いよいよ始まった特攻舞台Baku-団第4弾公演 Live my Place!
今回は役者としても出演するGOが、その稽古風景や制作風景をお送りするぞ!
できる限り、、、毎回更新。



 9月22日(日) 10月9日(日)  10月10日(木) 10月12日(木) 10月13日(木)  10月16日(水) 10月17日(木) 10月19日(土) 10月20日(日)  10月23日(水) 10月24日(木) 10月26日(土) 10月27日(日)  10月30日(水) 10月31日(木) 11月2日(土) 11月3日(日) 11月6日(水)  11月23日(土) 11月24日(日) 11月27日(水) 11月28日(木) 11月30日(土)  12月1日(日) 12月2日(月)

9月12日(木)

0912 さて始まりました。特攻舞台Baku-団の第4弾公演 『Live my Place!』の稽古場日記! 
 今回は役者として舞台に立つ、この僕、GOがその稽古場風景をお送りしていきます。 いや〜どうなる事やら。
 
 今日はとりあえず、読み合わせ!  
演劇を余り知らない方に説明しますと、『読み合わせ』とは、台本を読んでイメージ作りをする稽古なわけです。
逆に台本を離して、実際に立って稽古するのを『立ち稽古』、台本を片手に立って稽古をするのを『半立ち稽古』なんて言うのです。
結構そのマンマですよね、、、、、、、。

 写真に写ってるのは、今回出演してくれる、鈴木洋平、大スミ有、粟賀ジュンの御三方。前回公演『病的船団 ships of diseases』にも出演してもらった彼等は連続出演と言う事で、 ゆったりと身体をほぐしておりました。
そういや今回は出演者がなんと怒濤の15名!!

多っ!



 その 1/15 が僕なわけです。ドキドキ。
 それだけ役者が多いと、読み合わせもかなり濃密度。はたしてどんな作品が出来上がるか、今から楽しみです。
 まあ書き上げた僕的には、『楽しさ』をひたすら追求した作品です。前回の公演がかなり真面目だったからその反動かもしれません。

 あれ、何か稽古場日記っぽくないなあ。僕の手記みたいで、、、
ま、まだ始まったばっかりなんで、この具来で勘弁して下さい。その内、全貌も見えてきますので。
では、では。次回をお楽しみに。

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9月22日(日)

0922   毎日更新! のはずが、、、ええ、やっとこさ2回目です。
これだけ見るとまるで10日間も稽古をしてなかったみたいですね。
そんなことないんですよ。ちゃんと、やってますよ。ただ、僕がさぼってたわけでして、、、、はい。すいません。

さて、今日は遂に最後まで難航していた配役も完全決定! 
写真を見てもわかる通り、大人数での読み合わせ。
、、、、、、の前に、お互いの名前を覚えるためにも軽いコミュニケーションをかねたゲームをやってみる。
いや〜、15人も把握するのって大変。

演出の指事に従いながら、軽く動きをつけていきます。
いつもはBaku-団マスクの助手的ポジションをとって前から見てるだけの僕も、
今回は役者としてセリフを読むわけです。

緊張しますな。
そんな中、メイン所の谷屋俊輔が負傷!
何やら中耳炎になったとか、、、、
セリフをいう度に耳付近のリンパ腺がはれて痛むとか、、、、
まだ、大して稽古もしてないのに早くもアクシデントかよ!
弱!!!

がんばれ谷屋! 

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10月9日(水)

1009   毎日更新! はもう辞めました(笑)
すいません。病的船団の本番が近く、実際に稽古も休みがち、、、、。
正直スマンカッタ(笑)
さて、久しぶりに再開したLive my Place! の稽古。
 写真は、『みどりのうにょうにょしたもの』から客演してもらってる、うみみ さんと、第2弾公演に出てもらった窪田壮史 さん、そして今回 初参戦の中野さくら さんの御3方。
何だか動きのある写真だったので思わず載せちゃいました。
 ちなみに、うみみ さんも、窪田 さんも最近別の芝居の本番を終えたばかり。中野さんにいたっては、僕らの芝居の直後に別の芝居の本番を 控えているという超多忙な御3方! 
 実はこの3人、劇中でもとある3人組として、チームの演技を魅せてくれます。 初めて組む3人組、これが一体どんな効果をもたらすか、今から楽しみです。
何だかこの写真だけ見ると、走りまくりの、発汗系エンターテイメントのように思われますが、 そんな事はありません(笑)。 結構ダベリまくりの一幕ものです。
 、、、、ちなみに一幕ものとは、芝居中場面が変わらない(昔は幕を下ろして、装置を入れ替え転換していたのですわ) 芝居の事をいいます。あ、でも、今回1、2回は場転(場面転換)するんだった、、、、。一幕ものちゃうやん!

