伊吹山

三之宮神社 ゴンドラからの景色
三合目(スキー場)の草原(ユウスゲ) 五合目
五〜六合目からの眺め オオバギボウシ
九合目 間もなく山頂
伊吹山山頂 奥は測候所 山頂にある茶店
測候所付近にあるお花畑 東遊歩道コースを歩く
山頂の南側は霧の時が多い(らしい) 山頂駐車場

2004年7月22日木曜日

南彦根8:04-8:12米原8:32-8:42近江長岡8:45(バス)-9:00伊吹山登山口-(ゴンドラ利用所要5分)-伊吹山3合目9:25-9:58五合目-10:51八合目-11:14伊吹山山頂11:40-12:14山頂駐車場12:30-13:10関ヶ原13:34-13:45大垣13:55-15:45浜松16:33-熱海-大船-千葉-大網22:27-22:45成東 =歩き

交通費 JR線内青春18きっぷ使用2300円(1回あたり)近江長岡-伊吹山登山口290円 ゴンドラ600円 山頂-関ヶ原1000円 合計 4190円

ホテルの朝食はパン、おにぎり、コーヒーとおかずが数種類ある。適当によそって食べた。

南彦根駅へ行き、青春18きっぷに日付を入れてもらう。米原で乗り換え、近江長岡で降りる。バスの乗り換え時間が3分ほどなので足早に出口に向かう。

バスは甲津原行きとなっていたが、伊吹山登山口はこのバスで良いらしい。登山口まで乗車時間はそれほどでもない。乗客は10人くらいいた。

関ヶ原駅から伊吹山ドライブウェーを使うと山頂すぐまで車道が通じているのでそちらからの客がほとんどであろう。

三宮神社を通り、ゴンドラ乗り場へ向かう。一合目から登る気力は今日は無い。道の脇にはケカチの湧(ゆ)と言う湧き水が湧き出ていて、日本武尊が飲んで正気を取り戻したと言う水らしい。

ゴンドラ乗り場はちょうど大勢の人がいた。少しずらして乗車すれば一人でのんびり出来たのに、6人乗りに6人乗車してしまった。ここまで軽い登りで汗掻いていたがさらに大汗が出てきてしまった。

ゴンドラ降り場は冬はスキー場であり、今の季節は当然雪は無い。で、草原になっており、多くの草花が咲いていた。この、3合目から歩く。

4合目まではゲレンデの中を歩く。道の脇にテント場があり何組かキャンプをしていた。ユウスゲやオオバギボウシ、カワラナデシコなど多くの植物が3合目のゲレンデに自生している。

登山者はそこそこいて、五合目のベンチで多くの人が休憩していた。ここは茶店や自販機もある。

四合目〜五合目はやや背の高い木が生い茂っていたが、後は、草原の中の登山道である。天気は時たまガスっているが、雨は大丈夫である。草原状と言っても急坂で、かなりきつい。滝汗である。

登山中ほとんど曇であったが晴天であれば、大変だ。中高年の多い登山道を休息をとりながらゆっくり歩くこと、1時間半で八合目である。山頂まではここからもう少しである。

九合目付近からは西遊歩道になっている、山頂から伸びる稜線を歩く観光客がガスの合間から見える。草原の登山道も緩やかになり始める頃山頂にある建物が見える。伊吹山寺である。脇には郵便局の臨時出張所が出ている。その先は測候所が見える。

測候所の前にベンチがあり若い人達が休息している。山頂駐車場(山頂とあるが標高1260mにある)からの人たちがほとんどであろう。

最高点と、三角点を探したが良く分からなかった。とりあえず、茶店に寄り休憩する。アイスを買って食べた。旨い。暫くして牛乳も買った。

大汗かいていたのでシャツを着替える。茶店には土産も売っていて若い女性など買っていた。この茶店の脇にも茶店がありその隣に伊吹山山頂と記した標札と日本武尊の石像がある。

しかし、ここは一番高いとろろではない。それに三角点も無いのだ。一回り見たところ測候所辺りが一番高いのでそちらまで行ってみる。

測候所の建物の回りにフェンスがありそのそばに三角点発見。先ほど近くまで行ったのだが気が付かなかった。三角点の標高は1377.31mとあるが測候所の建物が立っているところのほうがもう少し高いような気がする。そうすると1380m位か。

三角点のあるところが必ずその山の最高点とは限らないのである。日光にある男体山は三角点と最高峰を同じとして、2484mとしていたが、登山者の指摘で数メートル離れた小高い岩場から計測したら、2486mあったそうである。去年から男体山の標高は2484mから2486mに変更された。

まあ、細かいことはどうでも良く、この測候所は11m82cmという積雪の世界記録(有人の測候所での観測記録においてと思われる=1927年2月14日の観測記録)を打ち立てているのである。

しかし、この測候所は平成元年に無人化となり平成13年3月31日をもって閉鎖されてしまった。この、測候所の下を通る東遊歩道を下り、山頂駐車場へと向かう。帰りは楽してバスで下山しようと思ったのである。

測候所の下にも草原状のお花畑が広がっておりシモツケソウやクガイソウ、アザミなどが咲いていた。遊歩道を歩く女性の一人が山頂の向こう側(南=風下にあたる)はいつも霧であると言っていた。振り返ると確かに霧であった。

遊歩道を下り、山頂駐車所が見えた。駐車場は満車状態であった。大型観光バスも結構停まっていた。休日は停められるのだろうか。バスの時間が少しあったので、飲み物など買って飲んだ。ここの売店も観光客が大勢いる。

帰りの関ヶ原行きの路線バスはそれほど混んでいなかった。関ヶ原から列車を乗り継いで帰る。18きっぷなので普通または快速に乗車。新幹線ならあっという間であろうが・・・。浜松で鰻丼を食べて帰る。伊吹山は草花の多い山であった。