2014年 私の愛したアルバム10選  

とにかく2014年よく聴いた&流れてた10枚のレコード(ここ何年かはDVDが多い…)を選出してみました。

決して、本年に発売(または再発)されたアルバムと言う訳ではなく、

昔から持っていたにもかかわらず、なぜか本年に私の中で勝手にブレイクしたものや、

毎年よく聴いているが特に本年はよく聴いたと言うものも入ってます。

 

James Brown/Love Power Peace [Analog]

Disc 1
A1. Introduction
A2. Brother Rapp
A3. Ain't It Funky Now
A4. Georgia On My Mind - Part 1
B1. Georgia On My Mind - Part 2
B2. Sunny
B3. Intro: Bobby Byrd
B4. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
B5. I Need Help (I Can't Do It Alone)

Disc 2
C1. Introduction: Vicki Anderson
C2. Don't Play That Song (You Lied)
C3. Yesterday
C4. Break & Intro Announcement
C5. Dance & It's A New Day
C6. Bewildered - Part 1
D1. Bewildered - Part 2
D2. There Was A Time
D3. Sex Machine
D4. Try Me - Part 1

Disc 3
E1. Try Me - Part 2
E2. Papa's Got A Brand New Bag/I Got You/I Got The Feelin'
E3. Give It Up Or Turnit A Loose
E4. It's A Man's Man's Man's World
E5. Who Am I
F1. Please Please Please
F2. Sex Machine (Reprise)
F3. Super Bad
F4. Get Up, Get Into It, Get Involved
F5. Soul Power
F6. Get Up, Get Into It, Get Involved (Reprise)
F7. Finale


私的にはやっぱ、今年はこれだね。
JAMES BROWNの伝説的なライブ、71年にパリで行われた
ライブ盤『LOVE POWER PEACE』の初のアナログ化!
豪華3LPだよ。既発のCDに数曲くわえられ、
まさに当時のJBショー!
ジャケット写真もカッチョイイね!も新装し、BOBBY BYRDや BOOTSY COLLINS、FRED WESLYなどのグルーヴは
なんでこんなにドス黒いの??ってぐらいすごいね。
DISC3のF2からの一気にファンクで押し切るパワーったら
ありゃしない!まさにJBライブ最高潮!名演!


ザ・ローリング・ストーンズ
/L.A. フォーラム ライヴ・イン 1975(DVD)


1. イントロダクション
2. ホンキー・トンク・ウィメン
3. オール・ダウン・ザ・ライン
4. イフ・ユー・キャント・ロック・ミー~一人ぼっちの世界
5. スター・スター
6. ギミー・シェルター
7. エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ
8. ユー・ガッタ・ムーヴ
9. 無情の世界
10. ハッピー
11. ダイスをころがせ
12. イッツ・オンリー・ロックン・ロール
13. バンド・イントロズ
14. ドゥー・ドゥー・ドゥー…(ハートブレイカー)
15. フィンガープリント・ファイル
16. 悲しみのアンジー
17. ワイルド・ホース
18. ザッツ・ライフ
19. アウタ・スペース
20. ブラウン・シュガー
21. ミッドナイト・ランブラー
22. リップ・ディス・ジョイント
23. ストリート・ファイティング・マン
24. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
25. 悪魔を憐れむ歌


音も映像もこんなのあるならもっと早く出しても良かったんじゃないの…。
どちらかというと1981(下に出てきます)より1975のほうが音が好みで、
昔(20数年前ですが、何か?)は海賊盤を新宿でよく探してたなあ。
音はモコモコだし、ヴィデオもあったけど途中で画像も音もビヨ〜〜〜ン
なんてなって酷かったけど1975の生ストーンズなんで、よく聴いて視てたんですよ。
16,17を演ってくれてるだけで感動です。


ザ・ローリング・ストーンズ
/ハンプトン・コロシアム?ライヴ・イン 1981(DVD)

1. アンダー・マイ・サム
2. ホエン・ザ・ウィップ・カムズ・ダウン
3. 夜をぶっとばせ
4. シャッタード
5. ネイバーズ
6. 黒いリムジン
7. ジャスト・マイ・イマジネーション
8. トゥエンティ・フライト・ロック
9. ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー
10. レット・ミー・ゴー
11. タイム・イズ・オン・マイ・サイド
12. ビースト・オブ・バーデン
13. 友を待つ
14. レット・イット・ブリード
15. 無情の世界
16. バンド・イントロダクション
17. ハッピー・バースデー・キース
18. リトルT&A
19. ダイスをころがせ
20. 氷のように
21. ハング・ファイアー
22. ミス・ユー
23. ホンキー・トンク・ウィメン
24. ブラウン・シュガー
25. スタート・ミー・アップ
26. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
27. サティスファクション

音も映像もこんなのあるならもっと早く出しても良かったんじゃないの…。
って、同じことしか言ってないじゃん!
なんだかスポーティなストーンズもいいよ。

Led Zeppelin 1〜4 [DELUXE EDITION 2CD]

