2013年 私の愛したアルバム10+α選  

2013年の10枚+αのレコード(ここんとこDVDが多いですが)を選出してみました。

決して、本年に発売(または再発)されたアルバムと言う訳ではなく、

昔から持っていたにもかかわらず、なぜか本年に私(文野文)の中で勝手にブレイクしたものや、

毎年よく聴いているが特に本年はよく聴いたと言うものも入ってます。

 

Donny Hathaway / Never My Love:The Anthology

ソウルミュージックフリーク?にとって今年の話題と言えば、
ついに出たダニー・ハサウェイの未発表曲を含むCD4枚組
アンソロジー・アルバム。
ダニーが魂を削って作りだした楽曲、涙があふれます。

なんと4枚組全58曲中23曲が未発表曲。
DISC 1・・・ダニー・ハサウェイの音楽と人生
DISC 2・・・未発表スタジオ録音集(全13曲すべて未発表)
DISC 3・・・1972年、ザ・ビター・エンド(ニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジ)におけるライヴ録音(全10曲すべて未発表)
DISC 4・・・ロバータ・フラックとによる不滅のマスターピース


Disc-3の曲名を載せておきます。

1.ホワッツ・ゴーイング・オン
2.サック・フル・オブ・ドリームス
3.リトル・ゲットー・ボーイ
4.きみの友だち
5.エヴリシング・イズ・エヴリシング
6.兄弟の誓い
7.ジェラス・ガイ
8.溢れ出る愛を
9.ヘイ・ガール
10.ザ・ゲットー



ザ・ゴールデン・カップス/ワンモアタイム [DVD]


1960年代のムーブメントであったR&Bバンド、ザ・ゴールデン・カップスの
活動の模様を、貴重な当時の映像と再結成ライブの模様を収めた1枚。
デイヴ平尾、やっぱりすごいなあって。あの少し演歌っぽい歌い方は
まさにジャパニーズブルース!
「愛する君に」ってほんとにいい曲だよなあ。そのテレビでの生演奏のレベルの
高さといったらもう。




“ローリング・ストーンズ/
“スウィート・サマー・サン" ハイド・パーク・ライブ [DVD]

2013年7月、44年振りロンドン・ハイド・パークでのストーンズのライヴ。
細かい説明はいらんでしょ。
ミック・テイラーが参加してるのがいいね。しかし、日本盤限定ボーナス映像として
「エモーショナル・レスキュー」「ダイスをころがせ」他を追加収録してるけど、
私のフェイバリットの「ダイスをころがせ」がなぜボーナス??という感じ。
まあいいか。う〜ん、いいライブだ。

1. スタート・ミー・アップ
2. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
3. ストリート・ファイティング・マン
4. ルビー・チューズデイ
5. ドゥーム・アンド・グルーム
6. ホンキー・トンク・ウィメン
7. ユー・ガット・ザ・シルヴァー
8. ハッピー
9. ミス・ユー
10. ミッドナイト・ランブラー
11. ギミー・シェルター
12. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
13. 悪魔を憐れむ歌
14. ブラウン・シュガー
15. 無情の世界
16. サティスファクション
17. エモーショナル・レスキュー(ボーナス映像)
18. 黒くぬれ(ボーナス映像)
19. ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン(ボーナス映像)
20. ダイスをころがせ(日本限定ボーナス映像)

ニューエスト・モデル/
SPACE SHOWER ARCHIVE ニューエスト・モデル
LIVE 9202 [DVD]


ソウル・フラワー・ユニオンの前身バンド“ニューエスト・モデル”が
おこなったライブの模様を収録。名盤『ユニバーサル・インベーダー』の
リリース直前に行われたライヴ!
なぜ今になってまた見ているのか?と聞かれても私もよくわからんですが・・・。
黒くてファンキーなP-FUNKを感じさせる、この時期の音はカッチョイイぞ〜。

1.報道機関が優しく君を包む PART.1
2.車といふ名の密室
3.もっともそうな2人の沸点
4.こたつ内紛争
5.杓子定木
6.みんな信者
7.ひかりの怪物
8.十年選手の頂上作戦
9.ソウル・フラワー・クリーク
10.知識を得て,心を開き,自転車に乗れ!
11.エンプティ・ノーション
12.秋の夜長

ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム [DVD]

マーティン・スコセッシ監督が、ボブの音楽と生き様に迫ったドキュメンタリー。
ボブの貴重な証言や、未公開ライブ映像などを収録しているが、
しっかりとボブのヒットソング満載!

