斜里岳

静岳荘(登山口) 何度も渡渉する
羽衣の滝 万丈の滝
見晴らしの滝 8合目
山頂方向 9合目
馬の背 ミヤマオダマキ
ハクサンイチゲ 斜里岳山頂1547m(1545m?)
竜神ノ池 熊見峠付近から斜里岳方向を見る

2004年7月11日日曜日

清岳荘14:30-15:14下二股-16:30上二股-17:12斜里岳山頂-18:31熊見峠-19:16下二股-20:00清岳荘

交通費 成東-羽田1750円 (JR1280円 モノレール470円)羽田-釧路(飛行機使用)12050円 レンタカー代20055円+ガソリン代2992円 釧路-羽田24800円 羽田-成東2650円(東京-佐倉間特急使用) 合計64297円

飛行機が約1時間遅れたのと屈斜路湖の湖畔露天風呂見学など余計なロスタイムでなんと登山口に午後2時をかなり過ぎて到着。12時過ぎくらいには着きたかったんだが・・・。おまけに霧雨が降ってる。

情報によると山の上の方は比較的天気が良いことが多いというので身支度をして登山開始。清岳荘からの情報によると熊の目撃情報はないということなので、運が悪くない限りきょうは大丈夫であろう。

ちょうど下山してきた人たちがいて合羽を着ている人はいない。水量のさほど多くない川沿いを歩く。途中何度も川を渡り返す。水深はそれほどでもないがひざ位まであるところもある。

岩を伝ったりして対岸に渡る。意外と滑らない岩である。沢の所々に残雪がまだあった。ちょうど下山する人のピークでかなりの人にあった。

新道との分岐から暫く歩くと滝がいくつも現れる。水簾の滝や羽衣の滝を見ながら進む。途中、急斜面の岩場で登りづらいところは気をつけて登る。

七重の滝を過ぎ上二股の分岐を通過。天気は中腹より上は割りと良く、薄日も射すまずまずの空模様である。やがて前方が開け山頂付近が見え始める。川の流れは細くなり9合目辺りは低木の急登を登る。

馬の背に着くと雲海が広がっていた。オホーツク海は見えないが残雪がまだ残る山が見えた。羅臼岳であろうか。祠を過ぎそこから5分歩くとようやく山頂(地図では1547mで山頂標識では1545mとなっている)にたどり着く。

風がやや強く吹いていてじっとしていると少し寒い。硫黄山で買ったゆで玉子を食べる。塩も入っているのでつけながら食べた。なかなか旨い。

帰りは新道経由で下山する。竜神ノ池は畳六畳も無いくらいの小さな池である。水は透明で底の方からかなりの勢いで水が湧き出ている。

残雪の上を歩き熊見峠に急いで向かう。ここまで結構時間がかかってしまった。下山するまでには真っ暗になってしまうだろ。

ハイマツの展望の良い尾根を歩き熊見峠に着く。ここから急坂を下り下二股の分岐で旧道と合流。この後は来た道を下る。沢沿いのコースを下るので足元には注意した。携帯ライトを最後は使用してやっと車の所にたどり着く。

山荘には何故かパトカーが止まっていた。車を走らせ山を下り始める。後ろからパトカーが来た。で、止まれと合図したので停まった。話を聞くと車があるのに人がいないので遭難したと勘違いして山荘の管理人が警察に連絡してしまったようである。山荘に戻り事情聴取された。救助隊が明朝出動する準備を進めていたのである。入山届も出さず午後遅く山に入ったので多くの人に迷惑をかけてしまったようだ。