鷹ノ巣山

JR奥多摩駅 奥多摩湖
六ッ石・鷹ノ巣山登山口
奥多摩むかし道入口
水根沢谷に流れ込む支流の上部
にある名称不明の滝
水根沢上流にある木橋 石尾根縦走路との分岐
石尾根 鷹ノ巣山山頂1736.6m
稲村岩から日原集落方面の景色 日原集落から見る稲村岩

2006年9月30日土曜日

奥多摩駅10:00(バス)-奥多摩ダム10:20-14:12鷹ノ巣山-稲村岩16:33-17:30東日原

体脂肪燃焼させるために山登りに出かけた。奥多摩方面だとホリデーパスが使えて安く行ってこれるのでそちら方面に計画を立てた。

朝、電車に乗り遅れるなどして奥多摩駅に着いたのは9時半を過ぎたとろろだった。川乗山に登る予定だったがそちら方面に向かうバスは出たところで1時間以上待たなければならない。

駅から本仁田山経由でも登れるが別の山に登ることにした。奥多摩湖止まりのバスが10時にあるのでそれに乗る。終点まで乗車したがひとつ前の水根というところまで戻りそこから山中に伸びる道を歩く。鷹ノ巣山に登るのだ。

さらに奥まで進み崖に建っている民家の脇の急坂の道を登る。このあたりは登山道らしくないのでわかりづらい。しかも急登で大汗である。

民家から山道らしき道にようやく出る。山腹を行く道は緩やかに高度を上げていくので先ほどと違いそれほど疲れない。水根沢の流れは左下方に音を立てて流れている。

水根沢に流れ込む地図には無い川がいくつもある。歩き始めて1時間程の地点の支流の上部を見ると滝が存在していた。もっとも水根沢谷を遡行すれば滝はいくつもあるらしい。

水根沢上流部の木橋を渡りさらに進む。沢から徐々に離れ高度を上げていく。登りが続くようになりまた大汗である。この頃、かなり下山する人たちとであった。

倉戸山からの道と合流しこの辺りから鷹ノ巣山までは割りと緩やかな登りとなる。石尾根は防火林帯で樹木が尾根上には存在しない。暫く進むとようやく鷹ノ巣山山頂である。水根沢の木橋から予定より相当時間がかかってしまった。

2時を過ぎていたが山頂には2人休憩していた。展望はガスっていてほとんど無く山頂手前で一時的に蜂谷の集落と思われつ建物が見えた。休憩していた一人の男性は私が来てすぐ日原方面に下っていった。

暫く休憩し、私も日原方面に下山する。但しバスの発車時刻が分からないので心配だ。稲村岩尾根はかなりの急斜面の下りだ。この時間でも何人か登る人がいた。鷹ノ巣避難小屋かさらに1時間半程の所にある七ッ石小屋にでも泊まるのだろう。

樹林帯の下りの道にリスや鹿がいた。熊も生息しているかもしれないがなるべくなら遇わないほうが良い。

稲村岩にはコースタイムでは1時間10分となっていたが1時間50分もかかってしまった。もってきた地図の情報ははっきり言っていい加減だと思った。

せっかくだから稲村岩に攀じ登る事にした。ちょうど、鷹ノ巣山で休憩していた人が足早に下山していった。岩の頂上には祠があり岩の先端からは景色が大変良い。ほとんどは緑の山だが日原の集落が谷に存在するのがしっかり見えその先は石灰石採石場の現場のようで山が削られ荒々しくなっている様が見える。

元の道に戻りバス停に向かって下る。沢沿いを歩くようになり巳ノ戸橋を渡るとようやく日原の集落が見える。バス停への道は坂を登り返さなければならない。ようやく通りに出て自販機でドリンク買い飲みながらバス停に着いた。

バスの時刻を確認すると17時22分発が出たところであった。次のバスは18時50分なので1時間以上待たなければいけない。我ながらずさんな計画にあきれ果ててしまったがまあ、持ってきた本でも読んで時間でも潰そうかと気を取り直すことにした。

しかし、バス停にあるベンチには蚊が飛んでいてじっとしていられない。とりあえず駅に向かって歩くことにする。体脂肪燃焼のため小走りに走ったりした。日原トンネルは長いトンネルだ。

以前登ったことのある川乗山の下山時、やはり歩いて帰った川乗橋のバス停までは意外と遠かった。そこから1時間程歩けば奥多摩駅だがすでに1時間近く歩いている。バス停でバスを待つという手もあるがまだ歩く気力があるので歩き続けた。

車は少ないが何台か行き交いしている。奥多摩駅方面に向かう車が多い。誰か俺を拾ってくれないかと思った。すると1台の車が停まった。乗っていかないかと言われたのでこれはありがたいと乗車した。釣りの帰りらしく同じ釣り仲間は最終の18時50分のバスで帰るとか言っていた。

山にも登るらしく留浦から紅葉シーズンに登ると良いと教えられた。近々八海山に登るとか話したので、私は隣の越後駒ケ岳に登ったと言ったら雪の多い季節に大湯温泉から歩いて登ったと言っていた。

山の話とかしている間にあっという間に奥多摩駅の入口に着いた。礼を言い駅に向かった。ちょうど列車が出る所だったが階段を登ってホームに行くまでに発車してしまうだろうと諦め次の電車で帰る。

次の日筋肉痛で参った。山登りはしっかり計画を立てなければと思った。それと地図のコースタイムは乗せてもらった人曰くおかしいと言っていた。