白鳥山

無人駅であった芝川駅、
奥に見える山が白鳥山
釜口橋
頂上まで2キロの標識 富士見台からの富士山
白鳥山山頂からの富士山 南アルプスと眼下に流れる富士川

2008年1月6日日曜日

芝川駅12:30-12:52登山口-13:17富士見台-13:56白鳥山山頂14:22-14:56富士見台-15:17登山口-芝川駅

18きっぷを使って身延線芝川駅へやってきた。ここから、富士山の眺望が良いと言う白鳥山に登ろうというのである。

「富士の見える山」という本の中で手頃そうな山だったのでここへ来た。ついでに身延線完乗も目的だ。まあ、かなり昔にこの路線は乗車済みではあるが。

身延と富士宮の間の普通電車は本数少なく日中は2時間に1本と言うローカル線だ。特急は7往復あり一部区間を除けば民家も多い路線である。

列車は車掌はいるがワンマン運転の体制で、列車から降りるには先頭車両の前よりから下車しなければならない。芝川で降りたのは私一人だけだった。

駅舎にある自販機でドリンクを買って歩き始めた。橋を渡る途中で富士山が見える。踏切渡って釜口橋を通過。川幅はそれほどでもないが水の色が緑っぽく綺麗に見える。その先、内房橋を渡り数分歩けば登山口であった。

山の麓の集落の間にある細い道が登山開始地点であった。標識等が無いと絶対に見逃してしまうような感じの所だ。
標高が568mしかないので少しきついハイキングコースだ。茶畑の脇から林の中に入る。最初は竹林が混じった薄暗い所を歩く。直射日光は無いが登りは暑い。長袖シャツ一枚以外はリュックにしまう。ちょうど、男女2人組みが降りてきた。

最近掘り起こされたと言う急登の石段が現れる。緩やかな登山道と上部で合流していた。七面宮跡となっている地点で小休止。富士見台となっていて樹林の間から富士山が見ることが出来る。ただもう少し樹木が生長すると富士山が見えなくなるかもしれない。

さらに歩を進める。一旦道は下る。そして最後の急坂。かなりきついが、標高は568mしかないので酸欠状態にはならなくて良い。

山頂からの眺望はなかなか良かった。富士川やその向うには山並みが白い雪に覆われている南アルプスが見え。手前の黒山は七面山か。展望盤があるのであとでゆっくり確認した。そして、ここからも当然富士山が見える。

まあ、山に登らんでも富士山は見えるが、駅から歩いていける手頃な山となると意外と数は多くない。大月の岩殿山とかもいいが、あそこはホリデーパスが利用出来る。

帰り際に高校生らしき3人組が現れた。その他に親子の3人組にも出逢っているが10人以下の山だ。帰り道を間違えて西側に下りかけた。どうやら10分も下れば車道が存在するらしい。

電車の時間が16時24分である。ゆっくり歩いても余裕だ。来た道を戻り、駅の近くのコンビニに寄ってから駅に着いた。来週ハーフマラソンなのでちょうど良いトレーニングになった。