白山

登山口である別当出合 ショウジョウバカマ
ミヤマキンポウゲか 弥陀ヶ原
室堂 クロユリ
白山御前峰2702m お池巡りコース方向の景色
ミネザクラ ニッコウキスゲ

2009年7月5日日曜日

別当出合4:30-6:42甚之助避難小屋-7:03南竜道分岐-7:58黒ボコ岩-8:32室堂8:48-9:33白山御前峰9:59-11:23室堂11:51-13:02殿ヶ池避難小屋-13:58別当坂分岐-14:52別当出合-15:01駐車場

白山の登山口である別当出合は来週から週末を中心に交通規制が行われる。ちょうど規制前に来ることが出来た。明るくなり次第登山開始できる。駐車場は暗くてどうなっているのか判らなかったが私の停めた所は上の駐車場で20台くらいの停めるスペースがある。下のほうにもあるよでそちらは多くの車が停められるようである。

駐車場から少し登ると自販機のある小屋がある。そこでコーラを買った。隣には登山センターの大きな建物がある。更に進むと釣り橋がありそれを渡る。

中飯場に着く。水やトイレが利用出来る。ここから不動滝と言う滝が見える。次のポイントである甚之助避難小屋の少し前にベンチがあったので小休止。ここまで見られた花は、タニウツギ、キヌガサソウ、ミヤマキンポウゲなど。

甚之助避難小屋で既に標高は2000m近くになっていて、昨日登った荒島岳より遥かに標高が高くなっている。南竜道分岐を黒ボコ岩方向へと進む。

心配だった天気であるが曇り空ではあるがまずまずだ。登山者も多く、中年夫婦と見られる人も歩いていた。女の人は足が痛いとか言って荷物を持ってもらっていた。ちなみに登山道は整備されていて非常に歩きやすい。

避難小屋を過ぎた辺りから残雪が見られる。沢もいくつもあり、冷たい水を給水できる。もっともそれほど暑くないので水分の消費量はそう多くない。霊峰白山延命水という水場があり飲んだ。冷たくうまかった。そこから少し登ると黒ボコ岩だ。

この黒ボコ岩で観光新道と呼ばれる尾根上の道と合流している。弥陀ヶ原の木道を通り、南竜ヶ馬場からの道と合流。その先の坂を登ると室堂に着く。立山にも室堂があるが関係あるのかはわからない。

白山室堂の建物は750人収容の非常に大きな施設である。ここは標高2445mでかなり涼しく、建物入口の温度計は9℃位だった。この頃から天気が回復してきて青空も見えてきた。

白山御前峰までここから僅かである。石畳や石段の良く整備された登山道の傍らにクロユリやイワカガミ、ツガザクラなどが咲いていた。

山頂である御前峰2702mに9時半過ぎに着いた。朝早くから活動していると時間の感覚がいつもと違う。気分的には昼位の感じなのだ。これならゆっくりお池巡りコースを散策できる。

と言うことで進路をそちらに取る。一番大きな翠ヶ池は白山火山の代表的な火口湖で1042年の噴火の際出来たと考えられている。残雪と青っぽい水のコントラストがなかなか良い。

池は翠ヶ池を含め地図上には7つある。花の最盛期はこの付近はもう少し先だと思うがツガザクラやイワカガミ等見られた。

残雪のまだ多い登山道を進む。再び室堂へ戻った。売店や食堂が利用出来るので軽く食べることにした。売店は1日中営業していて缶ビールなど買える。食堂は11時から13時までと短い。私は牛丼を頼んだ。お茶と味噌汁が付いて800円だ。

あまりゆっくりしていると帰りが遅くなるので下山を開始する。12時前なので明るいうちに十分下山できるのは当然だが千葉まで帰らないといけないのだ。

黒ボコ岩から観光新道という尾根道を進む。ニッコウキスゲをはじめ斜面の所々に花が見られる。水場が無く暑いので晴天の時の登りはかなりきつそうだ。

別当坂分岐から急な下りだが石段が整備されていて歩きやすい。室堂から3時間ちょっとで別当出合のビジターセンターに着いた。水道があるのでシャツなど軽く洗う。

センター内のベンチにはバスを待っていると思われる人たちが多数いた。15時30分発に乗ると18時に金沢に着く。ちなみにそこから電車だと越後湯沢経由で終電になるが帰ることが出来る。

白山天望の湯に寄る。値段が確か650円で前日利用した所より高く、しかも風呂も狭い。山奥の人口の少ない場所なのでそれにあわせて作ったようである。

帰りは白山スーパー林道を通って帰るつもりが残金少なく(通行料3150円)来た時の道である、勝原経由で帰る。渋滞で1時間以上ロスしたので、結局午前3時に帰宅。