 そういやもうすぐ、各劇場でこの公演のビラがお目見えすると思いますが、その表面によく見ると、役柄のヒントが書いてあります。 ていうか、よく見なくても、めっさ堂々と書いてあります。
いったい誰がどの役か、本番までに考えてみるのも楽しいですよっ!

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10月10日(木)

1010   さて! 今回は毎日更新です! イエイ!
 いきなりインパクトのある写真を載せてしまいました。
特攻舞台Baku-団の看板男優? 谷屋俊輔です。
しかも、with メガネ です。
かれは普段メガネをかけているわけではありません。
じゃあ、役柄上、今回はメガネキャラか? というわけでもありません。

実は、結膜炎にかかったようで、コンタクトを付けられないらしいのです。いやあ、大変だねえ、、って








ダメじゃん!!!



この前、中耳炎になったばっかりじゃん!
また病気かよ! このシックボーイめ!
看板男優がこんなだから、演出のBaku-団マスク氏はいつも困惑しておられます。
ピースしてんじゃねえよ!

いや、よく見たらピースじゃないし、何? それ? その手の形、何?
ぐわし? フレミングの法則? じゃんけんの無敵モード?
ていうか、さらによく見たらメガネ変型して歪んでるじゃない!
さらにいうなら、あなた、映画『オースティンパワーズ』にクリソツ(死語)じゃない!

そんなこんなで今日も稽古は進む(どんなだ!)

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10月12日(土)

1012  さて、いよいよ11月公演まで後40日に迫った、特攻舞台Baku-団、『Live my Place!』。
実は、今日から稽古場日記も役者一人一人に焦点を当ててお送りしようかな、と思っています。
というわけで、栄えある一回目の特集は、特攻舞台Baku-団の癒し系男優? 松枝巧(まつえだ たくみ)です。
 その180センチの長身と、某懸賞生活でお馴染みの有名人、『なすび』似のビジュアルはインパクト十分。
前回公演、『病的船団』では、でずっぱりなのに、ほとんど喋らない、ひきこもりのフルイエ役を熱演してくれました。
さらに、彼はビラやパンフのデザイナーとしても個性を発揮してくれています。

 そんな彼ですが、今回は出ずっぱりの喋りまくり!
しかも話を転がしていく重要な役回り!
加えて、、、、、、あああ! ネタばれになっちゃうけど、、、、(ボソリ)ステージ上であるパフォーマンスをしてくれます。
その年期の入ったパフォーマンスがもう、かっこいいやら、悪いやら!(どっちなんだ!)
『Live my Place!』では、そんな彼のハートフルな演技とステージパフォーマンスに大注目!

そんな彼に、演出Baku-団マスク氏よりコメントを頂きました。

ええ加減、セリフを入れろ! バカモン!

以上です。

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10月13日(日)

1013  稲穂もたわわに実り始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
稽古場日記です。
 さて、今日のトピックは(笑)、役者の大スミ有 さんです。
旗揚げ『Bak-桃太郎』、前回公演『病的船団』と、Baku-団の準レギュラーとも言える彼。
毎度毎度、独特の演技と細やかな役作り(=小ネタ)でお客さんのハートをわしずづかみの彼。
何だか異常に、禍々しい写真ですが、今回の彼の役所もかなり個性的です。
何ですか? 座禅? 修行? ていうか、何のシーンなんだ?
それは、、、、、やっぱ言えねええ!
ま、何の役かは、チラシを見て予想してみて下さい。

ハッキリいって、この大スミ有という超個性的な芝居が見れるのは、今の所、Baku-団だけ!
そして、『Live my Place!』だけ!
皆さん、是非、会場で大スミ有を堪能すべし!!

そんな彼に、演出のBaku-団マスク氏よりコメントを頂きました。

たまには、台本通り演技しましょう。お願いします。

以上です。

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10月16日(水)

1018  紅葉も映える今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
今日も稽古場日記、役者紹介編をお楽しみ下さい。


 今日は、熊本さんですわ。
ええと、前回公演『病的船団』を御覧になった方には、ヒロイン? ポプリ役をしていた女優といえば、 分かりますかね?
 子供っぽい役だった前回に比べ、今回は全く逆ベクトルの役回り。
つまり、凄い大人っぽい役という事です。

ところが、写真見てもらっても分かる通り、

若えよ!