やっぱ今年はこれですかね?
アナログ盤はあるけど、結局Wまで買ってしまった…。
これもペイジ先生の黒魔術??そんなことはどうでもいいが、
やはりどれも凄い!
1〜4のリマスターがいいのは当然だから私がとやかく言うまでもない。
2の曲がいいことに今更ながら気が付きました〜。遅っ!
1〜4それぞれ「コンパニオン・オーディオ・ディスク」がついてるけど、
やっぱり1(左の写真)のそれが最高!
1969年10月10日にパリのオリンピア・シアターでのライヴ音源。
生々しく荒っぽい演奏と熱気が伝わる。特にロバートのハイトーンは
このころが最高だと思いますが。
ペイジのアレンジ、プロデュース力には改めて驚くしかない。

モップス/雨 モップス’72+2


1. 雨
2. あざやかな時代
3. 月光仮面
4. 夕暮れ
5. 迷子列車
6. 御意見無用
7. 笑いながら眠りたい
8. サンド・バッグの木
9. ふるえ
10. なむまいだあ (河内音頭)
11. 森の石松 <ボーナストラック>
12. まるで女の様に <ボーナストラック>


モップスといえば、私にとって鈴木ヒロミツ師匠のボーカル!
ですが、だけでなく星勝のアレンジ・作曲が素晴らしすぎ。
もちろん彼のギターのフレーズ・音色も素晴らしい。
そしてもっと凄いのがタイトル曲でもバリバリきてます、ハイトーンボイス!
ということで、敢えて選ぶなら、1の“雨”がフェイバリット。
ヒロミツが歌う5の“迷子列車”もいいじゃないか!

6の“御意見無用 いいじゃないか”や、10の“なむまいだあ (河内音頭)”なんて
時代の先をいくジャパニーズロックも捨てがたい。
こういうコミカルな和ロックは、モップスだけが到達できた境地だ。

こういった曲で聴き手を笑わせるかと思うと、
ヒロミツや松原敏春や喰始(意外!ワハハ本舗の人だよね)達の
ネガティヴかつ叙情的な詞を見事に形にした曲で、
こちらをノックアウトさせてしまうのだから参っちゃうよなあ!

ジェームス・ブラウン/Vol. 10-Singles 1975-79

DISC1

1.Superbad, Superslick, Pt. 1
2.Superbad, Superslick, Pt. 2
3.Dooley's Junkyard Dogs
4.Dooley's Junkyard Dogs [Short Version]
5.Hot (I Need to Be Loved, Loved, Loved, Loved)
6.(I Love You) For Sentimental Reasons
7.Goodnight My Love
8.Everybody Wanna Get Funky One More Time, Pt. 1
9.Everybody Wanna Get Funky One More Time, Pt. 2
10.Get Up Offa That Thing
11.Release the Pressure
12.I Refuse to Lose
13.Home Again
14.Bodyheat, Pt. 1
15.Bodyheat, Pt. 2
16.Kiss in 77
17.Woman

DISC2

1.Give Me Some Skin
2.People Wake Up and Live
3.Summertime
4.Take Me Higher and Groove Me
5.If You Don't Give a Dogone About It
6.People Who Criticize
7.Love Me Tender
8.Have a Happy Day
9.Eyesight
10.I Never, Never, Never Will Forget
11.The Spank
12.Nature, Pt. 1
13.Nature, Pt. 2
14.For Goodness Sakes, Look at Those Cakes, Pt. 1
15.For Goodness Sakes, Look at Those Cakes, Pt. 2
16.Someone to Talk To, Pt. 1
17.Someone to Talk To, Pt. 2
18.It's Too Funky in Here
19.Are We Really Dancing


今年2枚目登場のJB!
しかしながら、またしても思う。JBを聴くと疲れる。
なのにまたCD屋に行き、SOULコーナーに行き、
JBコーナーに行き、なぜか彼のCDを手に取ってレジに並んでいる自分がいる。
足を洗ったんじゃなかったのか?足を洗ったはずじゃないか??
ここ何年かそう自分に言い聞かせていたが、
ついに自分の中のJB魂がムックリと起き上って
ついにや、またしてもファンクビートを刻み始めてしまったのだ…。
しかも、しかもまたもやこのシリーズ!ついにはVOL10と来たもんだ。
しかも私が嫌っていたディスコ時代のJBだ。
だが、聴いてみると、なんてこった??いいじゃない、ちょっとたるいがおしゃれなJB!
DISC1の16なんてフランクシナトラかJBか、なんて。
で、改めてJBの歌のうまさに惚れてしまったぐらいだ。

う〜ん、納得はしていない、しかし、しかしだ、やや気持ちは混乱しているが、
いまの初老の私には、このマイルド感?悪く言えば中途半端感がなじむ…。
まあそれもいいだろう。良くないかもしれないが、それでもJBはJBなのだ。

ということで今更だがこの中途感でこの曲数!やはりこれはこれでヘビー、濃密、
コテコテデラックス、こんな感じで私はぐったり。

今日はこれを書きながらも聴いている、聴かされている、引き込まれている、
男の世界マンズワールドに!
ちなみにDISC1の17はマンズワールドの女ヴァージョン?

