大台ケ原山

大和上市駅 バスの中から
大台ケ原駐車場 緩やかな道が多い
整備された道 大台ケ原山頂(日出ヶ岳)1695m
大台ケ原に生息する鹿 大台ケ原の枯れ木
牛石ヶ原 大蛇ー
シオカラ谷 シオカラ谷吊橋

2004年7月21日水曜日

交通費 成東-品川1450円品川-横浜280円 横浜〜JR線内青春18きっぷ使用2300円(1回あたり)ながら号指定席料金510円 京都(近鉄)-大和上市1200円 大和上市(奈良交通バス)-大台ケ原往復4000円 大和上市(近鉄)-吉野口320円 合計10060円

成東(7月20日発)21:49-千葉-品川23:55(ムーンライトながら91号)-5:55大垣6:01-米原-京都8:00(近鉄)-9:17橿原神宮前9:31-10:18大和上市10:30(バス)-12:03大台ケ原-12:47日出ヶ岳-13:24正木ヶ原-14:02大蛇ー-15:19大台ケ原16:15-17:56大和上市18:12-18:42吉野口19:18-19:36高田19:38-20:20奈良20:49-21:39京都-能登川-23:07南彦根 =歩き

夜行列車を使った旅に出た。臨時のながら号はかなり空いていた。冷房も良く利いていた。大垣で乗り換え米原に着く。当初はここから北陸方面に向かい、福井にある荒島岳に登る予定であったが大雨により鉄橋が流され当分の間越美北線は不通であるので、急遽、予定を変更して大台ケ原に行くのである。

京都で近鉄に乗り変え大和上市で降りる。青春18きっぷ利用なのでJRで吉野口まで行きたかったんだが、大台ケ原行きの10時30分発のバスの時間に間に合わないのだ。

大和上市では中高年の登山スタイルの人がいたが、大台ケ原方面のバスに乗車したのは私だけであった。平日の、最終バスなので人がいないのだろう。

バスは山道をどんどん進む。吉野川の脇をトンネルやカーブが次々と現れる。途中、不動窟と言う鍾乳洞の案内をバスの放送で流していた。

道が細くなり車内からの眺めがよくなり始めたら終点は近い。駐車場にはそこそこ車が駐車していた。夏休みなので子供もいる。登山届でも出そうと思ったが用紙が無いので止めた。もっとも整備がしっかりされており、大台ケ原周辺はファミリーで気楽に散策できるコースなのだ。

歩き出し1時間もしないうちに日出ヶ岳(大台ケ原一帯で最高峰)である。子供連れの一行や、中高年や鹿がいた。ここには一等三角点も設置されている。

ここから正木嶺方向に歩く。歩程4時間弱の周回ハイキングコースになっているのである。日出ヶ岳から一旦下り、登り返した所が正木嶺らしい。周辺は立ち枯れの木が多くあり、熊笹が繁茂している。

正木ヶ原を過ぎ、尾鷲辻の分岐を牛石ヶ原方向に進む。この分岐をまっすぐ進まず右に行けば駐車場まで30分ほどである。牛石ヶ原でも鹿がたくさんいた。鹿は笹を食べているようである。

ハイキングの人たちがちらほらいる道を進むと、大蛇ー方向の分岐で、大蛇ー方向に進む。その大蛇ーは絶壁の岩場で眺望は大変よろしい。安全のため鎖が張り巡らされているが、土台がかなりぐらついていた。眼下に東ノ滝があるようだが見えなかった。少し離れた所にある中ノ滝(名瀑100選)は落差245mあるそうだ。

ここから、シオカラ谷を通り駐車場に向かう。シオカラ谷までかなり下る。水の流れはそこそこあるが、それほど冷たくはない。その頭上にあるシオカラ谷吊橋を渡り、今度は急坂を登る。登りきったら駐車場に出るのである。

今回のコースはファミリー向けのコースであるが大杉谷コースや東ノ川の沢登りコースなど面白いルートもある。ただし沢登りはそれなりの装備と経験が必要かもしれない。

バスの時間があったので昼食を食べた。柿の葉寿司と山菜うどんのセットを食べる。柿の葉寿司は大和五條の名物のようである。

天気はおおむね晴れ叉は曇であったがにわかに雨が降ってきた。しかし大したことはなかった。帰りのバスは7人ほど乗車した。一番後ろの座席に座ったがこの場所はすごく揺れる。冷房も結構効いていてジャンパーを着こんだ。

大和上市から京都方面に向かう。今度は吉野口からJRを使った。乗り換え時間があったのでビジネスホテルに電話した。一軒目は電話は通じず二軒目の南彦根にあるスーパーホテルという所に予約を入れた。

電車の待ち時間の間、雷の音が各所でしていた。高田付近はかなり土砂降りであった。奈良駅の構内で、何か食べようと思ったが、そば屋など何も無かった。

京都で快速に乗る。南彦根は快速は停まらないので能登川で普通に乗り換え午後11時過ぎにようやく、南彦根についた。駅前にはコンビニなど無かったがホテルのすぐ脇にセブンイレブンがあったので寄った。ホテルの受付の男性は東金出身だと言った。朝食つきで4980円は安い。