三ツ峠山

ツツジ タンポポ
フジザクラ ミツバツチグリ
山荘四季楽園 山頂著直下の屏風岩
三ツ峠山山頂1785m 御巣鷹山方向 電波塔が多い
新緑 岩登りの人達
神鈴の滝 三つ峠駅

2004年5月8日土曜日

成東6:32-蘇我-錦糸町-御茶ノ水-新宿8:14-10:27河口湖10:35-11:00三つ峠登山口バス停-12:38三ツ峠山13:10-13:45八十八大師-14:32大曲-15:50三つ峠駅15:58-18:04新宿-御茶ノ水-錦糸町-20:13成東 =歩き

交通費 JR線内ホリデーパス使用2300円 大月-河口湖間1110円 河口湖-三つ峠登山口(バス)710円 三つ峠-大月間690円 合計4810円

去年、行きそびれた三ツ峠山に行った。

ホリデー快速河口湖号は予想に反してかなり混んでいたが何とか座れた。どうやら駅からハイキングのイベントが三つ峠駅であるらしい。その三つ峠駅でほとんどの客は降りていった。

ホームが短いため6両編成の列車の後ろ3両のドアは開かない。そのため降りるのにかなり時間がかかってしまった。

河口湖駅ではバスの発車2分前に到着。富士急の料金1110円渡しバスに飛び乗る。バスは河口湖畔を通り、去年間違って降りてしまった三つ峠入口を過ぎ、山道をどんどん登る。

発車から約25分で三ツ峠登山口に着いた。乗客のほとんどがここでで降りた。今乗ってきたバスの乗客である中高年の登山者を追い抜き、舗装道を暫く進む。ツツジやタンポポ、スミレなどが咲く道を歩く。

やがて駐車スペースのある所に到着。脇にあるトイレに行く。駐車場は車で一杯である。そこから、砂利道を歩く。4WDの車のみ走行可能な道を歩く。

下山する人達にも何組か出会う。頂上付近に宿泊可能な山小屋があるので、そこに泊まったのかも。もっともこちらからの登山は往復で3時間もかからないので11時を過ぎていることを考えれば日帰りかも知れない。

天気は蒸し暑いが、曇空で時より薄日が差す程度で頂上からの展望は期待できそうにない。季節的に空気中の水蒸気量が増えるので仕方ない。

登山開始から1時間ちょっとで三ツ峠山荘手前にある展望地に到着。カメラを抱えた登山客がいたが案の定天気は良くない。

ガスがひっきりなしに通過している。霧ではないが時々見通しがかなり悪くなる。多分晴れていればすばらしい景色であろう。

ここから、三ツ峠山山頂(開運山)は歩いて、それほどでもない。途中山小屋である、四季楽園前にある自販機でドリンクを買う。500mlのペットボトルが300円した。ビールの自販機もあった。

バスの乗り換え時間がなかったのでドリンク買い損ねたのでここでの補給は助かる。

頂上手前南側は岩場になっていて岩登りをしている人たちがかなりいた。その岩場の上が三ツ峠山(開運山)山頂である。

山頂はそれほど広くないが20人くらいの人が休息していた。親子連れ、しかも背中に赤ん坊を背負っている人もいた。空を見ると時より日も射してきたので暫く粘ることにした。しかし、富士山は現れなかった。

三つ峠駅発15:58のホリデー快速に乗る予定なので、そろそろ下山することにする。帰りは昔はメインルートであった山頂-三つ峠駅を結ぶ道を歩く。

岩登りの人達で賑わう山頂直下の屏風岩を通り、落石注意の看板を見ながら急坂をどんどん下る。天気が回復して青空が見え始めてきた。ふと見ると雲の隙間から微かに富士山が見えたのである。

登山道が土砂で埋まっている地点があったが新たに踏み固められた道があるので少し歩きにくいくらいで道自体は危険ではない。ただ上部が岩場なので落石の可能性はある。

八十八大師の石仏座像群が祭られている地点を通過し順調に下山する。こちらのルートは登山者はほとんどいない。こちらのルートはかなり時間がかかるのでやはり三ツ峠登山口バス停付近にある駐車場からのマイカーの往復登山者が多いのであろう。

誰もいないのかと思ったが、中高年の6〜7人のグループが登って来た。あとどれくらいあるのと聞かれた。ここまで下山するのに1時間はかかっていないが登りだと1時間は楽にかかると言った。

この、グループのほかに老婆の単独登山者が元気良く登っていった(何者だろう=キツネか?)。

舗装道になり達磨石を過ぎ、右手に柄杓流川(しゃくながしがわ)が流れる。途中下山道近道の標識がありそちらに進むと滝があった。この滝は神鈴の滝と言うらしく全長400mにも及ぶ1枚の岩盤の上部にある。なかなかの清流であった。

電車の時間を気にしながら(と言っても本数は多いので乗り遅れてもかまわないのであるが)進む。

舗装道が緩やかになった地点にグリーンセンターと言う西桂町の施設がある。そのひとつに入浴可能な三ツ峠グリ−ンセンタ−「ふれあい館」600円がありよって入るのも良いかも。

駅には快速の発車5分前に到着。ホームには駅からハイキングに参加された人と思われる大勢の人がいた。