燧ケ岳

尾瀬ヶ原（燧裏林道経由）への分岐	紫の花
広沢田代	池塘
熊沢田代と燧ケ岳	熊沢田代にあるベンチ
会津駒ケ岳方向	俎�ｰ（まないたぐら）2346ｍ
尾瀬沼、日光白根山方向	燧ケ岳（柴安�ｰ）山頂2356ｍ
沼尻休憩所への道	沼山峠への道から燧ケ岳方向

2009年8月16日日曜日

尾瀬御池5：15-6：09広沢田代-7：06熊沢田代-8：40俎�ｰ（まないたぐら）-9：08燧ケ岳（柴安�ｰ）山頂9：22-11：35沼尻休憩所-12：45尾瀬沼休憩所-13：55沼山峠

越後湯沢の健康ランドは24時までは1000円、それ以降は2200円とお徳だ。駅からだと、20分程かかるようだ。仮眠室は少々暑かった。食事何処の方は涼しかった。

シルバーライン経由で尾瀬の福島県側の登山口である御池に早朝到着。テント持参でこの駐車場に幕営した方が良かったかも。

広い駐車場に沢山の車が停まっていたが広いのでまだ空きは沢山ある。有料駐車場の入口とは反対の方が登山口になっている。往復登山なら奥に停めるのが良い。ちょうど男女2人の乗った車が脇に停めた。

尾瀬沼へ行くのならマイカー規制で沼山峠まで入れないためシャトルバスに乗り換えとなる。帰りはそれを利用することとなるが。

もう既に多くの人が登山を開始したようである。私も早々に仕度をし出発。すぐに分岐の尾瀬ヶ原へは2時間半もあれば着くだろう。

軽く登るとこちらにも湿原が現れる。広沢田代という湿原だ。ミヤマアキノキリンソウで黄色くなっていた。その他ではワタスゲ、キンコウカが確認できた。モウセンゴケとかも生えているらしい。

再び樹林帯の登りに差し掛かる。木の階段などで整備されていて登りやすい。30分ほどでまた湿原が現れた。熊沢田代である。ここにはベンチがあり休憩するのにいいところだ。左右に大きな池塘というか水溜りがあるのが特徴の地点だ。

この登山道は標高差が無いのと登りの連続でないのでかなりと言うか昨日の巻機山より非常に楽だ。熊沢田代から岩がゴロゴロの箇所とかあるがあっという間に俎�ｰ（まないたぐら）2346ｍ着いてしまった。

天気が良く周辺の山々が良く見える。登ったことのある男体山や日光白根山は山容からして判った。平ヶ岳や会津駒ケ岳も確認できた。尾瀬沼も当然良く見える。

ここから燧ケ岳（柴安�ｰ）山頂2356ｍまでは20分ほどで着いた。こちらからは尾瀬ヶ原の眺望が良い。その先の山は以前悪天候の時に登った至仏山が見える。

燧ケ岳は火山ではあるが有史以降活動はないかと思ったが約500年前に溶岩ドームが出現するなど活動があったようだ。

下りは尾瀬沼に最短で下るルートをとる。眼下に尾瀬沼が見えるがなかなかたどり着かない。最短とは言え下りの連続でしかも枯れた沢のような岩場は少々難儀だ。まあ昨日の疲れのせいもあるかもしれない。

小休止したいが蚊が多いので休まず下る。この急登の道をこの時間に登る人が何組かいた。後で確認したら10時を少し過ぎたところなので時間的には全然問題無い。私の出発が早く、9時過ぎには下山開始していたのだがそういう感覚が無かった。

尾瀬沼のほとりにある沼尻休憩所でドリンクを買って飲む。下山時、特に蒸し暑い時などは非常にアイスクリームが食べたくなるのだが、期待のアイスはここには無かった。残念。

尾瀬沼湖畔の道は整備されていて歩きやすい。この時期はメインとなる花は無いと思うが、紫系の花である、サワギキョウやトリカブトなど見られる。いずれも有毒らしい。

沼山峠からの道と合流。この辺りから人が多く賑やかになる。ビジターセンター周辺には山小屋とか多い。食事も取れるが花豆ジェラートなるアイスも食べることが出来る。但し500円もする。

沼山峠へと歩を進める。ニッコウキスゲはもう終わっていて湿原を鮮やかにする植物はないが大江湿原には数種類の花が所々見られる。

バス停まで100ｍちょっとの登りが存在するがそれほどキツイ登りではない。もっとも体力消耗していたので他の人より歩くペースはかなり遅かったが。

帰りは陸の孤島と呼ばれる桧枝岐の日帰り入浴施設に寄って帰る。桧枝岐から孤島と呼ばれるように相当車を走らせても山から抜けられない。

渋滞は無いが一般道を延々と3時間以上走らせようやく上河内のスマートＩＣから高速に入った時は暗くなっていた。北関東道経由で稲敷で降り自宅へ戻ったのは10時を過ぎていた