確かに、出演者の中でも1、2を争う程若い彼女。
果たして、どんな役回りで、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?
アニメと蔵馬(某マンガより)と恋の話が大好きな彼女ですが、
そんな彼女に、Baku-団マスクさんよりコメントです。



50メートル走のタイム、13秒は遅すぎです。





確かに遅えよ! え? 100メートルの間違いじゃないよね?
火事とか地震の時、逃げおくれる事必死じゃないのさ!
ピースしてんじゃねえよ! 走れ!

以上です。

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10月17日(木)

1017
 はやいもので、もう10月も半ばを過ぎ、肌寒い季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
稽古場日記です。
何だか、この季節を折り込んだあいさつも板についてきました(笑)

 さて、今回の役者さんは、はい、太田垣さんです。
前回公演『病的船団』を御覧になった方には、拒食症のカイ役を演じた女優といえば、 わかってもらえるでしょうか?
スレンダーな8頭身に、大きな瞳が特徴的です。
 あの時はただでさえ細いのに、役作りの為に減量するという、なんだか昔の農村からさらに米を徴集する悪代官のような 苦行に挑戦。

 

そのうち一揆(=病気)を起こしてしまうのではないかと心配です。



が、彼女はいつもマイペース。そして元気。
なんかいつあっても同じテンションでクールなんだよなあ。
 ちなみに、彼女の役回りは、、、、ああ! 言えねえ! ビラを見て予測して下さい。!
今回もそんなちょっとドライでシニカルで、そして繊細な演技に注目です。
 さて、今回も演出のBaku-団マスクさんからコメントを頂きました。


週当たりの、お酒でベロンベロンになる回数を減らしましょう。




 あなた、いっつも酔っぱらってるじゃない! 
ていうか、たまにはちゃんと電車のあるうちに帰宅しましょう。

以上です。

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10月19日(土)

 さあ、今日は写真がありません。というのも! デジカメの電池が切れ、、、ではなく、パンフレットの写真撮影をしてたからです。
そうです! 毎度毎度、『かっこいい!』『おしゃれ!』『ポスターみたい!』などと好評の、特攻舞台Baku-団のパンフの撮影です。

 この撮影には第2弾公演『CAPSULE V』より、土屋くんというやり手の若手カメラマンに協力してもらい、役者はめっちゃ、男前、女前に撮ってもらいます。 加えて、毎度毎度、作品のカラーにそった風景写真も彼の手によって生み出されます。実際、作家の僕はほとんど面識はないのですが、これほどまでに僕の作風とマッチングするのは、 きっと彼と僕の間に何かしらの共通するものがあるからだと思ってます。なんというか、切なさと、寂しさと、少しの優しさが同居しているような。そんな素敵な写真です。
その写真を用いてパンフレットをデザインする谷屋と松枝も『関西劇団一 かっこいいパンフレットを作る!』と意気込んでいます。

 さて、そんなわけで今回も撮影開始! 当日のお楽しみを残す為、余り詳しくは言えませんが、まあ、15人という役者の多い事多い事!
今回は撮影される側の僕もドキドキ。いったいどんな風に撮れたのか、そしてどんなかっこいいパンフが出来上がるのか、今から楽しみです。
女性陣は入念にメイクをして気合い入れまくり! 凄いっすよね、男の僕も見習わないと。

そういや、公式ページでついにチケットの予約ができるようになりました!
この超美麗カッコヨスギパンフレットが会場で皆様を待ってます! 是非、御予約ください!

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10月20日(日)

1020  そろそろこたつが恋しいこの頃、皆様いかがおすがお過ごしですか? 稽古場日記です。
今日取り上げる役者さんは、、、、はい、そうです。写真の男。僕、水本です。
ちなみに着用してるのは、僕お気に入りのミズノの高級ジャージ! いや、すごいんですこれ、すごいドライ素材なんです。
洗っても、1時間もすれば乾いちゃうんです。余裕で毎日洗濯できちゃうんですよ!

