2011年 私の愛したアルバム10選  

とにかく2011年よく聴いた&流れてた10枚のレコード(ここ何年かはDVDが多い…)を選出してみました。

決して、本年に発売(または再発)されたアルバムと言う訳ではなく、

昔から持っていたにもかかわらず、なぜか本年に私の中で勝手にブレイクしたものや、

毎年よく聴いているが特に本年はよく聴いたと言うものも入ってます。

 

The Rolling Stones
/サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78(DVD)


1. レット・イット・ロック
2. オール・ダウン・ザ・ライン
3. ホンキー・トンク・ウィメン
4. スター・スター
5. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン
6. ビースト・オブ・バーデン
7. ミス・ユー
8. ジャスト・マイ・イマジネーション
9. シャタード
10. リスペクタブル
11. ファー・アウェイ・アイズ
12. ラヴ・イン・ヴェイン
13. タンブリング・ダイス
14. ハッピー
15. スウィート・リトル・シックスティーン
16. ブラウン・シュガー
17. ジャンピン・ジャック・フラッシュ


やっぱ、今年はこれだね。
昨年発掘された
LADYS&GENTLEMENのころの大所帯の
バンドサウンドから贅肉を削ぎ落とした筋肉質サウンドの
1978年ツアーのDVD化。

この時期台頭してきたパンク勢と真っ向からロッケンロー勝負!

M・テイラー在籍時の粘っこくうねりもいいけど、
この時期のシンプルな音とリラックスしたバンドの空気。
これが最高。こういうバンド、いいねえ。
サタデイナイトライブのボーナストラックもついてるよ。
でも、この頃からミックがギター持って歌う曲が増えてきたよね。
ちょっと私は好きではないなあ。音でなくバンドのスタイルとして
だけどね。
まあ、とにかくかっちょいいよ、はじけてるよ。




SUMMER / マリブの覇者/


1. ニュー・イヤーズ・イブ
2. アンダスタンディング・トウ・ザ・マン
3. デイ・トウ・デイ
4. ノー・プレイス・ライク・ホーム
5. コナ・デイ
6. ラブ・ウィル・フォーゲット
7. 蛍
8. 恋とは
9. フォレスト
10. プレンティ・オブ・リーズン


何年か前、私の中ではハワイのバンド、「カラパナ」ブームがきたけど、
その弟分とでもいいますか、サマーの1ST。
軽やかなリズムにメロウ・グルーヴ!このギターのカッティングの心地良さは
今年は行ってないワイハ〜のビーチへといざなうよ。
バラードも最高の出来栄え。

イーライ・“ペーパーボーイ”・リード&ザ・トゥルー・ラヴズ
/ロール・ウィズ・ユー


1. Stake Your Claim
2. Am I Wasting My Time
3. It's Easier
4. The Satisfier
5. Take My Love With You
6. I'll Roll With You
7. She Walks
8. I'm Gonna Getcha Back
9. Won't Give Up Without A Fight
10. (Am I Just) Fooling Myself
11. (Doin' The) Boom Boom
12. Walkin' and Talkin' (For My Baby)


まさにド迫力ヤング・ソウル!JB、オーティス・レディング、サム・クックの再来!
'60sディープ/サザン・ソウルの世界を再現しつつも古臭くなく、かつPOPな
オリジナルナンバー!

そんで、シャウト!シャウト!シャウト!バラードだってシャウト!!
もう1曲目からからラストまでノンストップでぶっ飛ばされ放し!はい、参りました。

高中正義/JUNGLE JANE TOUR LIVE [DVD]

1. プロローグ (SONNA BAHAMA!)
2. JUNGLE JANE
3. BAY STREET FIX
4. WARM SUMMER WOMAN
5. エピタウロスの風
6. BLUE LAGOON '86
7. CHASE
8. JACKIE'S TRAIL
9. CHINA
10. JUMPING TAKE OFF
11. SHAKE IT
12. 渚・モデラート
13. エピローグ (RA-KU-DA)


1986年…。高中のイデタチもそうだが、コーラスのお姉さんたちも、
音も、いかにも80年代!
1のSONNA BAHAMA!からいきなりアニメ仕立てでなんだか
肩すかしをくらったが、とにかく私が見たかった、聴きたかったのは、12.の 渚・モデラートなのだ。これだけで満足!

ソウル・パワー [DVD]


1974 年世界ヘビー級王者決定戦、モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの一戦、
“キンシャサの奇跡”に先がけ行われた世界最大のブラックミュージックの祭典。

“ソウルの帝王”ジェームス・ブラウン、“ブルースの神様”B.B.キング、そして
セリア・クルースとファニア・オールスターズ、ミリアム・マケバ、ザ・クルセイダーズ…。

世界最強の音楽フェスティバルのステージと舞台裏を捉えた迫真のドキュメンタリ!
まさしく、“ブラック・ウッドストック”私のイチオシはやはり脂乗りきったJBのステージ。

