河津桜

展望型車両 リゾート21 今年で14回目である河津桜祭り
河津桜 河津桜と特急踊り子号
伊豆北川付近 雪の旧大網駅付近

2004年3月1日月曜日

成東5:56-5:14大網5:18-5:35蘇我5:38-6:26東京6:32-8:20熱海8:26-9:52伊豆急下田10:00-10:08寝姿山麓通行禁止地点-伊豆急下田11:00-11:18河津11:57-13:09熱海13:11-14:32横浜14:38-15:48千葉15:53-16:20大網16:28-16:49成東

交通費JR線内青春18きっぷ使用2300円(1回あたり) 伊東-伊豆急下田間1570円 伊豆急下田-河津間480円 河津-伊東間1330円 合計5680円

青春18きっぷで出かける事にした。伊豆急下田の近くに寝姿山という山がある。ロープウェイで上がれるが歩いて行ったという情報がひとつもないのでどうなっているのか調べることにした。土曜休日だと京葉線でも東京着が6時30分で東京発6時32分には乗車できない。しかし、平日は若干時刻が変わって東京着6時26分となる。ということはぎりぎりで東海道線の6時32分に乗れそうである。これに乗れれば熱海からの接続がよく伊豆急下田に9時52分(次は10時44分)に着くのだ。朝真っ暗の中家を出る。雨が降っている。前日の予報はあまりよくなかったが雨が降ると言ってなかった気がする。駅に着き青春18きっぷに日付を入れてもらい0番線に向かった。しかし、まだ電車の扉は開いてなかった。発車10分前にドアが開き乗り込む。成東からの乗客は少ない。これは総武線が5時26分以降本数がそこそこあるからである。東金線はこの次だと、約1時間後である。求名、東金でやはりたくさん乗車し、大網駅ではかなりの人数が千葉行きの列車を待った。列車は行商のおばちゃん達らも含め座席はほぼ一杯になった。蘇我まで立っていた。京葉線の蘇我から各駅停車に乗る。ほぼ座席は埋まっていたが何とか座れた。東京駅の少し前辺りでようやく明るくなった。京葉線の東京駅ホームは地下深くにあり地上にある東海道線乗り場まで相当ある。これだと普通に歩いては10分以上かかる。なので、動く歩道も含め早歩きで移動した。発車数秒前に列車に乗り込む。まあ、駆け足しなくても何とか乗れるものである。しかし、座席はかなり混雑していて相席するのもいやなので途中まで立っていた。横浜で結構降りていったのでそこからは座った。しかし、乗車する人も結構いるので相変わらず混んでいる。天気は千葉市内辺りからは雨は降ってなかったが平塚辺りからまた降り出した模様である。小田原を過ぎる辺りから乗客もまばらになった。熱海で乗り換える。リゾート21と言う展望車両に乗車する。7両編成であるが各車両そこそこ混んでいる。伊東辺りで少なくなるのではないかと思ったが、さらに増えて立つ人もいる。乗客は中高年の女性が多い。多分、前日、伊東市内の温泉にでも泊まって、今日は、伊豆急沿線の観光でもするようだ。河津桜まつりと言う催しが開催されているようで、ここでかなり下車していった。終点伊豆急下田に着いた。雨は相変わらず降っている。山登りするには最悪だ。寝姿山は標高は200mあるかないかで大したことないので、とりあえず、あるいていける所まで行くことにする。ロープウェイの下を通る道辺りから巻くように登山道があるらしいのだ。稲生沢川にかかる橋は横殴りの雨で傘が飛ばされそうだ。左の細い舗装道を進むとほどなく登山道の入口らしき道を発見。早速登り始める。しかしすぐにフェンスで通行できないようになっていた。どうやら地主の意向で廃道にしたようである。登山道は心無い登山者がいると周辺の環境悪化に拍車がかかるし、民家のなどあるとプライバシーなどの問題もあるからであろう。ここから引き返しロープウェイで山頂を目指そうと予定していたが、天気が悪いので歩き回るのはよして他に見所はないかその辺りから情報を得ることにした。温泉でも入ろうかと調べたが、近くに公共風呂はないらしいので、河津桜を見に行くことにした。伊豆急下田から3つ目で河津駅である。車内はそこそこ乗車している人がいてこの河津駅で半分以上下車した。やはり桜を見に行くようである。この河津桜は昭和30年近くの住民が若木を偶然発見(花を咲かせたのはさらに数年後)したらしい。ピンク色の濃い色をしている。最大の特徴は咲く時期が2月初めから3月中ごろと普通の桜より早く咲きしかも開花期が長いのである。これはこの桜だけで1ヶ月以上お客を呼ぶことが出来るというかなり都合の良い木である。遊歩道は雨にもかかわらず人でごった返していた。河津七滝と言う名所もあるがねぎの出荷があるので早めに帰る。伊豆急は海沿いを走りかなり景色は良いが運賃がかなり割高であるのが欠点である。この割高な運賃でなければ何度来ても良い所なのであるが。千葉駅を過ぎるとなんと雪が積もっていた。