北総公団線(北総開発鉄道)

印旛日本医大駅(関東の駅百選) 印西牧の原方面
車内 高砂駅
印西牧の原駅 山田橋(奥)と市井橋(手前の赤い橋)
印旛沼捷水路

2003年8月31日日曜日

印旛日本医大13:44-14:19高砂14:37-15:10印西牧の原15:30-15:33印旛日本医大 片道820円×2

京成酒々井の脇を通り田んぼの中の殺風景なところを過ぎると下総台地にさしかかる。暫くすると突然橋がある。干拓で二つに分断された印旛沼を繋ぐ水路に架かる橋である。そこを過ぎるとやがて印旛日本医大駅の方向を表す看板がある。曲がってすぐに駅はある。しかし駐車場はない。ぐるりと一周してスーパーなどの複合施設の駐車場に車を停めることにした。駅から歩いて2分くらいのところにある。この印旛日本医大駅は、北総公団線の終着駅になっていて、線路はこの先で止まっている。駅前は人の気配はあまりなく寂しい駅である。構内に行ききっぷを買う。自動改札の脇にポスターがある。見ると、関東駅百選のすべての駅が羅列されている。この、印旛日本医大駅と隣の印西牧の原がなぜか関東の駅百選に選ばれている。ホームに行き時刻表を見ると本数の少ないこと。日中は40分に1本の割合である。折り返しの列車が来たので乗り込む。先頭車両はロングシートのみだが、2両目にはクロスシートが進行方向前部の連結器付近に4つある。変わった車両だ。そこに腰かける。列車は定刻に発車。かなりのスピードが出ている。この北総公団線と平行に成田新幹線が走る予定だったので直線的に線路は敷かれている。しかも今となっては無駄なほどのスペースが線路脇にある。印西牧の原からはそこそこ人が乗車してきたが終点の高砂まで満員とはならなかった。2つ目の千葉ニュータウン中央(印西市、ちょっと前までは町だったと思う)を過ぎるともう船橋市に入る。東松戸駅に到着。ちょうど、JR武蔵野線が交差している。以前はJRの駅はなかったが、1998年3月14日にJR駅(同じ名前=東松戸駅)ができ乗換えが便利になったようである。矢切を過ぎると江戸川を渡り東京に入る。高砂駅に着き駅前に出る。踏切は金町方面と、今乗ってきた北総公団線と、京成本線に行き交う列車で、開いている時間が少ない。帰りは、印西牧の原行止まりに乗る。印西牧の原までは本数は多い。この、北総公団線は将来、成田空港まで(成田新高速線)延伸されるようだ。帰りは、印旛沼捷水路にかかる市井橋と、山田橋を見学してかえる。

芝山鉄道(日本最短鉄道)

芝山千代田駅 すぐ脇に飛行場
東成田駅入口 空港第二ビルへの連絡通路(徒歩約8分)

