上越線 只見線 一日三本の峠越えの列車の旅

上牧駅から見る谷川岳方向 上越線水上駅
越後中里駅近くのスキー場 柿ノ木-大白川間
只見線大白川駅 会津蒲生-会津塩沢間

2003年12月22日月曜日

成東7:00-7:25佐倉7:26-8:16錦糸町8:17-8:25秋葉原8:25-8:28上野8:39-10:12高崎10:20-11:21水上11:35-13:02小出13:12-17:05会津若松郡山17:28-18:26郡山18:47-19:26新白河19:32-東北新幹線-19:43那須塩原19:55-22:11上野22:12-22:15秋葉原22:17-22:23錦糸町22:27-22:57千葉23:04-23:44成東

無料券があるのでスキーに行こうと思ったが全面滑走(と言っても初級コースしか滑れないのであるが)で無いので初冬の水上〜只見線の列車の旅に出かけることにした。これで只見線は3回目である。朝7時前に家を出る。7時丁度の電車に乗る。佐倉で隣のホームに停車中の快速に乗り換える。座席は一杯で座れない。錦糸町、秋葉原でも乗り換え上野に着く。ここまで乗り換えの待ち時間はほとんどない。ただし千葉〜秋葉原間はかなりの通勤ラッシュである。上野からは座れた。ただしロングシートである。景色を眺めるのには都合悪い。埼玉と群馬の県境付近前から雪の降った跡が見える。高崎で駅弁買い(沢山の女子高生がハローキティ弁当買っていた)、水上行きに乗り換える。高崎を過ぎると本格的な雪景色だ。アメダスでみていたら20日夜〜21日朝にかけて降雪があったようである。真冬でも数回しかない強い寒気の通過の影響である。上牧駅から谷川岳付近を見ると確かに猫の耳のような双耳峰が見えた。水上に到着。前日最大、1mを超す積雪を記録しただけあってかなりの雪があった(22日90センチ台、23日は50センチ台、気温上昇で解けた)。水上からの11時35分発は、普段は土日のみの運行の列車が12月20日〜1月4日も運転されていたので大変ラッキーだった。空いている車内はかなり暖房が効いていた。土合駅では一人下車していった。越後中里のスキー場はそれほど人はいない。JR岩原スキー場前駅では多くの学生が乗車。近くに高校があるらしい。発車時間を過ぎても駆け足で列車に乗り込む女学生がいた。これに乗り遅れると2時間待ちである。越後湯沢で駅弁を買う(階段を上がったところに売り場がある)。六日町付近から先は雪でなく雨が降っていた。小出で乗り換え、只見線に乗る。平日なので乗客は少ないかと思ったが学生が多い。とりあえず2人掛けの座席は確保した。ディーゼルの2両編成の車両は定刻に発車。魚野川をすぐに渡る。越後須原ではかなりの学生が下車していった。大白川を過ぎ暫く山間を走ると六十里越トンネルである。トンネルを越えると田子倉と言う駅があるが真冬は停車しない。田子倉トンネルもかなり長いトンネルだ。それを過ぎると只見駅である。この付近から、集落がある。六十里越トンネルを過ぎると福島に入る。ダム湖がいくつかあり車窓から見える。越後川口ではダイヤ改正で2分→8分に停車時間が変更になった。学生がまた乗車し、賑やかになった列車は終点の会津若松に来るころには真っ暗になった。以前は特急であった列車が快速になっていた。この変更で青春18きっぷでも乗れる。郡山から黒磯行きの列車は18時15分に発車してしまった。次は19時40分だ。これだと終電に間に合わない。新白河止まりならその前にある。その列車に乗り、約6分の待ち合わせでMaxやまびこ164号がある。で、隣の那須塩原まで乗ることにした。隣の駅までだと特急料金840円+普通乗車券480円=1320円と最小の出費で済むのだ。新白河で下車して新幹線乗り場に向かう。乗り換えは後ろの車両の方にあり、先頭の方の車両に乗ってしまったので乗り換えの階段までかなり距離がある。改札出て自動券売機で乗車券と特急券買い乗車。すでに乗る列車はホームに入っていた。上りの新幹線は空いていて座ることが出来た。那須塩原でまた在来線を使う。上野に到着。少し遅れて(約1分)到着したので山手線の22時12分に乗れないかと思ったがこの列車も遅れてて乗ることが出来た(ただし隣のホームの山手線乗り場まで駆け足)。秋葉原に到着。再び駆け足。他のお客を掻き分け黄色の電車の総武各駅停車乗り場に着くころには22時17分発の列車のベルが鳴っていた。何でこんなに急がねばならないかというと千葉発の23時04分に乗りたいからである。この後に23時50分発の終電があるが青春18きっぷだと0時を過ぎて最初に停車する駅までしか有効でないのだ。込んでいた車内は成東に着くころには乗客はまばらになっていた。