ドラック・テストでゴー、ゴー、ゴー!!の巻 |
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「ボディビルディングは身体を作るスポーツである。 健康でなければ意味がない! もちろんその中には筋肉をいかにして発達させるかという要素 も含まれているけれど、それだけではないことは確かである。」
てなワケで、毎年大会シーズンになると決まって・・・ 「あの人はドーピングしているですよね!」 「あの選手はドーピングしているんですか?」 「あの選手はドラック・ユーザーなんでしょ!」 というような質問を頻繁に受けるんどすな。 昨日もジムでマッスル・マニアらしき方にあの選手ってステロイド を使っているでしょ。というような、うっとうしい言葉を突然投げかけ られて苦笑しながらも、そんなことないんじゃないの!使ってない でしょう ーと、まゆをひそめつつ返答した俺なのだが・・・。
そんなところから、ドラック・テストについてなんだけどさ、思うに、ドラック 禁止の大会であるとすれば、選手にとって信頼と限界が天秤にかけられ ているような状況では自分の可能性を追及できないよね。
『ドラックを使わなきゃやってられない。と言うような選手の信頼!?』 (ちなみに、そんな愚痴を言いふらす奴は一流のボディビルダーに はなれんけどね。) そこで、選手が皆同じ土俵であるというようなクリーンな状況を作るのに 俺が考える一つの改善策として、ドーピングの陽性者に対する資格停止 や罰則金の規定のみならず、できることならば、地方大会でも上位3名 の入賞者もしくは優勝者はドーピング・チェックを義務づけ、さらに全日本 選手権の入賞者は全員ドーピング・チェックを実行し、その大会入賞者 は全員、オフシーズンでもオンシーズンでも抜き打ちドーピングを受けさせ その経過や結果を専門誌を通じて逐一報告させる。 そんなテストの真偽性を高めるような方法を探し出し、選手ファンの意識 からドラック・テストの是非感を一掃することがこの競技のさらなる普及の ために必要だと思う。
(もちろん全てのボディビル連盟の管理体制がしっかり していないなどと声を大にするつもりは毛頭ないし、又 その提案はお金(検査費用)のかかることゆえ、あくまで 「言うは易し!」なんだけどね(;¬_¬) )
でもさ、勝ち負けを追及する志向のチャンピオンスポーツとしては、同じ土 俵のなかで、ひとつのルールで勝ち負けを争うわけで、ドーピング問題の 解決は間違いなく効果のあるものだ。したがって、禁止するなら禁止する ということでそのルールを徹底する必要があると思うんだ。
つまり、ルールは守るために存在するのか、それとも守らせるために存 在するのかよくよく考えて欲しいんだね。
ちなみに、ボディビルがメジャーになるには、あくまでもアマチュアとして頂点 に立つことが先なのか、人々の賛同を得ること、多くのスポンサーを獲得する ことが先なのかということになるんだけど、ナチュラルの大会(ドーピング使用 者ゼロの大会)であるならばその選手のパフォーマンスの基盤となっているの は健康と信頼なわけで、お互いが健康であり、自分の成長を披露することの 喜びを堂々と表現するということが強調されている方向性ならアマチュア・スポ ーツとしては良い方向に進むと思うんだよね。
「もちろん、ルールとモラル、そして勝利への執念の相関関係 には一言では言い表せない難しいものがあるけど、ドーピング 問題を語らずしてアマチュア・ボディビル競技の普及は難しい と思うぜ。特に “ 日本 ” ではね。」
まっ、ドーピングに関しては人それぞれのご意見、言い分がある と思いマッスル〜(^_-) バイセップスマン高橋
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