2003年6月15日日曜日

芝山千代田-京成成田-JR成田14:25-14:36成田空港-東成田-芝山千代田

家から車で30分位で芝山千代田駅に着いた。車はかなり多いが駅周辺には何もない。線路と平行している道路の先は飛行場で、線路側には、空き地または、それを利用した駐車場になっている。タクシーが2台とワゴン車(後、乗合タクシーと判明、芝山千代田-松尾間720円)が止まっていた。とりあえず券売機のところに行った。で、京成成田まで行き、帰りはJRで帰って来ようかと、その場で考えきっぷを買った。ただし、440円もした。ホームは、高架になっていて、線路は単線である。大赤字と聞いていた通り乗客はまばらだ。空港警備の人が2人いた。彼らも乗車した。電車は発車して暫くすると地下にもぐった。やがて、東成田に到着。これで、芝山鉄道は終わりである。この先は京成の線路だ。これではつまらないので、この先の話も少ししよう。東成田を出ると再び地上に出る。ここで右から成田空港、第二ビル方面からの線路と合流する。台地の林を縫うようにして列車は走る。ぽつんと民家が現れるだけで京成成田近くまでは田んぼと林である。京成成田に到着。ここがこの列車の終点である。反対のホームに快速羽田空港行きが接続している。さすがにこの駅の周辺はにぎやかだ。外人もいる。改札をでて、JR乗り場に向かう。ほんのわずかで、JR成田駅である。成田空港までの乗車券を230円で買い、改札に投入。トイレに行く。成田空港行きの時間が少しあったので、駅構内を撮影。電池が切れたので、売店を探す。しかし、JR成田駅構内には売店がないのだ。改札の外にはあるがそれでは、きっぷが無効になる。仕方ないので諦める。14時25分発の快速成田エアポートに乗る。この区間も初めての乗車である。列車は暫くすると、成田線と分かれる。そして、巨大なコンクリート製の高架の下に来る。多分、成田新幹線がここを走る予定であったのだろうが、買収がうまくいかず(周辺自治体が新幹線構想に猛反対したようだ)に実現しなかったのであろう。この、高架下から、這い上がり、高架を線路は通るようになる。さすが、新幹線用に造られているため直線的である。トンネルもいくつかある。6つか7つ目のトンネルに入ると、空港駅まで、地下を走るようになる。で、トンネル内の壁面に映像が。この、走る列車から見える映像はアビックスという会社が作っているらしい。車内は、人は多くない。外人が数人いる。空港第二ビルを出ると終点の成田空港である。手荷物検査がある。係りの人にどちらの便(私は飛行機など乗らないのに)にときかれる。「東成田駅に行きたいのだけど」と言うと、「バスターミナル6番で無料シャトルバスがありますからそちらに行ってください」で、地上に上がり、バスターミナルを確認。すぐには乗らず売店による。電池を買うためだ。バスは、8分間隔で運行されており、この、第一ターミナル(成田空港)と第二ターミナルを結んでいる。その途中に東成田駅がある。東成田で俺を含め3人降りた。しかし、2人は空港関係者と見られ、空港関係の建物のほうに消えていった。矢印を頼りに進むとコンクリート製(見たいなプレハブ)の廃墟がある。中を見ると警備の人が2人いる。で、地下にもぐる階段がある。そう、これが、東成田駅の入口なのだ。この警備は、荷物検査らしい。この駅を出る時、チェックするのであろう。階段を下り広い空間に出る。右側が券売機と自動改札、正面に第二ビル(歩いて7分位)に行く通路がある。自動改札のとこで、駅員に声かけられた。「どちらにいかれますか」芝山に行くというと、「じゃあここからでないといかれませんね。」なぜこんなこと聞くかと言うと、第二ビル駅のほうが京成上野方面の本数が多いのである。この東成田駅は第二ビルのちょっと前で分岐しているので支線(東成田線)ということになる。券売機で190円払って芝山千代田までの乗車券買った。2.2キロしかないのに高い(2002年10月27日、日本一短い芝山鉄道が開業。それ以前は紀州鉄道が最短)。階段下りていくと島式のホームがある。よく見ると隣にもホームがある。そこの標示は東成田でなく成田空港(1991年まで京成の空港駅として運用)であった。今は、空港第2ビルと成田空港駅の間の成田空港寄りに東成田駅が存在する形で残っている。薄暗く使われてない旧成田空港駅を見ると開港以来の歴史を感じる。ホームをさ迷っていると、警備員2人がいた。防犯上の理由だと思われるが、東成田-芝山千代田間は、警備員が車内に入り巡視しているのである。列車が東成田駅のホームに着く。それに乗り込み、やがて、芝山千代田に到着。不思議で面白い旅であった。

久留里線

上総亀山駅 ホームが狭い 行楽客が多い
久留里駅 ドアの脇のマーク

2003年6月8日日曜日

上総亀山10:28-11:31木更津11:50-12:51上総亀山 往復1300円(片道650円)