やはり見どころは、伝説となっている1966年の英国ツアーで、
エレクトリック化したボブだ。
ブーイング浴びようが、わが道を信じ進む。
まさにライク・ア・ローリング・ストーン!!
あ〜あ、転がっていけない、踏み出せない自分の度胸のなさに落ち込むのさ…。

RCサクセション/悲しいことばっかり(オフィシャル・ブートレグ)

オリジナルメンバー3人(忌野清志郎、林小和生、破廉ケンチ)時代の
1972年から73年にかけて『渋谷ジァンジァン』、『渋谷青い森』等で収録された、
貴重なライブ音源集。古いカセット音源がマスターということで、音は良くないが、
そんなのかんけ〜ねえ作品でしょ。「マリコ」が特にいいなあ。

1. 黄色いお月様
2. ぼくの情婦
3. 愛してくれるなら
4. マイホーム
5. 弱い僕だから
6. ぼくとあの娘
7. あそび
8. 悲しいことばっかり
9. ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います
10. もしも僕が偉くなったら
11. 仕事なので
12. わるいディレクター
13. ベイビーもう泣かないで
14. 九月になったのに
15. お墓
16. ガラクタ
17. 君にさようなら
18. ベルおいで
19. 一日
20. 夢を見た
21. マリコ

吉田拓郎/'85 ONE LAST NIGHT in つま恋 [DVD]

1985年7月27日から翌28日にかけて行われた吉田拓郎の
オールナイトコンサートの模様を収録。
なんてったって「大阪行きは何番ホーム」。
淡々と流れて沁みていくスタジオ録音もいいが、
このライブでは"家を捨てたんじゃなかったのか"と
叩きつける拓郎にしびれるよ。
と同時に「自分は何をやってんのか…」と考えさせられてしまう。
くそ〜!

1. 誕生日
2. 悲しいのは
3. 言葉
4. サマーピープル
5. 大阪行きは何番ホーム
6. 今夜も君をこの胸に
7. 夏休み
8. ファミリー
9. いつも見ていたヒロシマ
10. Life
11. 人生を語らず
12. 男と女の関係は
13. 7月26日未明
14. 俺が愛した馬鹿
15. この指とまれ
16. 明日に向って走れ

Stax-Volt Revue: Live in Norway 1967 [DVD]

1967年のノルウェーでの様子をとらえた、スタックス/ヴォルト・レヴューのDVD。
アーサー・コンレイの映像は初めて見たなあ。
サム&デイヴのへたすりゃオーティスも喰っちゃってる感ある魅せるステージ、
そしてオーティス・レディングのいつもながらの熱演、
しかし、客のエネルギーもすごいなあ。


Booker T and the MGs
1. Red Beans And Rice
2. Green Onions

The Mar-Keys
3.Philly Dog
4.Grab This Thing
5.Last Night

Arthur Conley
6.In The Midnight Hour
7.Sweet Soul Music

Eddie Floyd
8. Raise Your Hand

Sam and Dave
9. You Don't Know Like I Know
10. Soothe Me
11. When Something Is Wrong With My Baby
12. Hold On! I'm Comin'

Otis Redding
13.Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)
14. My Girl
15. Shake
16. Satisfaction
17. Try A Little Tenderness

荒井由美/ひこうき雲

1. ひこうき雲
2. 曇り空
3. 恋のスーパー・パラシューター
4. 空と海の輝きに向けて
5. きっと言える
6. ベルベット・イースター
7. 紙ヒコーキ
8. 雨の街を
9. 返事はいらない
10. そのまま
11. ひこうき雲


説明はいらんでしょ。1973年11月発売のユーミンの1st。
ユーミンの才能が溢れてるねえ。
でも、細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆らによるキャラメル・ママとの
融合があって、この名盤が生まれたんだと思う。
荒井由美時代のアルバムはどれもいいけど、これが一番落ち着くね。
6がフェイバリット!

村八分/草臥れて

1. どうしようかな
2. のんだくれ
3. くたびれて
4. あやつり人形
5. ドラネコ
6. あっ!

冨士夫ちゃん、いっちゃったね。合掌。
ダイナマイツもTEARDROPSもいいけど、やっぱり村八分かな。
1971年の4月録音、最初期のスタジオ録音。
村八分は「ライブ」が有名ですが、私はスタジオ音源でありながらも、
録音状態の悪さが逆に生々しい、こちらの盤がいいなあ。
冨士夫ちゃんのギターはうねりまくってるし、緊張感が半端じゃない。
上原ユカリがドラム。なんと17歳!シュガーベイブ参加前じゃん!



例年は、この位置には我が「ソウル55号」のDVDとかが入っていたんですが、
それはこちらでご覧くださいな。

ソウル55号の「ライブ!ライブ!ライブ!」


おいおい、結局宣伝かい!
そんなこんなで、またもや1年あっちゅうまに過ぎちまいました。
早すぎ・・・。それが今年の総括ですわ。



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