、、、、、、、と、そんな事より僕自身の事ですね。
以前も書きましたが、特攻舞台Baku-団の本公演において僕が舞台に立つのは初めてなんです。
もちろん、客演や、小さなステージに立つ事はあったんですが。
昔は『ハイテンションパワフル男優』として猛威を振るったもんですが、最近じゃもっぱら表方がら一歩ひいてまして。
『俺がBaku-団の舞台に立つ時は、団が危急存亡の秋(とき ※めっちゃピンチの時、って事です)だぜ!』
と啖呵をきっていたのですが、、、、別に今ピンチの状態ではありません。
むしろ人多くて困ってるぐらいなのに、むしろ僕自身が手がまわらなくなってピンチです(笑)
いや、何せ各方面(極少数)から『出て欲しい』なんて要請を受けて、、、、断れないじゃないですか!(嘘)

 久しぶりの舞台。久しぶりのセリフ。やっぱ感覚や肉体がついていかないっす。日々これ精進ですね。
しかも、今回は、ステージ上で心を込めて、、、、、、、おおおおおっと! いけねえ! ネタバレ寸前!
ま、とにかく、何かのパフォーマンスに挑戦するのです。
緊張するわああああ!

そんな僕に、演出Baku-団マスクさんからコメントです。



寝る時に、周囲の人を引かせる程の寝汗をかくのは止めましょう。




しょうがないじゃないですか! 体調悪いんですよ! いっつもギリギリの闘いしてるんですよ!
眠らせろよ! 書き直させるなよ! このクソ演出!! 

、、、、、、、失礼。

以上です。

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10月23日(水)

1020
 そろそろ、各劇場でオレンジ色のポップなビラが見られるようになりました。
そう、『Live my Place!』、もう、11月の公演に向けてフルスロットル稽古中です!

さて、今回の役者さんは、、、、、そう、Baku-桃太郎、病的船団と、その濃い顔とキレのある演技でお馴染みの、鈴木洋平さんです。
彼の特徴はなんと言っても、その長い手足と、日本人である事を疑ってしまいそうなラテン系のディープフェイス。
黙っていればかなりの色男なんですが、一旦演技を始めると、そのテンションの高さで見るものを圧倒してしまいます。
今回はその彼の特徴を大きく利用し、舞台上で凄まじいパフォーマンスをしてくれます。
やっぱり、ネタバレになるので大きな声では言えませんが、そのインパクトたるや、一度見たら忘れられないものになるでしょう。
クールでクレバー、そしてホットな演技に期待大です!
そんな、鈴木洋平さんに、Baku-団マスクさんからコメントです。

自分以外の人をもう少し愛しましょう。




いや、確かにあなた、自分好き過ぎだよ!
服とか化粧水に懲り過ぎ! 鏡見過ぎ! あなたのその自分愛には脱帽もんですわ。

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10月24日(木)

1024
 あれよあれよという間に時が過ぎ、ついに10月も終わりに差し掛かろうとしています。
あいかわらずの、稽古場日記役者紹介編です。
全員紹介し終わる頃には本番を迎えてしまうのではないか、今になって心配です。
ちゃんと、日々稽古しているので御安心下さい。

 さて、今日紹介するのは、またまた『病的船団』より引き続きの粟賀ジュンさんです。
若い役者が多い稽古場の中で、頼れる姉さん的な存在感をかもしだす彼女。
最初にあった時には、「私、女の人の演技できません。男しか出来ません」「スカートはいたことありません。」 と言われ、僕とBaku-団マスク氏を困惑させてくれました。
しかし、そんな彼女も稽古を重ねるうちに大人の色気がムンムンとにじみ出るようになってきました。
いや、大したもんです(えらそうですね)。
きっと、彼女の年期の入った演技が、ポップで軽いこの公演を、ピリリと締め上げてくれる事でしょう。
そんな彼女に、Baku-団マスクさんからコメントです。


あなた、チャリ乗り過ぎ!





 確かに! いっつも遠い稽古場まで寒風吹きすさぶ中チャリンコでやってくる彼女。凄い気合いのはいりようだよ!
しかも、Tシャツ、『斬!』て!
これまた凄い気合いのはいりようだよ! そこんとこ僕も見習うよ!

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10月26日(木)

1026
あ〜、鍋が恋しくなってきましたね。
毎度お馴染み稽古場日記でございます。

 今回紹介するのは、、、、、、、ついに! 最も謎な役者さん、朴友鳩さんです。
Baku-団初参戦の彼。いったい何者なのか? ていうか男なのか女なのか、日本人なのか?
今日は、そんな彼の秘密を一挙公開です!

