§2.2 スカラー変数


作成日:2001/06/20(水)

スカラー変数には1個のスカラー(数値や文字列など)を格納することが出来ます。 §1.2 あなたのお名前なんて-の?で、「変数は文字列や数値を格納するための箱」という事を書きました。

変数は文字列や数値を格納するための「箱」

スカラー変数名は$(半角のドル)で始まり,そのすぐあとは英文字(数字はココでは使えません)、そのあとは英文字、数字、アンダースコア(_)が使えます。 変数名には$xや$aなどよりも、$nameや$date等のように、その変数に格納されているデータの種類が推測できるようなものにしておく方がいいでしょう。 また、大文字と小文字は区別しますので$nameと$Name, $NAMEは全て別々の変数名として扱われます。

スカラー変数に何も値をセットしていない場合、未定義値(undef)がセットされています。 スカラー変数に実際に値をセットするには、代入演算子=を用います。 これは第1章でおなじみの演算子ですね。 また前節で取り上げたダブルクォート文字列の中にスカラー変数を埋め込むと、その時点での変数の値に置き換えてくれます。 これを「変数展開」といいます。

 $name = "can";
 print "My name is $name.";

とすると、

 My name is can.

と表示されます。

次の節ではスカラーを操作するための演算子について取り上げます。


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