阿蘇山
ロープウェイからの景色 | 火口東駅を出てすぐの地点 |
避難壕 | 噴煙上がる第一火口 |
遠くに見えるのが火口西駐車場 | 中岳240m火口東展望所770mの看板 |
中岳付近から火口方向を見る | 中岳1506m |
高岳(阿蘇最高峰)山頂1592m | 岩場の急斜面 |
仙酔尾根からの景色 | 登山道から見た酔仙峡 |
ミヤマキリシマとロープウェイの架線 | ミヤマキリシマ |
花酔い橋からの画像 | 放牧地 |
2006年5月17日水曜日
火口東駅12:30-12:42中岳展望所-13:06中岳-13:41高岳-15:25酔仙峡
格安ツアーに4月21日に申し込んだ。多分梅雨入り前で天気は良いのではという予想だったのだがとんでもなかった。台風が接近中で湿った空気が九州上空に流れ込んでいるとは。
帰りの便が22時頃なので終電に間に合わないかもしれない。なので車を使う。高速料金とか駐車料金、ガソリン代合わせると1万近くかかってしまう。もっとも1時間ちょっとでいけるので時間的には楽だ。
ツアーカウンターで受付を済ませる。航空券やレンタカーの利用券、ホテルのチケットを受け取る。
検査ではいつも靴が引っかかる。金具の部分が反応するのか。Edy(プリペイド型電子マネー)が空港の駐車場などでも使えるので1万円入金する。マイルが200円に付き1マイルたまるらしい。私の持っているANAのカードは千葉ロッテマリーンズのファンクラブチーム26に入会したら勝手に送ってきたのだ。
朝の便は相変わらず待ち時間が長い。過密ダイヤなので仕方ないのか。飛び出してからは早い。1時間ちょっとでもう熊本空港だ。着地の時やや衝撃が大きかった。上空から見ていたが路面は濡れていたが雨は止んでいるのかと思った。しかし小雨が降り続いていた。
レンタカージャパンのカウンターに行く。あまり聞いたことの無い会社だ。空港営業所はガソリンスタンド内にあった。
マツダのデミオと言う車であった。ナビが今まで借りたのとちょっと違う。まあそのうち慣れると思う。目的地を聞かれたので阿蘇の酔仙峡に設定してもらう。天気が良ければ祖母山に行こうと思ってたんだが。で、次の日、阿蘇と九重2つこなすはずだったのだが。
空港から国道57号に出るまではやや道が狭い箇所があった。豊肥本線(阿蘇高原線)の線路が見える。立野駅はスイッチバック式の線路が存在する。豊肥本線と国道は阿蘇外輪山に入ると東から北向きに変える。時計回りに進むように阿蘇の北側に進む。
阿蘇駅を過ぎ宮地駅の手前を右折。以前はマイカー規制がミヤマキリシマシーズンにあったらしいが今は酔仙峡まで進入することが出来る。酔仙峡道路を進むと牧草が広大に存在している。
駐車場に到着。天気が悪いが観光バスや自家用車が結構停まっている。20~30台位か。皆ミヤマキリシマ目当てか。準備をしてロープウェイ乗り場に向かう。片道だけチケット購入。12時20分発に乗る。数人しか乗客はいない。
進行方向左側に綺麗なミヤマキリシマの群落がある。酔仙峡駅は900mで中腹までは緑が広がるがその上は瓦礫である。終点の火口東駅1285mに到着。早速歩き始める。雨は小降りでカッパは最初着なかったが途中から雨風が強くなったので着る。
阿蘇は活火山なので避難壕が中岳展望所まで点在している。麓の注意書きに火山性ガスに注意とあった。私が登山中は風向きのせいかぜんぜん臭いなどしなかった。
中岳展望所からは第1火口から煙が立ち上がるのが見える。第2、第3、第4と地図にはありその向こうに火口西の駐車場が見える。視界は良くないが辛うじて火口西の車の動きが見えた。
観光コースはここまでで、この先は瓦礫の中の登山道になる。道はそれほど泥だらけではなく、しっかりしている。中岳までそれほどかからず到着。ガスっていて展望無し。
高岳までもここからそれほどかからない。ただ、看板100mの地点を通過した時、直登しなければいけないところ月見小屋方向に進んでしまった。風雨で下を向いていたのと、地図には小屋方向の道は描かれてなかったのでここで分岐してるとは思わなかった。
高岳に歩き始めてから1時間ちょっとで到着。ここから、仙酔尾根方向に下る。かなり急な岩場の悪路だ。足元に気をつけないと危ない。岩は濡れているが上部はそれほど滑りやすくは無かった。下に来るにつれ滑りやすくなる。
下り始めは展望がガスで無かったが1200m付近から下は遠方が見えるようになってきた。ミヤマキリシマは仙酔峡の周辺に群生しているが、仙酔尾根の右側には見当たらなかった。
岩場を手で伝いながら下る途中に安物のカッパが股の部分が破れてしまった。下りとは言えロープウェイ使わないと結構時間がかかる。尾根から見える駐車場は観光バスが4,5台停まっているのが見えるが自家用車は少なくなっている。
花咲く地点まで来る。中岳展望所の途中で一人会っただけだったが、仙酔峡付近はたくさん人がいる。車の所に戻りシャツを着替える。宿泊は熊本市内のビジネスホテルだ。途中、入浴施設で温泉に入る。
街中まで、かなりの時間車運転した。ホテルには専用駐車場は無く、1泊1300円有料駐車場に停める。格安ツアーだから仕方ないか。使い勝手のいいツアーを選べば良かったかな。少し割高なんだけど。