まず、名前。なんてよむんでしょうか?
正解は、『ボク トモキュウ』です。 ええ? 日本人?
現在は「U・WA・SAの奴等produce」という団体でプロデューサー兼役者として活躍しておられます。
鍛え上げられたその身体と、独特のリズムの感性。
ヒーローショウで築き上げられたその切れのある動き!
ハッキリ言って、ただ者ではないでしょう!
きっとBaku-団の舞台でも、その個性豊かな演技が炸裂する事でしょう!
そんな友鳩さんに、Baku-団マスクさんからコメントです。

まだまだ謎が多いので、個人情報を教えて下さい。




 そうですね。僕も、いっぱい聞きたい事あります。
ていうか、せっかく謎を明らかにするのに、写真、太陽拳じゃん!
いや、筋肉ビーム? デビルアロー? カニのかまえ? ひとり北斗神拳?
素顔だしてよ! 本名明かしてよ! 
果たして、彼がBaku-団にどんな化学反応を起こしてくれるか、今から楽しみです。  

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10月27日(日)


 今日は、初の通し稽古を行いました。
通し稽古と言うのは、分かりやすくいうと、シーンを切らずに最初から最後まで、それこそ通して稽古する事です。
この通し稽古をするタイミングの早さは、僕らのウリの一つで、これを始めない事には全体像が見えてこないのです。

 もちろん、今日は初の通し稽古ですから、当然セリフがつまったり、シーンが止まりそうになりました。
でも、何とか最後まで、中断する事なく通し切ることができました。
大事なのはそこなんですね。とりあえず、一本筋道を通す事で、物語全体の流れやリズムをつかむ。
そして、今の稽古でどこが足りていないか、甘さがあるかをチェックするのです。
それが終われば、また、シーンごとの練習を行い、また通し稽古をします。
僕らはこうして、一旦組み立てては、またバラし、の繰り返しで完成度を高めていくのです。

 ハッキリ言って、面白いです。
これから完成度を高め、細部を検討していく事を考えると、もうたまりません!
しかも、これに様々な装置、道具、衣装、音響、照明がつく事を考えると、、、、もうたまりまへん!
これ程、馬鹿げていて、そしてセンチな物語りはそうはありませんよ!
皆さん、超お楽しみにしてください!  

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10月30日(水)

1030
 ああ、もう10月も終わりなのですね。どうもです。毎度お馴染み稽古場日記です。
さて、今日取り上げる役者さんは、Baku-団初見参!
中野さくら さんです!
稽古の合間をぬって、携帯メールに勤しむ彼女をパチリ!
ん? 誰にメールしてるのかな? どーれ、、、、、
おっと、あやうく情報モラルを逸してしまう所でした。

中野さくらさんは、見ての通りのショートカットで、アニメの用な特徴的な声をもってらっしゃいます。
しかし、その見た目の可愛さとは裏腹に、15人もいる登場人物の中で、決して埋没しないパワフルな役者さんです。

僕自身ももちろん初めての共演になるわけで、ドキドキしております。
劇中では、過去の日記に書きましたが、うみみ さん、窪田 さんと共に3人組として登場します。(ネタバレ注意!)
きっと舞台の上では3人揃って素敵なジェットストリームアタックを見せてくれるでしょう。

そんな彼女にBaku-団マスクさんよりコメントです。


あなた、ちっちゃいよ!




確かに! あなた何cm?
写真じゃ分からないけど、かなりの小柄。
おそらく全役者の中で一番ちっちゃいと思われます。Baku-団には室田憲子という、これまたちっちゃな女優がいますが、 ぜひとも共演する姿を見てみたいものです。

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10月31日(木)

1031
 10月最後の日ですな。はい、10月最後の稽古場日記です。当然ですな。
さて、今日お送りする役者紹介は、写真の彼女、うみみ さんです。
彼女は現在、『みどりのうにょうにょうするもの』というユニークな名前の劇団に所属してらっしゃいます。
しかも、Baku-団員たちの多くが学生時代に所属していた演劇サークルの先輩にあたる方なのです。

うっす! うみみ姉さん、お世話になります! って感じです。

そういや、最近見た彼女の舞台では、スリットの入った、パンツ見えそうなナースの格好をしていたり、超ミニスカート をはいた、パンツ見えそうな天然少女の役をしていたり、スリットの入った、パンツ見えそうな黒皮のSM女王役をしていました。

パンツ見えまくリじゃないのさ!

