指宿枕崎線

東京駅10番線ホームに入線した
ムーンライトながら号
広島-新岩国間(こだまの車内から)
徳山駅付近から見える景色 下関駅
門司駅(関門トンネル方向) 熊本金峰山 頂上からの夜景が見所
出水駅 出水駅前のイルミネーション
木場茶屋駅ですれ違う列車  枕崎駅
石垣駅 車内から見える開聞岳

2004年1月7日水曜日〜9日金曜日

1月7日水曜日〜1月8日木曜日
成東21:32-21:51大網21:54-22:12蘇我22:17-23:02東京23:43-<夜行ムーンライトながら>-6:56大垣7:01-7:37米原7:49-10:12姫路10:30-<ひかり355号>-11:33広島11:42-<こだま643号>-12:47厚狭13:11-13:43下関13:54-14:00門司14:07-16:47大牟田16:51-<つばめ19号>-17:20熊本17:26-17:58八代17:59-19:28出水19:54-21:49西鹿児島
1月8日金曜日
西鹿児島5:07-6:12指宿6:23-7:32枕崎7:38-8:21開聞

交通費 青春18きっぷ 1回あたり2300円 成東-東京間1280円 東京-横浜間450円 姫路-厚狭間運賃6830円新幹線自由席券4410円 大牟田-熊本間 普通乗車券910円 自由席特急券600円 18きっぷ以外の料金14480円

