北海道(8)

第8日目(7/13)  網走−知床−羅臼−霧多布−釧路

 台風も東に抜け、今朝は久し振りに雲の隙間に青空が見られる。早朝、ホテル前の網走湖畔を散歩、鴨の一家に出会った。
今の季節は人影も無いがこれからの夏休みには湖畔のキャンプ場は賑うことだろう。それはそうとこのホテルのエレベーターホールは2階にある。フロントからはエスカレーターで登るが下りは階段である。何故上下線つけないのかな?(朝は下りのみであった)。それと昨日書き忘れたが凄いものを見た。それは浴場に一緒のエレベーターで降りた若い男性、浴場でも隣同士で浴衣を脱いだその瞬間!!おーーー、なんと!背中一面に見事な「真鯉と緋鯉」の彫り物!!余りの立派さに声も出ず、しばし見とれてました。普通のサラリーマンと思っていたら”その筋”の方だったんだ。そんな想い出を残し今日は8日目、釧路を目指して元気に出発!!

 R−38を網走刑務所の前で右折、R−244へ(ここらは良く知っている、何回も来てるからーー。えー!!刑務所ではありませんよーどうも昨日の鯉がーーー)。走ること30分位で釧網本線・原生花園駅に到着。「小清水原生花園」だ。ここの駅員さんはとても親切で女性はこの原生花園はオホーツク海とトウフツ(涛沸)湖の間にあり、黒百合のきれいなところだが残念ながら今年は終わってしまったこと、今はエゾスカシユリとカワラナデシコが満開であること等花園の説明を、若い男性は気持ちよくシャッターを押してくれた。

看板と後方は斜里岳

ぴったりの駅長服・似合うでしょう!

満開のエゾスカシユリ

ムシャリンドウ

カワラナデシコ

 更にR−244を知床方面へ、途中何本もの直線道路と牧場が続き、北海道の雄大さを満喫、斜里町でR−334を知床を目指す。途中で「オシンコシンの滝」(オシンコの滝ではない、以前に聞いたが木が沢山ある所という意味らしい)を見物。知床五湖への道道へ。
ウトロ(宇登呂)から「知床観光船」があり海からの知床観光も出来るが今回は知床五湖を歩いてみたいので駐車場へ。ところが今日は朝方、熊が出たため三〜五湖は通行禁止とのこと。木道を修理してる人が言っていた「ここはもともと熊の生息地、そこに人間が入ってきたのだからーーー。」と言う言葉はなるほどと納得、二湖までとする。

左:白い道産子
   胴長・短足に親しみを感じ、
   声をかけるが顔も上げない!

右:オシンコシンの滝
   雨が続いたせいで水量は
   多い。

一湖から斜里岳を望む

二湖と知床連山

木についた熊の爪跡(左)と
歯の跡(下)
 ワカルカナー!!

途中で立派な角を持ったエゾシカの雄を
二頭、竹やぶの中に見つけたが残念ながら
写真撮影出来なかった。

道路脇で草を食む雌鹿

知床峠から見た羅臼岳

愛車・レパードはR−334を文句も言わず知床峠を越えて羅臼へと走る

コウリンタンポポ

ハコベ?

ミソガワソウ

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