ジェームス・ブラウン/Singles 8: 1972-1973

ディスク:1
1. Nothing Beats A Try But A Fail
2. Hot Pants Road (Vocal)
3. King Heroin
4. Theme From King Heroin
5. Pass The Peas
6. Hot Pants Road (Instrumental)
7. There It Is Part 1
8. There It Is Part 2
9. Honky Tonk - Part 1
10. Honky Tonk - Part 2
11. Giving Up Food For Funk Pt.1
12. Giving Up Food For Funk Pt.2
13. Get On The Good Foot Pt.1
14. Get On The Good Foot Pt.2
15. I Got A Bag Of My Own
16. Public Enemy #1
17. I Got Ants In My Pants - Pt. 1
18. I Got Ants In My Pants - Pts 15 & 16
19. Got Ants In My Pants - Pt. 1 single remix
20. I Got Ants In My Pants - Pt. 2 single remix
ディスク:2
1. What My Baby Needs Now Is A Little More Lovin'
2. This Guy - This Girl's In Love With You
3. Watermelon Man
4. Down And Out In New York City
5. Mama's Dead
6. Sportin' Life
7. Dirty Harri
8. The Boss
9. Like It Is, Like It Was
10. Doing It To Death
11. Everybody Got Soul
12. Think (Version 1)
13. Something
14. Think (Version 2)
15. Woman Pt. 1
16. Woman Pt. 2
17. If You Don't Get It The First Time (Back Up And Try It Again)
18. You Can Have Watergate, Just Gimme Some Bucks And I'll Be Straight
19. Sexy Sexy Sexy
20. Slaughter Theme

いつも思う。JBを聞くと疲れる。なのにまたCD屋に行き、SOULコーナーに行き、
JBコーナーに行き、なぜか彼のCDを手に取ってレジに並んでいる自分がいる。
このシリーズもVOL8(今ではVOL11ぐらいまであるようだ)。
いよいよ私の好きな'Get On The Good Foot,', 'There It Is' の1972,73年の音源だ。
CD屋に行かない私は私ではないし、JBコーナーに行かない私は私ではない。

ということで今更だがヘビー、濃密、コテコテ、こんな感じで私はぐったり。
ディスク1の13,14、ディスク2のリンコリンズとの1,2が最高!

今日はゆっくりねむれそうさ。

サイモン&ガーファンクル/セントラルパーク・コンサート [DVD]

二人がいったん解散して、しばらくして開かれたセントラルパークの
コンサート。 何年か前にこのコーナーで紹介したCDの映像版。

やっぱりいいね。癒されます。暮れてゆくセントラルパーク。
最高のミュージシャンたちをバックに、最高のハーモニーを
聞かせてくれる。あらためてS&Gの素晴らしさに感動です。
2,3,17,18泣けてきます。ポールサイモンのソロの8も涙なしには
聴けませんよ。


1. ミセス・ロビンソン
2. 早く家へ帰りたい
3. アメリカ
4. 僕とフリオと校庭で
5. スカボロー・フェア
6. 4月になれば彼女は
7. リトル・スージー
8. 時の流れに
9. アメリカの歌
10. 追憶の夜
11. スリップ・スライディン・アウェイ
12. ハート・イン・ニューヨーク
13. ザ・レイト・グレイト・ジョニー・エース
14. 僕のコダクローム|メイベリン
15. 明日に架ける橋
16. 恋人と別れる50の方法
17. ボクサー
18. 旧友/ブックエンド
19. 59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー)
20. サウンド・オブ・サイレンス
21. 追憶の夜
Nina Simone/Here Comes the Sun


1. ヒア・カムズ・ザ・サン
2. ジャスト・ライク・ア・ウーマン
3. ウー・ウー・チャイルド
4. ミスター・ボージャングル
5. 新しき夜明け
6. 朝(あした)の天使
7. ハウ・ロング・マスト・アイ・ワンダー
8. マイ・ウェイ


もしかすると数年前もこのアルバムを紹介したかもしれない。
もう昨日のことさえ忘れる毎日、そんな何年前なんて覚えているわきゃない、
ということでよろしく。まあ、それだけこのアルバムが心にしみてくるってことですよ。

ジョージ・ハリスンの「ヒア・カムズ・サン」、ディランの「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」、
「Mr.ボージャングル」、「マイ・ウェイ」などの皆知ってる曲をな〜〜んということもなく、
歌っている。しかしながら、なぜか、心にじわーっと入ってきて癒してくれ、な〜んだか、
仕事やしがらみなどを忘れさせてくれる、素の自分に戻してくれる、そんなアルバム。
岡林信康コンサート

ディスク:1
1. 1970年12月暮
2. 山谷ブルース
3. チューリップのアップリケ
4. お父帰れや
5. 生活の柄(高田渡)
6. 教訓 1(加川良)
7. おなじみの短い手紙(高田渡)
8. 手紙
9. 流れ者
10. 性と文化の革命

ディスク:2
1. それで自由になったのかい
2. かくれんぼ(はっぴいえんど)
3. はいからはくち(はっぴいえんど)
4. おまわりさんに捧げる唄
5. 君を待っている
6. だからここに来た
7. 自由への長い旅
8. 私たちの望むものは
9. 今日をこえて


1970年12月1日に東京神田共立講堂での伝説のライブ盤。
ディスク1は弾き語り、ディスク2ははっぴいえんどをバックバンドとして
の演奏。
私が言うのも失礼ですが、なんだかよろけたり、走ったりのグルーブが
心地よかったり、かっこよかったりする。さすが松本隆の歌うドラム!
「見るまえに跳べ」からの選曲の7はグレイト!、1、8も最高!
ディランの二番煎じと言われればそりゃそうかもしれないけど、
やはりこの演奏は日本のロック史に残る岡林とはっぴいえんどの
名演としかいいようがない。
ただこのアルバムジャケットのピンボケの良さは私には理解できない。


             
ソウル55号 ライブat高円寺・JIROKICHI


ということでお決まり〜。対バンのフリーフリークスの山室さんが
ライブ音源をCDにしてくれました。
9月よりこちらのほうが良い出来だったような・・・。

2012年はもっともっとがんばるノダ!のだ?野田?(深い意味なし)




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