その反省を生かし(?)、今回の舞台ではロングスカートです(笑)
普段は決してそんな事はなく(当然だ!)、ほんわかとした雰囲気をかもし出しておられます。
そんな彼女が舞台でどんなキレのある演技をしてくれるのか、今から楽しみです。
では今日も、うみみ さんに、Baku-団マスクさんよりコメントです。

チョコレートの食べ過ぎに気をつけましょう




確かに、大好物ですね。
カカオだよ。カカオ好きだよ! うみみさん。
彼女の差し入れには、ぜひ、チョコを。

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11月2日(土)

1102
 11月に入りましたね。何だか急に寒くなってきましたね。しかし、びっくりホットな稽古場日記です。

 さて、今日の役者さんは、写真の彼。窪田壮史 さんです。
Baku-団では、ちょうど1年前、『CAPSULE V』で真っ赤なダビッツ役をやった男優と言えば、分ってもらえるでしょうか。
大きなガタイと、若干日本人を逸脱したマスクと、個性的な演技が特徴的です。
実は、以前紹介した大スミ有さんと共に、劇団非国民 って言うのを結成しているのですが、今だに旗揚げされていません。 っていうか、する気あるんでしょうか?

 今回は前回、前々回と紹介した中野さくら さん、うみみ さんとの3人組で舞台を彩ってくれる事でしょう。

そうですね、3人を黒い3連星に例えるなら、彼はオルテガですね。
ちなみに、僕はドズルですが。。。。
そんな、彼にBaku-団マスクさんよりコメントです。

真面目に生きよう。




何も言う事はないです。その通りです。

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11月3日(日)

1103
 文化の日! 稽古場日記です。
とうとう本番まで後2週間を切っちゃいました。ドキドキですな。

 今回紹介するのは、、、、、うわっ! 何ちゅう写真だ!
初恋双葉さんです。
Baku-団ではな、旗揚げ、Baku-桃太郎以来の出演です。

 写真は何をしているのでしょうか?
合気道? ダチョウクラブ? 物凄いデカイおにぎりを食べようとしている?
実は、この写真、彼女の役所を微妙に表現しています。
それは、、、、秘密秘密。
 写真の為にこんな顔を作ってくれましたが、普段はとてもキュートな方で、お客さんの心もわしづかみ?
小気味のよいキレと、丁寧な役作りが、きっとあなたのハートを射止める事でしょう。
そんな彼女に、Baku-団マスクさんよりコメントです。

たまにはまっすぐ家に帰りましょう。




そうですね。稽古の後、たまには家に帰りましょう。
寄り道多いよ!

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11月6日(水)

1106
 さて、11月の知足寺公演まであと10日となりました。稽古場日記です。
この所役者さんを紹介し続けていますが、稽古も順調? に行われ、まあ、だんだんとその姿を見せ始めています。

 今回紹介するのは、写真の男、斎藤元昭さんです。
前回公演『病的船団』で、潔癖性のリゲル役をやった男優と言えば、分ってもらえるでしょうか。
非情に基本に忠実で、見ていて安心できる、凄く言い意味でナチュラルな役者さんです。
今回も、その計算された自然体な演技が冴え渡る事でしょう。

 また、彼はみんなから父のように慕われており、その無駄のない時間の使い方、自己管理には脱帽ものです。
弟子にしてくれ。

そんな斎藤さんにBaku-団マスクさんよりコメントです。


舞台そでで眠るのはやめましょう。




いや、まじで!
彼は、出番までの間、本番中、舞台そで(舞台のはしっこの客席から見えないとこ)で寝ちゃうんです。
しかし、きっちりと自分の出番になったら目を覚ます。今までミスなし!
どういう身体のメカニズムなんだ! そんなとこまでソツのなさ!
今回も寝るんだろうか? 不安だ! 不安だ!!

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11月23日(土)

1123  さて、いよいよ『live my Place!』森ノ宮公演まで後2週間を切りました。
久々に復帰。稽古場日記役者紹介編です。
今回お届けするのは写真の彼女。川上七瀬さんです。

実は出演者の中では最年少、だったりする彼女。
旗揚げのBaku-桃太郎に出演した時は、何と、現役の女子高生でした。
す、すげえ。
彼女の魅力は、その純粋培養されたであろう無垢さと、性の香を感じさせない中性的な表情でしょうか。
10月に行われた『病的船団』の追加公演では、初演の室田憲子嬢にかわって主役のカッケル役に大抜擢された彼女。
その天性のセンスと美的魅力でお客さんのハートをわしづかみ?
今回の公演でも、彼女の魅力が発揮されると思います。

そんな川上七瀬さんにBaku-団マスクさんよりコメントです。



門限をのばしてもらいましょう。





そうやね。まだ未成年やもんね。保護者も心配やもんね。
ていうか家遠すぎ。山の上過ぎ。おそらく無垢に育つわな。ていうか、単なる世間知らず?
周囲の汚い大人(Baku-団員たち)にまみれず、頑張っていい大人に育って下さい。

