恵那山

阿智村の花桃 峰越林道(通行止めのゲート地点)
コバノミツバツツジ
神坂峠方向 広河原登山口
本谷川に架かる木橋 恵那山・風穴(80m)分岐
風穴 恵那山山頂
山頂避難小屋 残雪の登山道

2005年5月3日火曜日

成東自宅(車)4:00-中央道(大渋滞)-飯田IC-駐車場10:15-広河原登山口10:45-13:32恵那山山頂14:08-16:31風穴-17:20駐車場-飯田IC-19:50岡谷 =歩き

世間は大型連休と言っても私には全く関係ないのである。休みは変則4週6休であり、黄金週間は4月の30、5月の4、8日の3日間だけ休みである。

甥っ子がどこかへ連れて行けと五月蝿いので、有給休暇とって山に行くことにした。3日の憲法記念日休めると言うので一泊2日で行程を考えた。

車で都合の良さそうな山の中で、高山植物など夏登ってもそれほど魅力ない山に行くことにした。「ただ登る山」と言う登山者の感想があった恵那山に行くことに決定した。

早朝、4時に家を出発。近くにある実家で甥っ子2人を乗せ高速を走る。起きてすぐ運転しているのでボーとしている。辺りはまだ薄暗く、通行量は少ない。

首都高に入る。錦糸町付近の掲示で中央道が渋滞2キロと出ていた。早く都内を抜けなければ。

しかし、首都高速4号線から中央道、八王子まで断続的に29キロ(交通情報による)の渋滞にはまってしまった。平均速度20キロ程度でないか。3時ないし3時半に出発していれば渋滞避けられていたと思う。

談合坂SAで朝食。この辺りは順調に流れている。

飯田ICで下り園原を通過。ここに名古屋方面のみ対応のICがある。花桃が咲く阿智村の本谷川沿いを走る。やがてゲートがありそこから先は崩落の恐れがあるため通行止めとなっている。

広河原登山口まで30分余計に歩くことになった。駐車スペースには10数台停まっており、後から来た車は路肩に停車していたので我々の車も邪魔にならない所に停めた。

コバノミツバツツジ(と言うらしい)が咲いている峰越林道を歩くとトンネルがある。くぐるとすぐに広河原登山口である。

舗装されている林道を少し下ると川が流れていて橋が架けられている。そこを渡る(増水時に流され死亡した人がいるらしい)。

登り始めてすぐに風穴80mの標示。帰りに寄る。小屋が建てられていて中はひんやりしている。足元は凍っている。薄暗く目を凝らすと1箇所穴があいているのが確認できる。そこから冷たい空気が出ている。

ひたすら登りの山道を登る。暑いのでTシャツ1枚になる。甥っ子2人も元気で登る。休憩入れながら登る。

広河原登山口から30分歩いた所で下山してくる人発見。もう暫く歩くと残雪が現れる。

「H1716m 恵那山」と書かれた地点に11時57分に通過。登山開始は少し遅くなったが順調にここまで来ている。ここから右に回りこむように進む。結構白いものが見えるので雪上を歩くかも。

この頃からかなりの人とすれ違う。やがて登山道に残雪があるのが見える。そこを他の登山者が歩いている。我々もやがてそこを歩くようになる。

雪はシャーベット状で左程歩きにくくはない。小学生らしき登山者が勢い良く下っていった。犬も雪道を歩いていた。この辺りは見晴らしが良い。

再び樹林帯に入る。地図を見ると最後の30分くらいは岐阜と長野の県境を歩くようになる。

頂上付近は雪は無く、他の登山者一行が休憩していた。そこから、10分程神坂峠方向に歩いた所に避難小屋がありこの山塊の最高地点がある。

私一人行ってみた。小屋は比較的新しくしっかりした建物である。その裏の小高い岩場が最高点であるようだ。

山頂標識のある地点に戻る。飯田ICを出て少し走った所にあるコンビニで買ったおにぎりを食べる。空気がさわやかである。

帰りは来た道を帰る。

途中、足元を滑らせて脳震盪を起したと言う人がいた。結局この人はヘリで救助されたらしい。

下りの雪道は甥っ子二人は元気良く下っていった。ただしたまに足元取られこけていた。

車に戻り、今夜の宿岡谷に向かう。駒ヶ根SAで夕食。ホテルには20時少し前に到着。