雲取山

七ッ石小屋近くの水場 七ッ石山から見る雲取山方面
つつじ マウンテンバイク
雲取山山頂 避難小屋からの景色
五十人平ヘリポート近くのテント場 ブナ坂を過ぎたところに生息する猿

2003年6月21日土曜日

成東5:46-6:12佐倉6:21-7:15錦糸町7:16-7:25御茶ノ水7:26-7:36新宿7:43-ホリデー快速奥多摩1号-9:14奥多摩9:20-臨時バス-10:00鴨沢10:00-10:25小袖乗越-11:37堂所-12:47七ッ石山13:03-ブナ坂13:14-13:44奥多摩小屋-14:42雲取山頂15:08-15:44奥多摩小屋-16:09ブナ坂-17:10堂所-18:21小袖乗越-18:54鴨沢19:11-19:49奥多摩20:08-20:42青梅20:49-21:17立川21:24-中央特快-22:00御茶ノ水20:02-22:10錦糸町22:14-22:45千葉23:04-23:44成東  =歩き

交通費 成東-奥多摩間 ホリデーパス 2300円 奥多摩-鴨沢間(西東京バス) 1220円(片道610円) 合計 3520円

雲取山に行くのに、手持ちのガイドの推奨ルート(三条の湯経由)だと日帰りは無理である。東京都にある山なので、どうしても日帰りで行きたいので他のルートを調べる。

鴨沢バス停をスタート、ゴールとすると終バスの時間にぎりぎりであるが間に合うので、それで行くことにした。奥多摩発8時半のバスに乗れればかなり余裕があるが、成東始発(4時56分)を使っても無理なので、9時半発のバスに合わせて家を出る。

新宿発のホリデー快速奥多摩号がちょうど奥多摩で接続しているので、それを使う。そのため、5時46分に変更する。新宿で、食料を買って、奥多摩号に乗り込む。列車は、それほど混んでない。

立川から、ハイキング姿の人達がかなり増える。御岳でかなり降りたが終点の奥多摩まで乗車してる人もかなりいた。これは、また、バスは超満員だなと思った。

丹波行きのバスに乗車しようとバス停にむかうと、臨時の鴨沢西行きのバスが出るとのことで、それに乗車した。運良く座れた。川乗橋方面東日原行きの臨時バスも出ていたようである。

天気が良いので、行楽客が多いのだ。バス会社は今日は儲かるであろう。発車間際には満員になった。乗客の中に千葉明徳高校の登山部一行(先生1名、生徒女性1人含む6名位)がいた。

バスは奥多摩湖の湖岸を通り乗客を周辺の登山口(鷹巣山や三頭山)や観光地で降ろし鴨沢に到着。最初、終点の鴨沢西に登山口があると思ったがこの鴨沢が雲取山の登山口であった。

ここで、ほとんどの乗客は降りた。みな、雲取山を目指すようである。鴨沢西までの運賃670円用意していたが鴨沢までは610円だった。金払ってバスを降り登山口に向かう。休憩を入れないで、雲取山往復の歩程時間は、標準で8時間55分である。帰りのバスの時刻が、7時11分なので、あまり余裕はないのだ。

最初のチェックポイント小袖乗越付近(小袖とはあったが乗越は入ってなかった)を通過。ここまで、数名追い越す。中高年の団体20名ほどが現れる。この付近の登山道は狭くなっており、最後方の人にもうちょっと広い所まで待ってと言われる。暫くして、追い越す。

11時37分堂所(道標の下に小さく書いてあったので登る時はここが堂所とは気がつかなかった)通過。ここまで、休憩も入れずかなりなハイペースで、しかも天気が良いこともあり体が熱射病になりそうだ。とりあえず、水分を補給し、タオルで汗をぬぐう。

ブナ坂、七ッ石小屋分岐を右に進む。テント持参の若者のグループが前方に見える。休息を入れながら歩いているようで足取りは軽い。

七ッ石小屋脇を暫く進むと水場がある。手で触ると冷たい。飲んでみる。冷たい。旨い。千本つつじ分岐を左に七ッ石方面に進む。千本つつじ方面は千本もつつじかあるのだろうか。確かに、この辺りにもつつじが咲いている。

暫く進むと七ッ石山山頂である。かなり見晴らしは良い。木陰でしばし休息をとることにする。なにせここまでほとんど歩き続けたから。おかげで、1時間近く早くここに着いたのだった。

15分ほど休憩し、出発。下りきると、ブナ坂分岐である。帰りは、巻き道を使おう。ここでも高校の登山部と見られる生徒5名(すべて男)がいた。先生が記念写真撮っていた。

所々に、つつじが咲いているひらけた登山道を進むと、ヘリポートがあり、その先に奥多摩小屋がある。ここは素泊まり自炊で、3500円也。ここから、最後ののぼりが続く。

目の前にはガレた急斜面。上を良く見るとなんとマウンテンバイク3人組。最初はひいて下りていたが途中から乗車して下っていった。まあ、この山は、距離が長いが、それほど難儀な地点はない。

元気であればさほどでない上りだがここまでかなり体力を使ってきたので、もうふらふら、かなりスローペースで登る。一山登って暫く進むと雲取山頂非難小屋が見える。あともう少しだ。

避難小屋の右を進むと山頂の標札と大勢の人。天気が良いのでかなりの人出で、記念写真も順番待ちであるようだ。山は、開けていて、霞んでいなければ富士山など見えるらしい。

デジカメ画像を何枚か撮り避難小屋で小休止。中に入ると、先客が数名いた。新宿で買ったサンドイッチを食べ、床に暫く寝転んだ。なかなか快適な小屋だ。ただなので変な小屋に金出して泊まるより良いかも。

予定より早めに下山開始。奥多摩小屋そばに、いくつかテントが張ってあった。3時を過ぎても頂上に向かう人が多いのは雲取山荘などで、一泊するためであろう。

ブナ坂から、七ッ石山を巻く道を進む。途中、木の枝に、猿がしがみついていた。鹿もいた。鴨沢バス停までに2人追い越された。予定より、早くバス停に到着。

先程、追い越していった人がいた。聞くところ、雲取山は、麓が曇りだと、頂上は大抵雨であると言う。前半飛ばしたので、かなり疲れた山登りとなってしまった。