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11月24日(日)

1124  寒風吹きすさび、鼻水吹きすさぶ今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。稽古場日記です。
さあ、いよいよ役者紹介は最後の一人。
写真の彼、何故か割り箸で十字切ってるニヒルなあいつ、谷屋俊輔さんです。

 もう今さら紹介する必要もない、ていうかウザイんですが、今まで旗揚げ以来Baku-団の看板男優として活躍してきました。
最近じゃ、他の劇団に客演したりして、頑張ってるみたいです。
彼の特徴は、なんと言いましょうか、論理的より、感覚的。定量的より定性的。
カリカリとした日本のビジネスマンより、アンニュイな午後を過ごすフランスのパン屋、そんな感じです。
「ガツガツ」というより、「ふんにゃり・はんなり」、そんな人間です。
 まあ、なんていうか独特のセンスしてます。
今回も多分メインはんのかな、   どうでもいいけど。

 彼の凄い所は、まず、運の良い所です。おみくじ引いて「大吉」以外引いてるの、見た事ないです。


でも、それぐらいですかね。学生時代から同期の僕が見た限り。
あ、あと筋肉ぐらい。


 インターネットの性格判断では、「晴れて時代の大英雄か、橋の下でのたれ死に」と言われた谷屋さん。
でも、きっと彼ならば「橋の下で大英雄 (=ホームレスキング)」にもなれるでしょう。
はい。

そんな彼にBaku-団マスクさんよりコメントです。



一人の人間としてしっかりしましょう。





早寝早起きしようね。時間は守ろうね。交通法規も守ろうね。
ちゃんと家に帰ろうね。宿題はちゃんとその日のうちに仕上げようね。国民の義務を果たそうね。

さあ、いよいよ森ノ宮公演まであとわずか! 稽古場日記もヒートアップさせていきますよ!

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11月27日(水)

1121  クリスマスまで後一ヶ月を切り、街中にもイルミネーションが飾られ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか? 稽古場日記です。
 そんなムードはお構い無しに、稽古はいつも以上にヒートアップ。

 今日は照明の山根さんに来て頂き、軽く通しながら、キュー(照明入れるとこ)の確認をしていきます。
真剣にシーンのイメージを摺り合わせていく、山根さんと演出のBaku-団マスク氏。
僕らはその指事に従いながら、シーンをつめていきました。

 いやー、何かおもしろそうな事になりそうですよ。
一言で言うなら派手。
前回野外で雰囲気を重視したものとは全然違った、ライブを盛り上げるカッコイイ照明になりそうです。
そう、例えば ミ●●ボ●●とか出てくるかもしれません(ネタバレ注意)

 何にせよ、カットされた部分も追加され、音響、照明のプランも変わり、知足寺とは違ったものが出来上がりそうです。
僕達役者達もよりソリッドにシーンをつめていかないと。
いいもん出来てますよ。絶対。

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11月28日(木)

1128  もう11月も終わってしまいますよ。次は12月、先生も走る程忙しい、12月ですよ。
12月は『Live my Place!』の森ノ宮公演で決まり! 稽古場日記です。

 さあ、今日も稽古は全開フルスロットル!
おお、何だ? この写真は? 何のシーンだ?

 正解は、これから始まる試合に向けて気合いを入れるラグビー部員と泣き虫先生の友情シーンです。
嘘です。
正解は、、、、、いつものように、実際に会場で見て下さいね。

 にしても人が多いですね。この密集具合。
そりゃあ15人もいればこうなりますよね。
ていうか、川上さん、他一名、椅子に立たないで下さいね。椅子は座るものです。

 今回の見どころはこうした多数の登場人物達ではないでしょうか。
その1人1人の個性を見ていくだけでも、十分に楽しめると思います。

 そして、テーマはずばり、『居場所』です。彼等の15名の居場所とは何なのか?
『居場所』を見つける事って何? 
芝居を楽しむついでに、そんな事を感じてもらえれば幸いです。
森ノ宮で待ってるぜ!

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11月30日(土)

1130  11月最後の日! お待たせ、稽古場日記でございます。

残る稽古場日記もあと三日となりました。
いやー、長かったなあ。9月から始まったこの三ヶ月に及ぶ稽古も、あと3回。
感慨深いなあ。
間に別の芝居の本番あったり、知足寺で野外公演したり、と中々濃密度な稽古場でした。

 っと、思わず思い出に浸ってしまう所でした。イカンイカン。

今日は本番も迫り、気合いの入る稽古風景をパチリ!
へえー、躍動感のある写真ですねぇ。楽しそう、、、、


って、裸じゃん! 松枝、裸じゃん!
何で脱いでんの!
何で、そんなに笑顔なの!




