御嶽山

登山口(田の原) アキノキリンソウ
八合目付近 富士見石付近
水量僅かな水場 王滝頂上までもう少し
御嶽神社頂上奥社本宮 社務所脇を通り剣ヶ峰へはもうひと登り
もう少しで頂上 右は剣ヶ峯旭館 こんなところに自動販売機が置いてある
最後の登りは石の階段 枯れている一ノ池
御嶽山山頂3067m イワツメクサ
二ノ池 ミヤマダイコンソウ
トラバースルート上から見える雪渓 王滝奥の院
白い煙が上がる地獄谷 田の原(王滝口)方向の景色

2006年7月30日日曜日

田の原9:26-11:01水場-12:05御嶽山山頂12:16-12:47二の池-13:56地獄谷展望所(王滝奥の院)-14:28水場-15:35田の原

木曽御嶽山に登って来た。夜中に家を出る。途中、パーキングで休憩入れながら田の原に着いたのは9時を過ぎていた。天気は晴れていて良さそうだ。中央アルプスなど登山口に向かう車から見えた。

駐車場は観光バスを含む沢山の車が停まっている。ナンバーを見ると東海、関西系が多い。私の住んでいる千葉方面も探せばある。

早速登る。御嶽教の白装束や中高年の登山者が多いがファミリーもいる。始めは緩やかな砂利道で道幅も広い。その後階段になる。

下ってくる人も多い。早朝出発したか、山小屋に泊まったのであろう。しかし、3000m級の山に登るにしては暑い。南向きの登山道で日ざしもたっぷりあるからだ。

道はやがて急登の岩場の道になる。ここまで休息入れなかったがここからは休み休み登る。雲が多くなってきたが晴れ間も時折あり、とりあえず雨の心配はなさそうだ。

ハイマツ帯をさらに登る。左手に沢のようなえぐれた箇所が縦に走っていて、残雪が存在している。水の流れは無い。八合目を過ぎると王滝頂上脇にある山荘が見えてくる。

水場は地図の説明どおり岩肌からにじみ出ている程度で水量は乏しい。コップが置いてあるがいっぱいになるまで暫く待たなければならない。少し飲んでみたが生温い。日差しで温まってしまうみたいだ。別の箇所にもしみでているので、触ってみた。こちらはやや冷たい。

登山道の傍らにはイワツメクサやイワカガミ、ミヤマダイコンソウなど見られるが数は多くない。

王滝山荘の脇を通り御嶽神社頂上奥社本宮に着く。賽銭100円入れる。社務所でお守りを購入。ここから剣ヶ峰までもうひとのぼりしなければならない。

流石に火山の山である。王滝の社務所からの道は植物など生えていないガレ場になる。ちょうど団体の登山者がいて、すでに山頂にいる人と無線でやり取りしていた。にょろにょろのモニュメントに我々はいるとか言っていた。

剣ヶ峯旭館の横を通るとジュースの自販機が置いてある。その脇の階段を上ると剣ヶ峰3067mである。階段を上ってすぐ左に御神札授与所の建物がある。その脇が御嶽神社で一段高くなっている岩場が3067mあるのであろう。階段の脇の石碑には御嶽山海抜3063mとなっている。

右手奥に山頂標があり、そこから一の池が見え、その右下に二の池がある。一の池は水は無く残雪が僅かに存在しているだけである。二の池は水があり青く見える。その先の三の池は凹みは見えるが水面は確認できない。

急ぎの旅で無いので二の池まで行ってみた。池の近くには高山植物が咲いていた。チシマギキョウやチングルマ、ミヤマダイコンソウ、イワツメクサなど。

池の北側斜面には残雪があり水面の青と相まって綺麗である。反対側のほとりには山小屋がある。

帰りは巻道を使い王滝まで下る。途中の斜面にはまだ多くの雪が残っている箇所があった。

王滝からまっすぐ帰らずに奥の院に向かう。地獄谷といわれる場所は荒涼とした景色が広がっていて、良く見ると数箇所白い煙が上がっている。耳を澄ますとシューという音が聞こえる。白煙の脇に水の流れが確認できるがあれはただの水なのだろうか。温泉だったら最高所の温泉かもしれないのだが。

来た道を下る。まだ明るいこともあり登る人が大勢いる。山小屋も沢山あるし一泊するともっと楽しめそうな山だ。また、登山口も数多くあるのでそちらからも登ってみたい。

田の原の登山口に戻る。ソフトクリームを買って食べる。車に乗り麓のうしげの湯と言う日帰り入浴施設に立ち寄る。泉質は良かったがその他はいまいちであった。

高速は日曜と言うことで渋滞していて、家に着くのがかなり遅くなってしまった。