一切経山

不動沢橋 鎌沼に向かう道
鎌沼 吾妻小富士(一切経山の山頂近くから)
空気大感謝塔 五色沼(一切経山の北側に見える)
西吾妻山方向と他の登山者 幕滝方向(滝は中央に微かに見える)

2004年10月16日土曜日

奥岳8:55-10:00不動沢橋(磐梯吾妻スカイライン)10:16-10:38浄土平10:45-11:45鎌沼11:57-12:41一切経山12:46-14:08浄土平-(車)-矢板温泉-自宅 =歩き

交通費 磐梯吾妻スカイライン1570円 母成グリーンライン730円 磐梯熱海IC-山武成東IC7450円 約400キロ走行 ガソリン代2300円位 合計12050円

あだたら高原ホテルから見える夜空は快晴で星明りが綺麗だった。しかし、朝になると曇空となっていた。予想外に南海上から雲が這い上がってきたのである。上空の薄雲であるが陽射しは無い。

親父が朝風呂に行く途中大勢の人がホテルにやってきたと言っていた。この人たちが風呂に入ると混雑して大変だ、と言ったが多分早出で安達太良山に登る人なのであろう。

ホテルに来たのでなく、昨夜泊まって出かけるところであろう。と言うことで大広間で食べる朝食は人が少なくなっていた。半分の人たちはもう出発したのであろう。

宿泊した部屋の前が登山道の入口となっていて、宿泊者だけでなく土曜と言うことですでに多くの登山者がゴンドラを使わずに安達太良山を目指していた。

今日は予定は立てていなかった。ただ、水曜日に浄土平周辺の山の紅葉が良かったので親に見せてやりたいと思った。ついでに、一切経山からの展望、特に五色沼を見ようと思った。

寝ている時にルートを考えていた。塩沢温泉(湯川渓谷)の先の国道115号を登って土湯峠に出るルートでは無く、土湯温泉〜高湯温泉〜磐梯吾妻スカイラインと言うルートで行くことにした。水曜日、バスで来たときと同じ順である。

ホテルの駐車場を出る頃にはゴンドラは運転されていて家族連れを含め多くの人で賑わっていた。駐車場も車が一杯停まっていた。私等は奥岳を後に坂を下った。

磐梯吾妻スカイラインの料金所では渋滞が出来ていた。つばくろ谷に架かる不動沢橋を見学。駐車場は満車であった。橋の向こう側に停める。

流石に土曜と言うことで沢山の人だ。橋と紅葉がすばらしいと親が感激していた(と思う)。さらに車は進む。やがて浄土平(標高約1600m)に到着。

駐車料金410円払って車を止める。水曜に来た時より混雑しているが収容台数は300台程あるのでまだかなり余裕がある。

吾妻小富士は10分程で登れるので(お鉢回りだと約1時間)、鎌沼をとりあえず目指すことにした。ゆっくり歩いても1時間位で着くのだ。

登山道は人がうじゃうじゃいる。急登に差し掛かり流石に息が切れるようで、小休止しようということになった。結構休んだ。そこから暫く歩くと木道の平らな場所を歩く。鎌沼にちょうど1時間で着いた。

暫く休息して一切経山に行くことにした。頂上からの展望を見るためである。一切経山まで0.6キロ地点で親父は脱落。ザックを預けて手ぶらで母親と頂上を目指す。

天気は曇ではあるが見通しは良く、吾妻小富士が眼下に見える。登山者も大勢いる。ほどなく、空気大感謝塔に着く。母親をデジカメで撮る。

もう少し進んだ、北側の窪みには五色沼が鮮やかな色をして水面を見せていた。写真を何枚か撮りすぐに下山。親父が寒い思いで待っているんじゃないかと思ったので急いで歩いた。

頂上から13分で鎌沼との分岐に着いた。親父曰く「待っていないで登ればよかった」と後悔していた。

下りはザレた道を慎重に下る。母親は2〜3回尻餅をついたらしい。休息しながら下山。ゆっくりマイペースで歩いたので思ったより疲れなかったようである。

帰りは土湯峠から母成グリーンラインを経て磐梯熱海ICから高速に入る。矢板温泉で入浴して家に着く。