上州武尊山

藤原ダム
一の倉沢
武尊神社
裏見ノ滝
武尊山山頂・剣ヶ峰分岐 武尊沢
剣ヶ峰山山頂2020m 武尊山方向
赤い実の植物? 中ノ岳方向 三ッ池が見える
武尊山山頂2158.3m 登山者と剣ヶ峰山方向
梯子と鎖場のある難路
照葉峡 岩魚の滝

2004年11月6日土曜日

成東自宅(車)3:50-7:29一の倉沢7:46-8:40裏見ノ滝8:52-林道終点9:05-11:19剣ヶ峰山-12:37武尊山山頂12:44-14:02手小屋沢避難小屋14:21-15:00林道終点-17:22花咲温泉18:50-22:20成東自宅 =歩き

交通費 高速代 東金〜水上5300円 沼田〜東金5550円 ガソリン代走行距離約600km消費量30L3480円 合計14330円

紅葉シーズンは10月なのでもう遅いが上州武尊山に行ってきた。

車にエンジンかける。外はまだ真っ暗である。

三芳PAに寄り朝食を食べる。水上ICで下り国道291号を走る。湯檜曽で右折して暫く走れば裏見ノ滝(武尊山登山口)であるがまっすぐ走る。一の倉沢を見るためである。

秋の交通規制で10月の週末は一の倉沢まで車で乗り入れできないが11月なので乗り入れできるのである。

マチガ沢に寄ってから一の倉沢に行った。早朝であるがカメラを構えた人や家族連れが結構いた。紅葉は終わっていた。

ユーターンして湯檜曽駅の先を左に曲がる。途中藤原ダムを通りトンネルをくぐる。武尊橋を渡りすぐ右に曲がる。この辺りはまだ紅葉がかなり残っている。やがて裏見ノ滝の駐車場に着く。

滝見物をまずする。坂を下ってすぐ滝は見える。昔は滝の裏を通れたらしいが今は崩落の恐れがあるため行けなくなっている。

準備をして歩き始める。林道はまだ続いていて、道路脇の看板を見るとこの地点から先まで車で行けるようである。車に戻り奥まで乗り入れることにした。

すぐに砂利道となり、悪路を走ることになった。滝の駐車場から歩いている人たちを追い越し、やがて林道終点の駐車スペースにたどり着く。7〜8台停まっていたがまだ数台スペースが空いていたので停めることが出来た。1時間以上歩く時間が短縮できたのでラッキーだ。

林道は少し先まで続いていてやがて道は細くなり山道となる。分岐を剣ヶ峰山方向に進む。ほとんどの落葉樹は葉が落ちていた。気温は高く手元の簡易温度計の標示が13度となっていた。なのでかなり汗を掻いた。上着を脱いでリュックにしまう。

いくつか沢を渡り急登に差し掛かる。足元は場所によりかなりぬかるんでいる。一人老人が下山していった。

やがて樹木の切れ間から武尊山が見える。

武尊山からの道と合流し0.1キロで剣ヶ峰山である。ここまで老人1人しか出会わなかったが武尊山から来た人達3人前後を歩いていた。前の男性は歩くのが遅い割には退けてもらえず少しだけ腹立たしかった。

剣ヶ峰山山頂にはその男性の連れと思われる数人がいた。ここで暫く休憩しようと思っていたが狭いのですぐに武尊山に向かった。

稜線を北東方向に進む。落葉樹はもう葉は無いが常緑樹や熊笹は青々している。武尊山直下までは歩きやすかったがここから山頂までは急傾斜で息が切れる。休み休み登ると武尊山山頂である。

山頂はシートなど広げて昼食休憩している人が10人程いた。陽射しが柔らかく暖かい。シャクナゲなど背の低い木は生えているが見晴らしは良く360度の大展望である。

やや霞んでいるが浅間山など見えた。谷川岳は山頂部が曇っている。木陰で昨日コンビニで買ったおむすびを食べる。ここまで大汗掻いたのでドリンクも旨い。

帰りは手小屋沢避難小屋方向に下る。ドロドロの登山道の脇の日陰に僅かに雪があった。11月にもなっていたので積雪も覚悟したのだが大したことなく良かった。

少し進むと鎖場や梯子のある急斜面に出会う。靴底が泥まみれなので油断すると足元がすくわれ上体だけで支えなければならなくなる恐れがあるので慎重に下る。先ほど若い女性がすれ違った。山頂にも女性がいたがかなりこれはきついだろう。

避難小屋を過ぎ沢をいくつか渡る。やがて分岐点で来た道と合流する。駐車スペースまで後もう少しだ。

駐車スペースは4〜5台がまだ停まっていた。裏見ノ滝の駐車場に停めた人らしき登山者を車で追い越し照葉峡に向かう。

奈良俣ダムは日本最大級のロックフィルダムだそうだ。近くには湯の小屋温泉や宝川温泉などある。

照葉峡はすでに紅葉は終わっていた。行き交う車も少ない。この水上片品県道は週明けに冬季通行止めに入るそうだ。道の脇に沢があり、滝がいくつかある。路肩が広くなっている箇所に止めて滝を見学。岩魚の滝など全部で中〜小規模の滝10箇所くらいある。

片品にある花咲の湯で入浴、夕飯を食う。

渋滞も無くスムーズに帰宅。