枕崎線と開聞岳登山の旅に出かけた。
自宅を夜の9時過ぎに出発。近くのコンビニにより駅へと向かう。余り混んでいない列車を乗り継ぎ東京駅へたどり着く。さすがに東京は深夜と言うのに賑やかである。成東駅の券売機は横浜まで(その先は青春18きっぷ使用)は購入できないので、東京までの切符を買い、東京駅で、一度改札を出て横浜までの切符を新たに購入。私の乗車するムーンライトながら号は10番線からの発車のようである。隣のホームは湘南ライナーと言う列車に乗る人が待っていた。ながら号は発車10分前に入線した。待っているのが結構長く寒いので、もっと早く入線ずればいいのにと思った。列車は思ったほど混んでなかった。これは全席指定で指定券が無い人は乗車できないためであろう。列車は定刻に発車。車内から見える街明かりは綺麗だ。すぐに車掌が乗車券を拝見しにきた。指定券と横浜までの乗車券と青春18きっぷを見せた。人影がまばらなホームを列車は通過する。このながら号の後は小田原行きが1本あるだけだ。その小田原から一部車両(4号〜9号)が自由席になる。指定席券は東京-小田原間のみが取れた。その先は自由席となる車両に移れば良い訳だが、今乗車している車両(6号車)にそのまま乗り続けられる訳である。これも前もってインターネットで仕入れた情報による結果である。隣の座席は空いていたが小田原の前の駅から乗車してきた。指定席券は持っていないらしい。小田原に到着。沢山乗り込んできた。座れない人が何人かいた。前の駅から乗り込んだ隣の座席の人は確実に座るためにずるしたようである。うつろうつろしながら暗闇を列車は走り続け浜松に到着。停車時間がなんと30分以上ある。豊橋でも約30分停車した。無駄な時間だ。豊橋からほぼ各駅に停車する。名古屋から9両から6両編成になる。後ろの車両に乗車していた連中が俺の乗っている車両に移ってきて結構混雑してた。大垣まで、乗る人、降りる人が結構いた。車内からようやく外の景色がはっきり見える時刻になった。山は雪で白い。終点、大垣に到着。網干行き普通電車に乗る。近江長岡から見える伊吹山は頂上は真っ白で山頂付近は雪雲がかかっていた。で、この、近江長岡駅は雪がちらついていた。米原で快速に乗り換える。時間があったので駅弁買いホームで食べる。この快速はかなり速い。ただし、座れたが途中から大変混んでいた。長時間座っていたので姿勢を整えようと足をそらしたら右太もも後ろをつってしまった。痛くて参った。京都〜大阪と列車は進み、姫路に到着。途中海沿いを列車は走ったがなかなか景色良く、明石海峡大橋も車内から見えた。姫路からの下り列車はこの時刻に都合の良い列車は無く(50分待つ)、それに部分的に新幹線を使わなければ今日中に鹿児島まで着かないのであるので新幹線を厚狭まで使うことにした。改札出て、券売機で乗車券と新幹線自由席を購入。1万円以上した。これも、当初の計画では土曜日に帰ってくる予定であったが婆さんの1周忌があると1週間前に母親が言ったためである。もっと早めに知らせてくれればいいのに、ろくでもない親である。ひかり355号は結構混んでたが座れた。さすがに新幹線は速い。広島でこだま643号に乗り換え、厚狭に着く。途中瀬戸内海が見えた。ここから再び在来線に乗る。高校生の姿が大勢見られた。本数が少ない割には混んでいる山陽本線に乗り暫くすると海の向こうに九州らしき陸が見えた。下関で乗り換え、関門トンネルをくぐる。意外と短いトンネルである。トンネルを出ると九州である。門司で鹿児島本線の快速に乗り換える。それほど混んでなくボックス席を確保。外の景色は田舎と街並みが繰り返す平凡な所を暫く走る。さすが博多付近は乗客多く賑やかな所だ。終点の荒尾の一つ前大牟田で下車。大牟田-熊本間は特急つばめに乗る。この辺りはのどかな景色が続く。熊本で再び普通列車の旅である。熊本駅に着いた頃にはかなり薄暗くなってきた。ちょうど寝台特急はやぶさが入線していた。八代では1分の待ち合わせで出水行きがある。学生でかなり混んでいた。終点の出水に着く頃には3両編成の列車は2人だけになっていた。出水で向いのホームに停車中の上りの八代行きに間違えて乗車する所だった。少し時間があったので駅前に出た。何も無かった。この出水駅は3月に九州新幹線が開業するので新たに新幹線ホームが駅舎の反対に存在していた。この出水から西鹿児島行きの最終普通列車、19時54分発に乗る。特急列車は後3本ある。月夜の車窓からは美しい海岸線が確認できた。次回は昼間に通りたい(但し新八代-川内間は新幹線開業により3月13日から第三セクターになってしまう)。終点の西鹿児島に着く頃には私も含めて2人だけであった乗客も少し増えた。駅を出て今日泊まる鹿児島ステーションホテルの場所を探す。地図を探したが無く代わりに案内板に矢印での標示があったのでそれに従って進んだ。暫く進むと案内図があり確認する。歩いてすぐのローソンの反対側にあるようだ。で、駅前は新幹線開業に伴ってかは判らないが改修工事が夜中になっても行われていた。ローソンで食べ物を買いインターネットで予約しておいたホテルに入る。ネット割引で6,825円→4,725円になった。フロントで料金前払いして部屋に向かう。コンビニで買った弁当食べ風呂に入って寝る。テレビをつけたら天気予報で明日の天気は晴れのち曇りだそうだ。
朝5時前にホテルを出た。西鹿児島始発の指宿枕崎線に乗るためである。この列車に乗らないと次の枕崎行きは12時過ぎである(山川止まりなら沢山ある)。ホテルの前のコンビニで食料買い、駅へと向かう。18きっぷに日付を入れてもらいディーゼル列車に乗り込む。乗り込んだ車内にはほかに人はいない(他の車両にはいた)。4両編成の列車は暗闇の中を発車した。意外と各駅で乗車する人がかなりいた。学生が多い。外の景色は真っ暗で見えない。最初は市外地を走っているらしいがやがて海岸沿いを走っているらしかった。この列車は指宿止まりであるので反対のホームに停車している、枕崎行の2両編成に乗る。枕崎を出る頃にようやく少し明るくなってきた。海からやや離れた内陸を列車は通る。開聞岳が進行方向左手に見える。途中トンネルをいくつかくぐった。割と学生が多い列車は終点の枕崎の一つ前の薩摩板敷でかなり下車した。駅の近くに高校があるらしい。枕崎は思ったより発展した。終点の枕崎はホームは1つだけある。かつては島式の反対ホームに鹿児島交通枕崎線のホームがあったらしいが廃線により今は跡形はほとんど無い。で、駅舎(無人 最南端の終着駅、最南端の駅は同じ指宿枕崎線の西大山駅=沖縄のモノレール駅の赤嶺駅がある)はJR所有ではなく鹿児島交通所有であるらしい。折り返しの上り列車は6分停車して出発した。約40分ちょっとで、開聞岳の麓にある開聞駅に着いた。(この後は山登りのページに続く)