雌阿寒岳

一合目 3〜4合目間からの景色(足寄町)
オンネトー 六合目の岩場
フップシ岳 ウスユキソウ(?)
山頂方向 噴火口(赤沼)
阿寒湖方向に見える噴火口 雌阿寒岳山頂1499m
阿寒富士方向の噴火口 メアカンキンバイ

2004年7月12日月曜日

雌阿寒温泉11:16-12:19五合目-13:19雌阿寒岳山頂-14:16五合目-15:14雌阿寒温泉

雄阿寒岳の駐車場から車で移動。途中、コンビニに寄り雌阿寒岳登山口の一つ野中温泉(雌阿寒温泉)に向かう。一日で二山を登るわけでそれほど体力の無い私には結構きつい。

時間的に阿寒富士に登るのは諦めて短時間で登れる雌阿寒温泉コースの往復登山にしたのだ。

登山口近くの駐車場に車を止める。近くには温泉施設が2ヶ所あり、300円で入浴できるようだ。入山届を済ませ山中に入る。早出の登山者が何組か下山してきた。林の中の登りで涼しいが、ペースを早くしたので大汗である。最近太ってきたので何とかしなければいけない。

ほどなく一合目を通過。赤松の根に注意しながら登る。3合目の標識には標高が書かれていて947.1mとなっていた。ここから背の低いハイマツ帯になる。4合目を過ぎるとオンネトーの青い湖面が見える。次第に岩ゴロゴロの道になり、上部には不安定な巨岩も見える。こっちに向かって落っこちてきたら恐いなあと思った。

順調に登り9合目を通過。やがて噴火口が見える。噴火口は水が溜まっていて赤沼と呼ばれるらしい。その上部の壁の真ん中くらいから小さな噴煙を上げている。頂上は火口の円を時計回りに少し進んだ所にある。昔は1503m程あったらしいが、噴火の影響だと思うが今は1499mである。

頂上に着いたら男性が気持ち良さそうに昼寝をしていた。噴煙を上げている場所は1箇所だけではなく、目で確認できる範囲では登山道を進んだ方向から見て左前方(阿寒湖が見える)と右前方(煙で阿寒富士が良く見えない)にかなりの規模の噴煙を上げていた。噴火活動が数年前活発で登山規制で登れなかったようである。

風向きは噴煙方向からは吹いていないが時たま硫黄の臭いがした。山頂付近の画像を撮りすぐに下山しはじめる。途中、何人かすれ違った。早い人なら3時間もかからないで往復できるであろう。私は歩くのが遅いので途中で一人、抜かれてしまった。駐車場に戻りオンネトー湯ノ滝に向かう。