレーズだった「アマゾンのミドリガメ」とはまさにこのカメのことと言っていいかもしれない。




No.288 インペリアルゼブラプレコ
2025.1
イラストレーター

一旦は白い部分が多過ぎて黒バック溶け込みには魅力に欠けると思い見送ることにしたが、ヒレに透明感を出せば面白くなるかもしれないと思い仕上げてみた。思ったとおり面白く仕上がったと思う。






No.289 大正三色と昭和三色
2025.2
フォトショップ イラストレーター

前々回、黒バック溶け込みで描いていて、大正三色と昭和三色を黒バック溶け込みで描いてもおもしろいかもと思ったが、黒バック溶け込みでやるには大正三色は白すぎるし、昭和三色は黒い部分が多すぎる。それに赤い部分をグレーでやっても面白味がないので一旦は諦めた。でもテーマは悪くないのでペーパークラフトで紙による黒の違いや質感の違いで表現してみるのも面白いと思ってやってみた。以前、昭和三色を描いたときは白い部分が多い近代昭和だったので、今回は黒い部分が多い昭和らしい昭和三色を描いてみた。





No.290 パンサーカメレオン
2025.3
フォトショップ イラストレーター

画家リスペクトシリーズ、ムンク「叫び」をテーマにした作品。
「叫び」の舞台はノルウェーですが、夕日を単体で見るとシゲマツにはマダガスカルを連想させた。それでムンクが自然の叫びと感じた夕日と暗く落ち込む木の葉の中に実を潜めるパンサーカメレオンを描いてみた。





No.291 エメラルドツリーボア2025
2025.4
フォトショップ イラストレーター

45年前、シゲマツがALに絵を送り始めたころは、まだ図鑑や雑誌しか資料がなく、アマゾンの風景もたまにテレビで放送されるものなどを参考にするしかなかった。しかし、その分、想像を駆使して自由な発想で描けていたように思う。1981年に4作目として描いた「エメラルドツリーボア」のような作品はもう今じゃ描けないなぁ……なんて考えていたとき「じゃぁ、いっそのことそのまま描けば良いんじゃない?」と思いつき、まったく同じようにペーパークラフトにしてみた。当時はモノクロだったのが心残りだったのでカラー化出来たのも良かった。




No.292 A オヤニラミ〜柳川の風景
2025.5
フォトショップ イラストレーター

柳川の風景でオヤニラミを描いてみた。オヤニラミは1981年と1997年の2回描いていますが。どちらも産卵シーンだったので、今回はオス同士、タマゴを守るオスと縄張りに侵入してきたオスを描いてみました。今回特に描きたかったのは威嚇するときのオスを正面から見るとエラ蓋の目玉模様が張り出してギョロ目に見えるところ。ですが、実際ほどのギョロ目を表現するのは難しかったです。
実は1997年版の舞台はこの場所で、地元ではセエベエと呼ぶオヤニラミもタナゴなどと一緒に釣った場所でした。それで今回少し横巾をオモダカが生えているところまで広げてみました。どうせなので1997年版の要素もいろいろ詰め込んでみました。
右の個体は口を広げて威嚇する姿にするか、それともオヤニラミらしいシルエットにするか迷って、結局こちらにしたのですが。迷うくらいなら両方作れば良いのでは?と思い、下のBパターンも作ってみました。



No.292 B オヤニラミ〜柳川の風景
2025.5
フォトショップ イラストレーター

上を参照。

1997年版はAL誌の第8回カラーイラストコンテスト用に描いた作品ですが、なかなか仕上かたが決まらないうえ、当時仕事も忙しく全然とりかかることが出来ず、ギリギリでやっと、とりあえず色を決めようと色エンピツで仮塗りを始めた矢先、夜中にデザイン会社の社長が草野球でケガして入院するという電話が入った。当時会社で働いていたのはシゲマツひとりだったので、これはもう考えていた仕上げは無理だと思い、その日一晩で色エンピツだけで仕上げるしかなかった。なかなか苦い思い出がある作品なので、今回作れて良かった。(笑)





No.293 アマゴ
2025.6
フォトショップ イラストレーター

夏らしく渓流のヤマメでも描こうかと思ったが、ヤマメは前に描いたことがあるのでアマゴにしてみた。イメージは子供の頃に行った北部九州の渓流。緑は濃く、川面にはミヤマカワトンボが飛んでいる。渓流の渦を巻く水流は、いろいろ試した結果いままでにない表現でやってみた。





No.294 A イシダイ(幼魚)
2025.7
イラストレーター

2009年にダトニオを切り絵で作ったとき、切り絵だとイシダイっぽいなぁと思って、イシダイを切り絵でやってみても面白いかもと思っていた。でも白黒がハッキリしているのは幼魚のころなので、どうしたものかと考えているうちに年数が経ってしまった。今回は黒バック溶け込みでやりたかったので、ヒレの部分はグラデーションをかけてバックに溶け込むようにしている。普通の切り絵でやったら、というのも興味があったので、バックに溶け込まないBパターンとして作ってみた。

Bパターンはこちら 



No.295 A イシダイ(成魚)
2025.7
イラストレーター

幼魚だけというのもなんなので、イシダイの成魚も作ってみた。釣り人にはクチグロといわれている大型のもの。溶け込む部分が口元しかないので、黒バック溶け込みとしてはイマイチ向かない。老成魚になると、ほとんど体の縞は消えてしまうけど、完全に無いのも絵的に面白くないのでうっすらと残ってるくらいにした。

Bパターンはこちら



No.296 イシガキダイ
2025.7
イラストレーター

イシダイを描いてみて、ついでにイシガキダイも描いてみようと思ったものの、地が白なのでハッキリ見え過ぎて面白くない。切り絵ならそれでも良いようなものだけど、黒バック溶け込みでやりたいのでどうしたものかと考えて、思い切って影を落して無理矢理溶け込ませても面白いかもと思ってやってみた。





No.297 ノーザンパイク
2025.9
イラストレーター フォトショップ

ノーザンパイクはずっと描きたかった魚。2001年に一度、ノーザンパイクとカイツブリを描いているけど、そのときは奇をてらってパイクを水中の影だけで表現していた。今回はちゃんとパイクを主体で描きたかった。北米の湖が舞台で、クビナガカイツブリのヒナを狙っているところ。ノーザンパイクは飼ったことがあるので、獲物を狙うときの表情を思い出しながら描いてみた。





No.286 ピンクテールカラシン
2024.12
イラストレーター フォトショップ

中米からアマゾン北部あたり。細い支流の明るい川べりには、流木の枝でヘビウが濡れた羽根を乾かしている。水中では上層を虚ろな目をした大型のピンクテールカラシンの群れが、ピンク色の鮮やかなヒレを閃かせながら高速で泳いでいく。





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