正月パス

八戸線の車両(八戸駅) 駅弁、小唄寿司
蕪嶋神社(鮫駅近くにある) 宿戸-陸中八木間
陸中八木駅 三陸鉄道の車両(久慈駅)
トンネルの合間に見える景色 終点宮古駅間近の車内

2004年1月1日木曜日

成東5:26-6:08千葉6:12-6:51東京7:20-やまびこ43号-10:54盛岡11:02-はやて5号-11:31八戸12:24-14:08久慈14:13-15:39宮古15:49-18:00盛岡18:27-やまびこ68号-22:00東京22:18-22:58千葉23:04-23:44成東

正月パスを使って旅に出た。
朝、4時56分の東金線始発に乗り遅れため東京駅に着いた時には盛岡行きのやまびこに乗る人の長い列が出来ていた。こんなに混んでいるとは思わなかった列車には当然座れるはずも無く、終点まで立っていなければならないと思ったが一関から座ることが出来た。
盛岡からはやてに乗る。この区間だけ特定特急券(正月パスも有効)で乗れるようである。
新幹線沿線は山は雪が見えたが平地は盛岡以外は無い。盛岡駅では秋田方面に向かうこまち号との切り離し作業を見ようと連結器の所に行った。作業など無く完全に自動化されていて分離後連結器は収納された。
終点の八戸から青森方面に行く人がかなりいたが私はそちらには行かず八戸線に乗る。太平洋を見ながら三陸を南下するつもりなのだ。駅弁(八戸小唄寿司、1050円)を買い乗り場に向かう。乗客はまばらであったが発車5分前には座席は一杯になった。3両編成のディーゼルは独特の唸りを立てて八戸を出た。八戸臨海鉄道のレールが平行して左側に見える。馬淵川に架かる橋を列車は渡り、鮫と言う駅付近から左手は太平洋が見える。途中松林の中にカモシカが存在していた。種差海岸駅を過ぎるころには乗客はまばらになった。陸中中野駅辺りまでは列車は海岸沿いすれすれを走るところがいくつかあったが、この先は少し内陸を走るようになる。久慈駅で乗り換え。三陸鉄道北リアス線に乗る。そこそこ混んでいて、進行方向左側の座席は確保できなかった。列車はトンネルの多い区間を走る。そのため意外と景色は楽しめないのであった。小本駅で下車して岩泉にある日本三大鍾乳洞の一つ竜泉洞を見学する計画を立てたが公共交通機関の便が悪く(JR岩泉線は一日三往復のみ)、諦めた。宮古から、JR山田線の一両編成に乗る。かなり混雑していたがいち早く車内に乗り込んだので通路側の座席に何とか座れた。山田線の他の列車は2両編成であった。発車して間もなく夕闇になってしまったので景色は楽しめなかったが、内陸の標高の高い所を走っているので、雪の積もっているホームを途中見ることが出来た。
盛岡で新幹線に乗り換える。余裕で座れると思ったが、寸前に、臨時のはやて(八戸-盛岡間は指定席券持たずに乗れる)が入線していたのでホームはかなりの人がいた。新幹線ホームまで駆け足で来たおかげもあって何とか座ることが出来た。車内で弁当買おうと思ったが売り切れであった。東京からの在来線はガラガラであった。