早朝、仕事であった。朝、4時に起床。飯も食べずに出勤。グリーンを全部で8つ、刈り終わったのが8時くらいだった。いつもなら、家に帰って、ごろごろしたりするのが常であるが、それで1日つぶすのももったいないので、このまま家には帰らず、房総半島へと向かった。どこに行くのか言うと、養老渓谷の少し南西にある、JR上総亀山駅に行くのである。途中、コンビニに寄り朝飯を買って食べ、国道128を南下する。茂原で、大多喜方面の県道に入り、いすみ鉄道を脇に見ながら、上総中野駅の近くを通り過ぎる。そこから、線路から離れ、養老温泉を通り亀山湖が見えたら駅は近い。駅前に無料駐車場などないと思っていたが、さすがに田舎、久留里線利用者のための無料駐車場が駅の近くにあったのである。駅周辺は民家はあるが、人の往来はほとんどない。亀山ダム湖は行楽客で多少にぎやかだったが。駐車場の目の前に線路があるが、すぐ先は、なくなっている。この、上総亀山が久留里線の終着駅だからだ。駅前にはタクシーが止まっていた。駅へ向かう途中追い越した親子連れも列車に乗るようだ。こんな駅にも、駅員がいる。それに、きっぷの自販機もある。切符を買い、ホームに向かった。しかし、ホームは極端に狭い。これでは、ベンチなど置くスペースもない。戻り、改札付近のベンチに列車が来るまで腰掛ける。駅員が緑と赤の旗を持ってホームに出てきた。列車が来るようである。上総亀山駅は坂を上りきったとこにある。列車の音が聞こえてきた。やがて2両編成のディーゼル車がホームに着く。10人以上降りてきた。鉄道マニアの姿も。座席は、連結器のところだけボックス席になっている変わった車両(キハ38、キハ35の廃車部品を多用しているという)である。通路の反対はトイレを改造した、機械室になっていた。先頭の車両はトイレのままである。私はボックス席を確保することができた。定刻どおり発車。ゆっくりしたスピードである。カーブで見通しの利かないところを走っているのだ。トンネルを2つくぐり、やがて、田園地帯へと列車は走る。この辺りからは普通の速さで走る。あまり乗客はいないが、冷房がかなり効いている。ジャンパーをちょうど持っていたので、着こんだ。久留里駅で下りとすれ違った。ここの駅からは乗客が徐々に増えてきた。やがて、木更津に到着。駅弁を買いに売店に行く。バーベキュー弁当がなかったので、どんと祭りずし590円を買う。改札を出て、上総亀山までの切符を買う。折り返し、11時50分発の列車に乗る。今度は、ロングシートに座る。座席は、7割くらい埋まっている。老若男女いる。この人たちは、どこへ行ってきたのだろうが。帰宅するには早い時刻である。1歳過ぎの子供のしぐさと、最後部に座っていた、くちびる男が印象的であった。上総亀山駅に戻り車のところに行くと、自転車で来ていた人が、木陰で休息していた。その後、上総中野に行く。前回、デジカメ持って行ったが、メモリー入れるのを忘れていたため、画像を撮りそこなったので、今度はちゃんと撮ってきた。小湊鉄道沿線の画像も撮ってきた。

房総の旅

いすみ鉄道(旧国鉄木原線) 上総中野駅
上総鶴舞-上総久保間(小湊鉄道) 鶴舞駅(関東駅100選)

2003年5月4日

成東6:32-6:49大網6:52-7:39大原7:44-8:36上総中野8:41-9:51五井9:58-10:05浜野-(歩き)-ちはら台11:34-11:50京成千葉-JR千葉12:04-12:52成東

成東-大原 820円 大原-上総中野 620円 上総中野-五井 1370円 五井-浜野 180円 ちはら台-京成千葉 410円 千葉-成東 650円 合計4050円(高い!)

