(2001/4/16初版)

   (2005/7/10改訂)

私が初めてカブラを見たのは、10年以上前の当時行きつけだった南房は伊戸の船宿でした。

テンヤとはまた違う雰囲気の何とも言えない造形美にシビレました。

   それまでは手釣りが嫌いでしたが、「これはやってみたい、こんな美しい物を自作して、

    それにテエを掛けたら、さぞ楽しいだろう」

   それからハマった訳です。

んじゃ、諸先輩、能書き御免!!

これがカブラです。
左は20年位前のエンマ18号?にカブラ錘6番で
す。
右は20号に10番、独特の美しさですね。
(2005年現在よりもエンマの角度が水平みた
いです。今ではもっと下向きに打ち込んでま
す。^^;)
カブラを作る材料です。
左はケブラートセキノッター、中上エンマ20号、その下チモト糸(握り糸を撚って熱して団子を作って)、その下マゴ針接続用12号糸チチワ、右カブラ錘(今回は8番)、右下あと針(マゴ針)です。
エンマの下工(撞木)に注目して下さい。
テンヤ針とは向きが90度異なります。
従って錘に締め込む方法も上下ではなく、水平方向に叩くことになります。(この頃はあと鈎12号でしたが2003年から14号使ってます。)
エンマにチモト糸をセキノッターでグルグル巻き付け、きっちり縛ります。
この縛り糸は細くて強ければ何でも構いません。
後ほどのカブラ錘を叩いて締めれば更に強度が増します。
ですので、スッポ抜けの心配は殆どありません。
あと針は6号ハリスをダブルで漁師結び、ウマに痛められたりした場合、交換が面倒な私はチューブを通します。(最近ではあと鈎は3回本結びにしてますし、もう少しハリス短いです。)
カブラ錘の整形です、トンカチで頭を叩いて平たくします。
程度は画像を見て下さい。
タガネを錘の溝に打ち込んで上下半分位までのV字溝を作ります。
チモト糸を縛ったエンマとマゴ用チチワを溝に入れてみて具合を見ます。
そのまま真上から見たところ。
良さそうなので画像の如く4本の指で押さえながらカブラ錘に締め込みます、
このとき、カブラ錘の首の部分を向こうから手前に叩き、反対側も同様です。
この時、エンマが外れない程度の仮締めにして鈎軸の向きを修正するのも必要ですよ。
ま、ある程度の上向きになってれば構わないのですが。^^;
(2005/7/10補足追加)
ここで、へたな私のイラストですが、補足させていただきます。
それは、これまでの画像交えた能書きだけではどうもピンと来ないとの御意見頂いたからです。
カブラと言うよりナスビになってしまうとかでして、お逢い出来るお方には実演をご披露せざるを得ないこともありました。^^;
このイラストは元のカブラ錘の頭を叩いて、タガネで割りを入れたところですね。
この時点で、元は正円だったカブラ錘の断面が少しハート形になってますね。
(2005/7/10補足追加)
で、エンマとマゴ鈎用チチワ挟んで叩き締めるイラストですが。
トンカチで叩くのは赤矢印の如くですよ。
つまり、タガネで割り入れて開いた分を叩いて締めるのですが、垂直方向だけではなくてカブラ錘の頭にも力向けて叩いて下さいな。
気持ちとしては、タガネで割り開いた裂け口を閉じる感じでしょうかね。
それでも充分エンマの締めになりますし、横ばかり叩いたナスビにならずにハート形に近いカブラになるでしょう。
※ しかし、それだから釣れるものでもないことは当然でありますね。(爆)
(2005/7/10補足追加)
締め込み完了です。
洲ノ崎の某船頭はこの形でシャクってるのを見たことがあります。(^^;;
次に画像の如くレールの端を利用して、4隅を外側に向ける様に叩きます。
叩き伸ばすという感じでひっくり返しながら、満遍なく叩きます。
このときテンヤの様に頭を叩いてはなりません。
前述の如くカブラ針の下工の形状に拠り、締めが効かずに緩んでしまいます。
するとこうなります、ハート型に近いです。
真横から。
後ろから。
機能的にはこの前まででも良いのですが、美しく仕上げます。
それで荒叩きしたのを手に持ってトンカチで細かく叩きます。
しかし美しい叩き目が残る様に丹念に仕上げて完成です。
真上から。
真横から。
糸を縛ってぶら下げて、良いバランスです、私の好みですよ。(^^)v
尚、打ち込む時に好みの角度に出来ます。

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カブラ打ちの動画作ってみました。ここをクリック(2004/5/3)