北海道(10−最終頁)

10日目・最終日(7/15)  十勝川−層雲峡−旭川ー苫小牧−仙台であったが
                  結果的には旭川−函館−青森−仙台になる。

 いよいよ最終日、既に予定の2,500kmを越す走行であるがあと一走り、自分と車にいい聞かせ宿を出発。さすがに帯広市内は朝の
ラッシュちょっと混雑したがR−241、R−273と繋いで三国峠を越え、R−39へ。銀河・流星の滝に到着

銀河の滝

流星の滝

 再びR−39を層雲峡ロープウェイ駅へ、台風は気になるがとにかくここまで来たら登るしかないと覚悟を決めてロープウェイ、リフトを
乗り継ぎ黒岳七合目(1,520m)まで登る。更に頂上(1,984m)までは1時間の登山と聞き、登山者名簿に記入、歩き始めたが降り
て来る人の様子を見て断念、名簿には僅か5分で登って降りたという珍記録が残った。
 以下はロープウェイ駅の五合目と七合目付近で撮った写真のサムネイルショーです。画面の上をクリックすると拡大されます。

アカモノ(イワハゼ) エゾゴゼンタチバナ エゾルリソウ ゴゼンタチバナ ウルップソウ
コガネギク マイズルソウ オトギリソウ シナノキンバイ シロバナカラフトゲンゲ?
シロバナクモマニガナ タカネバラ チングルマ チングルマの実 ヤマブキショウマ

左:黒岳五合目
   (1,300m)

右:黒岳七合目
  (1,520m)

 ここで観光ルートはおしまい、後は苫小牧港からのフェリーに乗るだけ、台風7号の影響も気になり、問合せしたところ、「現時点では
予定通りであるが、本社で検討中、結論は午後1時に出る」との事。1時間程あり、とりあえず昼食を摂る。
 午後1時欠航決定、さあーどうする。最後に来てまたもやピンチ、台風の動きから最もヤバイのは明日の昼から夜、そうであれば今日
中に本州に渡る必要がある。函館からの青函フェリーはどうか?旅行社に連絡、明朝午前3時発に乗れるとの事、即予約を依頼、仙台行きをキャンセル、函館に向けて層雲峡を出発。時に午後1時10分。旭川市内で給油、旭川T・Cに入る(午後3時10分)。
 道央道を札幌、苫小牧を経て国縫T・Cを出た。(午後6時40分)ここから函館まではR−5一本、ひたすら走る。口数も少なくなる。
午後8時30分、ついに函館に到着、層雲峡を出てから7時間20分、ホテルからだと13時間の長丁場である。走行キロ:658km
 さて、手続、3時発はOK、その前に午後10時、0時30分にキャンセル待(13番)で待つことにし、ホッと一息、その瞬間、モーレツな
空腹をおぼえ、食堂で遅い夕食、10時発のキャンセル待ちが9番まで呼ばれた。時間も10時、これでおしまいと思ったときに再び呼び
出し10,11,12,13,14までが呼ばれた。それー!!とばかりに車に乗り込む。
 ゆっくり休みたいと、奮発して1等船室に切り替えビールを購入、トコロで買ったほたてのチーズ巻きで一杯やり、仮眠をとる。
青森着は午前2時、3時間は大丈夫、女房殿にも休むように言って床に入る。台風など関係ないような静かな船旅だ。
 定刻午前2時青森港到着、これから仙台まであと一息だ。東北道に入り、雨と風が強くなった。それはそうだ!台風に向かって走って
いるのだから。途中で何回も休憩を取りながら、やっと仙台に着いたのは午前6時20分。昨日から今日にかけて運転時間:19時間、
走行キロ:1,018kmである。荷物を降ろし、部屋に入った途端に猛烈な睡魔に、あとはぐっすりとーーーーー。

ということで北海道一周ドライブ旅行はいろんなハプニングの中、無事終わりました。
最後までお付き合いいただき有難うございました。

それにしても台風に妨げられ天候が悪かったのは悔やまれます。
函館山の夜景、礼文島の花畑、層雲峡の景観等々ですが、逆にそういうことを経験できたと思えば貴重な体験だったと思います。花たちも盛りを過ぎていましたがいろんな花にめぐり合うことも出来ました。人間は自然には無力だと言うことを教えてもくれました。北海道は何処にも行きません。又北海道に行きたいと思います。今度はゆっくりと時間をかけてーーーー。
最後に永い休みをくれた会社の人たちと時々文句も言ったけどこんなハードなドライブに助手席で付き合ってくれた女房殿と文句もいわずノンートラブルで3,000kmを黙って走り続けた愛車「レパード」に心からお礼を言いたい。
 そしてこんなに丈夫な自分自身を褒めたい。

THE END

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本日走行キロ:1,018Km
累計走行キロ:3,797Km

燃料:397.18L
燃費:9.56Km/L