倉岳山

北側の登山道 沢沿いの雪道を歩く 立野峠付近からの景色
他の登山者 倉岳山山頂から桂川方向
倉岳山990mから見る富士山 高畑山982mから見る富士山
仙人小屋跡から暫く歩いた地点 桂川

2004年1月31日土曜日

成東8:03-8:48千葉8:52-9:23錦糸町-御茶ノ水9:41-11:13梁川11:18-11:36倉岳山登山口-13:16立野峠-13:46倉岳山山頂14:02-14:23穴路峠-14:52高畑山15:00-16:07高畑山・倉岳山分岐-17:07鳥沢17:12-17:43高尾17:58-1850御茶ノ水-錦糸町-千葉20:06-20:51成東 =歩き

交通費 ホリデーパス使用2300円以上

秀麗富嶽十二景のひとつである、倉岳山に行ってきた。

朝、山登りとしてはかなり遅めの8時3分の東金線に乗る。御茶ノ水からは中央特快の大月行きに乗る。梁川で降りる。ホームから南側を見ると今から登る倉岳山と見られる山が見えた。改札を出る。この駅は無人駅であった。

桂川をすぐ渡り暫く舗装を歩く。1キロと少し歩いた所から登山道に入る。月夜根沢沿いを歩く。なだらかな登りである。しかし所々雪があり、しかも圧雪で滑りやすくなっている。かなりこの道は利用されているようである。

登るにつれ登山道が急坂になってきたのでアイゼンを装着した。始めてアイゼンを着けたがこれはかなり足に負担がかかる。アイゼンは滑らなくて良いがなるべくならつけないほうが良い。

登山道が稜線に来る頃には雪がまばらになってきたのでアイゼンをはずす。雪は主に北側斜面にあり稜線や南側斜面はほとんど無かった。

この稜線上でかなりの登山者と遭った。さらに登ると富士山が落葉樹の隙間から見えた。霞んでいたが頂上まで見える。

急登を登りきると倉岳山山頂990mである。ちょうど高畑山方向からの登山者が一人登ってきた所で比較的静かな山頂であった。

デジカメで周辺の山々を含めた画像を撮る。流石に秀麗富嶽十二景の山だけあって富士山方向の景色は良い。暫くすると高畑山方向から新たに3人組が来た。

どちらから来たかは分からないが、この山は南側からも登山道があるのでそちらから登って南方向に下山すると雪で難儀しないで済むので歩きやすいと思う。

今回、新しく買ったデジカメ、オリンパスのCAMEDIA μ-10 DIGITALと言うのを持って来ていたので試行錯誤で撮影した。このデジカメはモニターが明るくて良い。撮った画像がはっきり見ることが出来る。

山頂は思ったほど寒くなくお日様が出ていることもあって8℃くらいを指していた。ここから、同じく秀麗富嶽十二景の九番山頂である高畑山(倉岳山も九番山頂)に行く。

穴路峠870mまで一旦下る。この峠は昔は大月市と秋山村の集落を結ぶ生活道であった。時間がない場合などはここから右に進めばJR鳥沢駅(約1時間40分)左は30分で赤倉岳バス停(本数少ない)がある。

この穴路峠から再び登ること約30分ほどで高畑山山頂982mである。この時間になると登山者はいない。峠付近で夫婦2人に遭ったあとは誰とも遭わなかった。

高畑山は倉岳山と並んで秀麗富嶽九番山頂であり、隣接しているので景色はほとんど変わらないかと思ったが、手前に見える山の位置などがかなり変わっていた。

太陽の陽射は山の真上にあり午後も3時近かったのでかなりの逆光であった。ここから北方向に歩を進める。アイゼンを着けなければならないかと思ったがなんとか大丈夫であった。

仙人小屋跡を過ぎた所でいのししの親子がいた。襲ってこないかと心配したが人の気配を感じて奥のほうに消えていった。

滑らないように雪道を下山し続け穴路峠からの道と合流。そこから約1時間でJR鳥沢駅に着いた。駅の近くの店で食料を買って食べた。鳥沢駅付近は結構集落がある。

鳥沢も含めた各駅から登山スタイルの人が何人か乗車した。この中央線の大月〜高尾間は中高年の人気の登山コースがかなり多いのである。