 いったい何のシーンなんでしょうか? そういや、役に服を脱ぐ職業の人がいましたね。
そう、ス●●ッパー、、、、、
ええ! 松枝がそうなの? 男なのかよ! いや、確かに男の人もいるけどさ!

 でも、これじゃあいくらなんでも稽古の風景が想像できないので、今日は特別にもう一枚載せてみました。
ラストの方のキメのシーンをパチリ。

1130

って、裸じゃん! 松枝、また裸じゃん!
何で脱いでんの!
何で、そんなに気合いの入った顔なの!



その理由を本人に聞いてみました。

松枝 「え? 趣味だから」



趣味かよ! 演技じゃないのかよ!

 もう裸だよ。この芝居、裸祭りだよ!
でも、15名もいて何故彼だけ裸なのか?
ていうか、こんなのがラストシーンなのか?
さらに何故、センターの窪田氏とうみみ嬢は2人で背中のばしてストレッチなのか?

 本番直前にして、謎が謎よぶ稽古場日記!
このシーンの謎を、そして松枝巧の裸を見に、ぜひ会場におこしください。
では、また明日の稽古場日記で!
 

12月1日(日)

1201
 ついに12月に入りましたね。さあ、ラスト2の、ブービー賞の稽古場日記をお届けします。

 今まで、さんざん役者ばかり紹介してきたので、今日は音響の横田君をパチリ。
もう本番間近の為、音を入れて稽古稽古。
作業中にひっそりとった為、ちょっとブレてしまったのが残念。
旗揚げから特攻舞台Baku-団の音響プラン・オペレーションを担当してきた横田君。

  そういや、第2弾公演『CAPSULE V』という芝居では、キュー(音響入れるとこです)の数が何百という未曾有の領域に達し、 あまりに忙しく手を動かしていた為、某『神隠し』でお馴染みの『釜爺(かまじい)』なんてよばれてました。
手が何本もあるように、僕らは錯覚しましたです。
今回もきっとすんばらしい音が劇場を響き渡るでしょう。

 ところで、今日の稽古は、僕が思うに、今まで三ヶ月近くも続いた稽古の中でも最高の出来だと思いました。
なんていうか、笑いと楽しさを追求したこの芝居なのに、最後、ジーンと涙が溢れそうになったんです。
確実に、この芝居が進化してる。そんな印象を受けました。

 これに劇場での照明、舞台、音響、衣装、小道具が加われば、最高の出来になるのではないでしょうか。
掛け値無しに楽しい、いいものが出来ました。
今回の芝居は、役者、様々な装置、効果が入り交じった、ライブ感を重視した生のマルチメディアです。
まさに芝居でしか体現できない、迫力ある表現になるでしょう。

 決して、自慢ではありません。
皆さん、ぜひ、劇場におこし下さい。

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12月2日(月)

 さあ、これが最後の稽古場日記です。
毎日書くと言いながら、あっという間に『おさぼり』してしまい、微妙にネタバレしつつ、防ぎつつ続けてきたこの日記 もフィナーレとなりました。
回数にして25回。稽古そのものをちゃんと数えると、三ヶ月の間で30回以上も稽古してきた事になるんですね。
いや、長かったような、短かったような。

 本日は軽めに稽古を切り上げ、舞台監督の杉岡hige亮介の指事に従い、トラックに荷物を積み込みました。
そう、明日からホール入りなのです。
僕はいっつもこの積み込み作業が来た時に、ようやく間近に迫ったという緊張を味わうんです。
ドキドキしてきますね。
勝負の時は来ました。

 もう、ここまできたら何も言う事はありません。
今まで御覧になってこられた方、御愛読ありがとうございました。
僕らは森ノ宮で待ってます。
その際は、ぜひ知り合いの人にも宣伝してやって下さい。
『友達』とか『恋人』とか『家族』とか、『普段は喧嘩してばっかりだけどちょっと気になるあいつ』を誘ってみてくだい。

 そして、『行こうかな、どうしようかな?』って人。今一度、この日記を最初から読み返してみて下さい。
きっと観に行きたくなるはず!
じゃあ、次の公演の稽古場日記でお会いしましょう! しばしの間、さようなら。

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