いすみ鉄道と小湊鉄道を乗ってみようと思い朝6時30分前に家を出た。大網を過ぎるあたりまで霧で見通しは良くなかったが、大原に来るころにはすっかり良くなった。途中でデジカメのメモリーを忘れるのに気づく。上総一ノ宮でなぜか、前4両でなく後ろ4両が安房鴨川行きになるのだ。俺は、そんなこと知らず、わざわざ、前のほうに乗ってしまった。それに、もう一言、前4両を鴨川行きにしたほうが停車時間が短くすむのではないのか。分離して前の車両を車庫に回送する時間がロスである。後ろを回送させれば、分離できた後すぐ発車できる。上総一ノ宮の先は単線であるが、東浪見-三門間は複線であった。大原に着き、券売機でいすみ鉄道の乗車券を買おうとしたが支払いは車内で払うことしかできないようである。大原までは学生とか結構大勢いたが、いすみ鉄道に乗り換えた人は何人もいなかった。上総中野まではトンネルは一つもなく田んぼと山を切通ししたとこを縫うように走っている。途中いくつかの橋を渡った。新田野で学生が6〜7人乗車した。それ以外は1人乗車するか、下車するくらいである。大多喜に到着。ここでほとんど降りてしまった。残ったのは、新たにここから乗車した3人を含め6人になった。このいすみ鉄道は昔は国鉄時代に木原線と言って木更津と大原を結ぶ予定であったそうである。しかし採算が合わないのであろう、計画は頓挫してしかもJRに移行できなかった。かろうじて第三セクターで生き残っている。そもそもこの大多喜しか沿線に街と呼べるほどの集落が存在しないのである。それに多分、駅員は大多喜にしかいないであろう。大多喜をでて3つ先の久我原という駅に着いた。駅の周辺には何もなかった。この駅は誰か乗車する人いるのだろうか。まあちょっと離れた所に民家はあったけど。上総中野に到着。いすみ鉄道はボックス席でなかったので景色を見るのに首が疲れてしまった。が、小湊鉄道もロングシートのみである。なんと観光者にとって不愉快な車両のことか。もう二度とこの沿線なんか乗車しないぞ。この小湊鉄道も誕生寺のある安房小湊まで延びる予定だったらしい。上総中野は二つの鉄道の終着駅でもあり始発駅でもあるが駅員はいない寂しい駅である。しかし、ゴールデンウィークとあって、駅にはカメラで列車を写す人など多数の人がいた。そして、上総中野からは10人ちょっとの人が乗車した。そして車掌がちゃんといる。しかも女性である。終点までの乗車券をその車掌から購入。紙に左から金額の表が次に乗車駅の一覧が右側に降車駅の一覧が印刷されておりそれをパンチで穴をあけるのである。で、支払った金額がなんと1370円。列車は、トンネルをいくつか抜けて養老渓谷駅に到着。上総中野-養老渓谷間は本数がかなり少ないので要注意。養老渓谷駅でも何人か乗車した。休日と言うこともあり、その他の駅でも乗車する人は何人かはいた。で、肝心の景色はと言うと総武線のよりちょっと山深い所と言った感じの程度の所を走っている。あまり印象にない。その前にこの座席何とかせい。景色を見る度、首が痛くなる。ということで、実は車窓からの景色はあまりよく見てないのであった。何を見てたかと言うと車内をうろつきまわる車掌とか途中から乗車してきた、若い女性の表情や家族連れの様子などである。上総山田で下り列車とすれ違った。すごい人である。こちらも何人か立っている人がいる。少なくとも、この運賃と乗車率では、休日は黒字であろう。五井に到着。階段を上がったとこに弁当売っていた。この駅で駅弁売っていたっけ。ジェフ弁当300円(安い)を買った。浜野駅で下車してベンチでさっき買った弁当を食う。そしてここから歩いて、ちはら台駅に向かった。茂原に向かう県道を1時間くらい歩き草刈橋という橋の直前を左折。小さい水路がありカルガモと鯉が優雅に泳いでいた。行光寺と言う寺の脇の坂道を登ると架線が見えてきた。駅は台地を削ってちょうど谷間にホームがあった。このちはら台-千葉中央間はちょっと昔まで千葉急行という名称だったらしい。金かけて作った割りには利益があがらず京成に譲渡されたようである。ただし、運賃は千葉急行のものが適用されていて京成の他の区間よりかなり割高である。千葉中央までは単線である。1時間に3本走っているので本数的には十分である。京成千葉でJRに乗り換え早めに帰宅。ねぎの箱詰めがあるからである。