今夜もぐっすりねむれそうさ。

黄金のメロディ マッスル・ショールズ [DVD]

ソウルミュージックの聖地、マッスル・ショールズが生んだ
「フェイム・スタジオ」「マッスル・ショールズ・スタジオ」の
2つのスタジオと、創設者であるリック・ホールのドキュメンタリー。
ウィルソン・ピケット「ダンス天国」、
アレサ・フランクリン「貴方だけを愛して」、
パーシー・スレッジの「男が女を愛する時」、
さらにはクラレンス・カーターやストーンズなどの名演が
この2つのスタジオから生まれている。

良い楽曲であることは当然だが、それをどう形にするか、
どう表現すれば聴き手側に受け入れられるか、に重きをおいた
リック・ホールの話には改めて納得。
それもそうだけど、私も録音したいなあ、なんて。

THE KING TONES
/インディペンデンス・デー~アット・ベニーデッカー・シアター


1. オープニング:ディープ・リバー~インディペンデンス・デー
2. ドゥー・ワップ! トゥナイト
3. イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
4. アット・ザ・ホップ
5. アイム・ソーリー・ユア・ゴーン~シックスティーン・キャンドルズ~涙のチャペル~シルエッツ (メドレー)
6. オンリー・ユー
7. チャーリー・ブラウン
8. アース・エンゼル
9. ライオンは寝ている
10. 渚のボードウォーク
11. アイル・ビー・ホーム
12. 愛しのラナ~ゲット・ア・ジョブ~シンシアリー~グッドナイト・スィートハート~ブルー・ムーン (メドレー)
13. ポイズン・アイビー
14. アンチェインド・メロディー
15. グッド・ナイト・ベイビー

以下はボーナストラック

16. 涙のチャペル (ボーナストラック)
17. 悲しみのブルー・クリスマス (ボーナストラック)
18. 暗い港のブルース (ボーナストラック)
19. 愛のノクターン (ボーナストラック)
20. 涙のチャペル (初収録カラオケ) (ボーナストラック)
21. 悲しみのブルー・クリスマス (初収録カラオケ) (ボーナストラック)


キングトーンズの1980年独立記念日に横須賀米軍基地内の劇場、
「ベニーデッカーシアター」でのライブ盤!
米軍キャンプで歌い続けた彼らの実力、そして米兵?の熱気が収録されてます!
しかしながら内田正人の声にはしびれますよ!
20、21のカラオケのボーナストラック??私はいらんかな。
う〜ん、「グッド・ナイト・ベイビー」のカラオケだったら歌っちまったかもね…

MERRY CLAYTON/The Bestof MERRY CLAYTON

1. Southern Man
2. Tell All the People
3. Country Road
4. After All This Time
5. Gimme Shelter
6. Grandma's Hands
7. Oh No, Not My Baby
8. Walk On In
9. Bridge Over Troubled Water
10. The Mighty Quinn - Brothers and Sisters
11. Sho' Nuff
12. Forget It I Got It
13. KeepYour Eye on the Sparrow
14. Suspicious Minds
15. A Song For You
16. Lift Every Voice and Sing (Black National Hymn)
17. The Acid Queen


彼女といえばストーンズのGIMME SHELTERのコーラスが有名だけど、
ソロ作品だってアレサフランクリンにも勝るとも劣らない、
っていうぐらい素晴らしい歌声。なんせ黒い!どす黒い!
これは1970年頃の音源中心のBESTアルバム。
この当時のアレサフランクリン同様、
キャロルキングやサイモン&ガーファンクルなどの曲を
デヴィッド・T・ウォーカー、ポール・ハンフリー、ジョー・サンプル、
ビリー・プレストンなどの凄腕たちがバックアップ!
わるいわきゃないでしょ!

             
Aretha Franklin/Live at Filmore West

ソウル・ライヴ・アルバムといえば、JB、オーティス、サムクック、
カーティス、ダニーハサウェイなどの名盤がありますが、
忘れちゃならないのが、これ、女王アレサのフィルモア・ウェスト!
なんてったって、バックにはキング・カーティスをはじめ、
コーネル・デュプリー、バーナード・パーディー、
ビリー・プレストン…。しまいにゃレイ・チャールズもゲストで登場!
そんでもって圧倒的アレサの歌!わるいわきゃない。
アレサさん、先ほど↑はすみませんでした。あなたが一番です!

しかしこのアルバムレーベルのRHINOさん、
2枚組も出すは、10年?ぐらい前には4枚ぐむも出すわで
勘弁してくれよ。買えね〜よ、そんなに。
まあいいか、この10曲の濃密さったらねえからね。
しかし、RHINOさんはyouTubeにこの時の動画を載せたりしてやがる。
DVD出してくれよ!って感じです。



例年は、この位置には我が「ソウル55号」のDVDとかが
入っていたんですが、
それはこちらでご覧くださいな。

ソウル55号の「ライブ!ライブ!ライブ!」


おいおい、今年もまたまた結局宣伝かい!
そんなこんなで、またもや1年あっちゅうまに過ぎちまいました。
早すぎ・・・。それが今年の総括ですわ。
2015年はそろそろアルバムつくりたいなあ〜。





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