富士山

富士山スカイライン 上方の駐車場は既に埋まっている
雲海に浮かぶ愛鷹山 九月から本数少ないバス
富士宮口売店前を通る 山頂方向
営業中の六合目の山小屋 宝永山との分岐
新7合目の御来光山荘 ひたすら登る
間もなく八合目 これより奥宮境内地
宝永山 八合目池田館も今期営業は終了
九合目〜頂上の間 もう少しで頂上
富士宮口山頂 閉まっている頂上富士館
剣ヶ峰へ進む 富士山特別地域気象観測所
剣ヶ峰 9月ではあるが日曜の晴天で大勢の人
本栖湖、南アルプス方面の景色 火口越しに剣ヶ峰を見る
山中湖方面の景色 賑やかな吉田口山頂

2010年9月11日日曜日

富士宮口駐車場7:31-10:23八合目-+12:37富士宮口頂上-13:07剣ヶ峰-お鉢巡り-富士宮口頂上14:30-15:49八合目-18:10富士宮口駐車場

最近では私の登山シーズンは高山植物が咲き誇る7〜8月がメインである。9月は休みでも家の農作業とかあったり天気が良くなかったりで出かけることはあまり無かった。

その9月に登るとなると北海道の大雪山の紅葉の時期などに行ってみたい。閑散期の9月ということで逆に言えば山小屋などは空いているようだ。

富士山も7月8月の週末は駐車場や登山道の混雑が尋常でないようだ。その富士山に9月の土曜日に登ることにした。盛夏に行っても高山植物は大したこと無いし渋滞せず楽に登れそうだと思ったので。

料金2000円の富士スバルラインからの吉田口からではなく無料の富士山スカイラインの富士宮口から登ることにした。

東名高速の御殿場から富士宮口五合目を目指す。早朝ということもあり道は混んでない。高速からも見えた富士山が大きくなって見える。

500台駐車可能であるので停めることは出来たが登山口近くの駐車場は埋まっていた。シーズンだと下り線側に路上駐車することになるようだ。しかも登山口から数キロ下方までに伸びるとのこと。

登山開始は7時半だ。遅い時間のスタートということで自分が停めた所から車の列は下方にあまり伸びなかったようだ。車道を暫く歩くと展望可能な地点から雲海が広がっていた。愛鷹山と思われる山が島のように浮かんでいた。

JR富士宮方面行きのバスは9月からは本数が少ないようだ。まだ早朝ということで営業していない売店前を通る。自販機がありドリンク購入は可能のようだが若干値段が高い。

売店の屋上から山頂方向を見ると草がやや紅葉している。道路を挟んで反対側が標高2400mの富士宮口といわれる登山口になっている。そこから20分も経たないうちに6合目に着いた。

雲海荘と宝永山荘の二つの山小屋がありいずれも営業していた。ここにも自販機があるが値段はさらに上昇していて500mlの飲料は300円だ。

山小屋のすぐ先に宝永山との分岐がある。ここから先は本格的な登りが始まる。登山口がすでに2400mもあり高所順応のた通常はすぐには登山開始しないほうが良い。登山口到着が少し遅かったのですぐに登りはじめてしまったが。

登りがきついせいもありペースが上がらない。若干頭がボーっとしている。20年位前に従弟と富士山に一度だけ登ったことあるが頭痛という高山病特有の症状がでて参ったことを思い出した。

等間隔に山小屋があるが新七合目の御来光山荘をはじめ今期の営業は終了していた。八合目から上は富士山本宮浅間大社の奥宮境内地である。登山道と観測所以外は私有地ということだ。

中盤あたりは体調はまずまずだった。最後のほうの上りは酸素が薄い影響もあり休み休みの行程となる。富士宮口頂上の鳥居付近までようやくたどり着いた。陽だまりで多くの人が休憩していた。10℃あるか無いかの気温なのでじっとしていると寒いと思うが動いていればちょうど良い気温だ。

浅間大社奥宮と頂上富士館はやはり開いていなかった。剣ヶ峰はその間を通ると見えてくる。富士山特別地域気象観測所は少し前まで富士山レーダーが置かれていた所だと思う。その建物のあるところが剣ヶ峰である。

日本で一番高い場所に登山開始から五時間半かかってようやく到着。大勢の人がいた。登頂後は周辺の展望を楽しみながらお鉢巡りをした。

平地なら一周するのにそれほど時間はかからないと思うが3700mもある場所なので意外と時間がかかった。下山開始は14時半だった。暗くなる前に何とか下山できた。

吉田口の方は八合目までの山小屋はまだ営業している所があるらしいのでそちらから登った方が良いと思った。