天竜浜名湖鉄道

竜ヶ岩洞 竜ヶ石山の麓にある 竜ヶ岩洞入口
乳石 鍾乳洞内の通路
天恵の泉 慈母観音
天女の鏡 竜宮
洞内 三段の空滝
鳳凰の間 姫かんざし
シャンデリアの間 鍾乳管
天竜浜名湖鉄道 金指駅 天竜川

2004年4月2日金曜日

岐阜8:37-(ホームライナー豊橋4号)-9:50豊橋9:56-10:29浜松11:15-12:16竜ヶ岩洞入口14:00-14:11金指駅14:51-16:01掛川16:15-静岡-熱海-品川-千葉-大網-21:43成東

樽見鉄道に乗って薄墨桜を見ようと思ったがまだ咲いていないらしいのでのんびり朝を過ごすことにした。ビジネスホテルの朝食バイキング650円を利用してから駅に向かった。雨が降る生憎の空模様である。ホームライナー豊橋4号が310円で利用できるので(青春18きっぷも有効)それに乗る。特急並の快適さである。新所原から天竜浜名湖鉄道を利用しようと思ったが約1時間待ちなので浜松まで行ってバスに乗ることにしたが、バスはちょうど行ってしまった所で、40分ほど待たなければならなくなってしまった。駅の中のパン屋で軽く食事を摂りバスで、竜ヶ岩洞(鍾乳洞)に向かう。おばちゃんグループも鍾乳洞に行くようである。かなり混雑したバスに乗ること1時間程で竜ヶ岩洞入口バス停に着いた。この鍾乳洞は数年前一度来たことがある。前回は自家用車で来たが今回は電車などの公共交通機関で来たのである。バス停から歩いて数分で鍾乳洞の前に来る。券売機で入場券を購入して洞内に入る。股のぞきや仁王門を過ぎ暫く歩くと喜びの窓に着く。ここは、洞窟開発前に「うらみの窓(入口から80mの地点)」と呼ばれる人が通ることが出来ないくらいの小さな穴であった。この奥に大規模な鍾乳洞の存在が確認されることになったのは昭和56年のことであった。この「うらみの窓」は洞窟探検に行く度にはねかえされたことから、このような名前がついたようである。本格的に手作業で掘り進めた結果3日かかって奥の広間に抜け出た。洞窟探検隊の隊員が見たものは想像を超えるすばらしい空間が広がっていたのである。これを期に以後「喜びの窓」に改称された。雲上界やマリア観音などを過ぎると黄金の大滝に出会う。地底の滝としては日本で最大級の落差約30mを誇る見事な滝である。天女の鏡や姫かんざしなど綺麗な鍾乳石もある。デジカメで写真をとりながらゆっくり進む。平日とはいえ春休み期間なので混んでないかと心配したがそれほどでもなく良かった。帰りはバスで金指駅まで行きそこから天竜浜名湖鉄道を利用した。のどかな沿線で車両はディーゼルのワンマン1両編成であった。車内は人はまばらで掛川までゆったり乗車した。掛川からの電車は3両編成でしかも満員で参った。せめて6両編成にしてほしいものである。静岡からは6両で熱海からは10両以上の編成であった。天気もすっかり回復し、東海道線の車内から富士山が良く見えていたのであった。