妙高山

妙高山 燕温泉登山口 妙仙橋からの景色
ギンリョウソウ 大倉沢
黄金清水付近でタケノコ採りの一行に遭遇 長助池付近のハクサンコザクラ
長助池で小休止 春先の寒波の影響で残雪が多い
妙高山山頂 火打山方向の景色
山頂から0.5キロ付近にある鎖場 光善寺池
北地獄谷上部の雪渓 北地獄谷麻平分岐
燕温泉の奥にある黄金の湯 硫酸硫黄泉らしい

2010年7月5日月曜日

燕温泉5:26-7:58黄金清水-9:23長助池9:53-12:12妙高山頂12:28-14:05天狗堂-15:08麻平分岐-16:16燕温泉

梅雨で東北方面も含め雨の予報だった。レーダーとかチェックしてみるとなるほど降っている箇所がある。しかし全域ではない。と言うことで一番悪くない方面を探した。

5日の月曜日は梅雨前線の活動が小康状態になるようで予報は曇りの所が多くなっていた。と言うことでとりあえず出かけることにした。

夜中、高速をゆっくり走る。上信越自動車道を進み長野を過ぎ新潟に入る辺りから小雨模様になってきた。しかも登山口に近づくにつれ霧も発生。どうしようかと思ったが5時を過ぎる頃雨はあがり明るくなってきた。

駐車場は燕温泉の入口に用意されていた。平日なので登山者はほとんどいないと思う。自転車で登山口にやってきた若者がいた。登山者かどうかはわからない。その人は駐車場の片隅に停めてどこかに立ち去った。

出かける間際に車が来た。後で判ったのだが山菜採りの人たちだった。

無料足湯のある旅館の前を通る。祝妙高山山開きの横断幕の下を通る。旅館は数軒あるのだが寂れた感じがある。

妙仙橋から先が本格的な登山道である。麻平のポイント途中までに2組の登山者(山菜採りの一行)に遭う。前回の利尻山の登山は前日の礼文散策の疲労もあり所要時間が標準よりかなりかかってしまった。今日は標準以下のまずまずのペースだ。

ギンリョウソウやタニウツギなど見られる。それより妙仙橋付近の谷にも存在した残雪が、行く手を塞ぐように各所に存在していた。

大倉沢は雪解け水の豊富な流れが存在していた。河原を暫く歩くと雪渓がありその上を歩かなければならなくなった。雪渓の下はおそらく空洞になっていると思われる。崩落したらと思うとぞっとする。

雪渓の上を歩く自体は問題は無い。固く締まっているので歩きやすい。しかも涼しい。ただ、端の方は薄くなっていてたまに踏み抜いてしまい登山靴の中に雪が入ってしまうのだった。

大倉沢の先は少々登りがきつい。黄金の清水という水場に着いた。笹の中から流れが出ている。水は冷たくまずまずだ。ベンチがあるので小休止するのには最高の場所だ。

その先、大きくなった水芭蕉の葉が沢山あるところを通過する。花はないかと思ったら数は多くないが見られた。

木道が整備されている所を進むとタケノコ採り御一行に遭遇した。

芝沢という地点を過ぎ残雪で覆われた道を暫く登る。水の流れがこのあたりある。

登りはじめて4時間位で長助池に着いた。池はそれほど大きくは無かった。ただ湿原は広大で高山植物、特にハクサンコザクラが沢山咲いていた。

たまに晴れ間もあったが長助池ではガスがひっきりなしに流れていた。ベンチがあるので回復するのを暫く待つ。

地図を見ると湿原の向うに標高2171mの大倉山がある。この山は妙高山の外輪山の一角をなしている。火打山方面の登山道が大倉山の左の鞍部にあるようだが大倉山も含めガスで見えない。

タケノコ採りの人はいたが山頂に向かう人はあまりというか全く見かけなかった。ただ踏み跡が一つ新しいのがあったのと、火打山から妙高山に向かう登山道方面から女性の話声が沢山聞こえた。

30分ほど長助池に滞在した後、山頂への最後の急登へ向かう。例年7月下旬まで沢に残雪が存在するらしいが今日この時点ではかなりというか大量の雪が沢を覆い尽くしていた。

火打山方面への分岐の標識はほぼ雪の中に埋もれていた。ルートを見失わないようにペイントやリボンなどを確認しながら歩を進める。長助池の先ではキヌガサソウやマイズルソウなど見られた。

雪渓の先の急登はかなりしんどかった。ただ利尻山ほど暑くはなく助かった。そして12時少し過ぎに妙高山山頂に着いた。

ちょうど晴れていて火打山方面の景色を見ることが出来た。雲がかなり多く、去年登った高妻山などは見えなかった。

腹は減ってなかったが横川SAで買ったおにぎりを少し食べる。妙高山頂とある地点より少し南にある妙高大神の方が標高が高いらしい。三角点のある山頂は2445.9mで妙高大神は2454mである。下山はその妙高大神を通る。

こちら側の登山道も傾斜は急である。鎖場が途中あり慎重に通過する。景色は良く眼下に樹林帯が見られる。雲ではっきり見られなかったが南地獄谷と思われる地点からは湯気のようなものが出ていた。

風穴が途中あり涼しい風が穴から出ていた。光善寺池を過ぎ天狗平の分岐にたどり着いた。ロープウェイが運行される7月中旬からなら大谷ヒュッテ方面の登山道の利用も考えられる。

胸突八丁と呼ばれる急斜面を下ると北地獄谷にたどり着く。草木の生えない箇所があり、この辺りからガスが噴出しているようで硫黄臭かった。

北地獄谷も一部雪渓になっていて通過するのに注意を要した。麻平分岐あたりにつく頃にはガスがかなり酷くなってきた。

崩落箇所があるため麻平経由で下山してとのことだったが見落としてしまった。そのまま進むも特に問題は無かった。北地獄谷の燕温泉近くにある光明滝・称名滝はガスで存在が良く判らなかった。

北地獄谷の各所から温泉が出ているようで、赤倉温泉はここからの引湯のようだ。

燕温泉の旅館街にようやく近づいて来た。黄金の湯という無料の施設がある。ゆかたを着た人が歩いていた。燕温泉の宿泊者であろう。この温泉は次の日に利用させてもらった。

温泉街を通り駐車場に向かう。路線バスがJRの関山駅から燕温泉まで運行されていてちょうど停車していた。

温泉に一泊して帰ろうと思い比較的安い燕ハイランドホテルという宿を予約した。温泉街から少し離れていて一軒宿である。値段からして2食付としては十分満足した。

翌日、燕温泉の無料の黄金の湯に入った。駐車場脇には前日あった自転車がまだ停まっていた。帰りは上田城など見て帰る。