鳥海山

鉾立山荘 御濱神社
鳥海湖 鳥海山山頂方向
千蛇谷、象潟方向 千蛇谷から山頂を目指す
先行する登山者 大物忌神社
帰りに撮影した大物忌神社と新山 イワギキョウ
山頂へは狭い道を通る 鳥海山山頂2236m
月山方向 酒田方向
外輪山の内側にある大物忌神社 大物忌神社
左が新山、中が七高山 外輪山を下る途中から振り返る
外輪山を下る リンドウ
御浜小屋付近から山頂方向を見る 奈曽渓谷
売店がある稲倉山荘 かき氷を食べる

2010年9月5日日曜日

鉾立5:16-6:58御浜小屋-7:58七五三掛-9:27大物忌神社-9:59鳥海山山頂10:12-12:11七五三掛-14:18鉾立

この山のベストシーズンは6月か7月かは判らない。少なくても9月ではないと思う。その9月に登った。8月のお盆の頃に登る予定もあったのだが1日休みが増えたので飯豊山に登ってしまったのだ。悪夢の暴風雨を思い出す。

18きっぷ残り1回分があり登山後に使用しようと思ったが天気の関係で先に乗り潰しの旅をした。左沢線はまだ未乗区間だったので終点の左沢駅に車を走らせる。土日高速1000円なので金の無い私としては助かる。

左沢駅近くの時間貸し駐車場なら1日停めても500円位かなと思った。高速を出て暫くは早朝の左沢線と平行している道を進む。駅から見て左側に無料の駐車場があった。ラッキーだ。仙山線から大船渡線へと進み陸羽東線で戻る。

山形自動車道は山形と鶴岡の間は途中繋がっておらず一般道を通る。しかも工事で片側通行の区間が存在した。

ラーメン屋に寄って、コンビニで食料調達してから鉾立へ向かう。鳥海ブルーラインという観光道路なのだが真っ暗なので景色道なのか判らん。

駐車スペースも十分ありトイレ、自販機も鉾立にはあった。テント場はあるのか無いのか判らなかった。テントを持ってきていたので使おうかと思っていたのだが。車中で仮眠。

翌朝、十分明るくなってきてから出発。奈曽渓谷の眺めが見える展望台に寄る。地図では御浜小屋まで2箇所程、水のマークがあるが流れの勢いがほとんど無い沢水があるだけだ。登山口に近い地点なので下山時は我慢出来ない距離ではないが。

御浜小屋に鳥居がある。鳥ノ海御浜神社と地図に書いてある。宿泊可能な御浜小屋で飲料も調達できるはずだったがシーズン終了間近で売り切れのようだった。この付近から鳥海湖や酒田方面が見える。

鳥海山は登山口がいくつもありそのうち御浜小屋付近で合流しているのは吹浦口と長坂道(長坂口)である。

御浜小屋付近で小休止してから先へ進む。山頂方向に向かって歩くのだが陽射しが眩しい。七五三掛という地点で外輪山との分岐がありそこを千蛇谷方向へと進む。9月ではあるが谷には残雪がまだ見られた。

道は七五三掛から千蛇谷に向かう道以外はここまで問題は無い。ただ陽射しが出てきたので少々暑い。

鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)に着いた。鳥海山の最高峰は新山である。1801年の噴火で出来たので新山というようだ。それまでは七高山が最高峰だった。

私はここでとんでもないミスを犯してしまう。新山から七高山へと行けるのに荷物をこの大物忌神社付近に置いてきてしまった。新山への道は噴火して200年ほどしか経っていないということもあり荒々しかった。

新山山頂は広くない。狭い山頂だが日曜日なので多くの登山者がいた。展望は天気が良いので良い。日本海や月山など見える。

荷物を置いた大物忌神社へ戻る。神社では飲料なども購入可能だ。ドリンクの残量が少なくなってきたのでここで購入した。ここには宿泊可能な御室参籠所があり収容人数は150名程のようだ。

七高山へは行かず外輪山経由で下る。途中に湯ノ台道との分岐がある。この道を利用し滝ノ小屋へと下るルートが鳥海山への最短ルートと言われている。最初この道で来ようかと思った。

下るにしたがって暑くなってきた。9月とは言え今年の猛暑は衰えを見せない。雪の残る7月あたりがこの山のベストシーズンか。

奈曽渓谷の展望台へ来る頃には雲が多くなってきた。そして駐車した鉾立に着く。売店の利用出来る稲倉山荘でかき氷を頂く。ローカル路線バスの旅という番組で田川さんや蛭子さん一行は玉こんにゃくを食べていた。

鳥海ブルーラインを下りあぽん西浜という350円で利用出来る入浴施設に寄る。なかなかいい温泉だった。工事渋滞にはまるも比較的スムーズに帰宅。