と、緑茶発案


主催を務めます、瀬野です。こんにちは!
お茶屋に勤めて7年、将来日本茶カフェを立ち上げる野望に燃えています。
お茶屋暦=お茶勉強期間です。
さらにお茶を飲んでいる期間。
どういうことかというと。

私の実家には、コーヒーメーカーはあっても、急須がありません。

粉茶があるわけでも、抹茶の習慣があるわけでも、ペットボトルでお茶を買っているわけでもありません。
私は就職するまで、まともにお茶を飲んだ記憶がありません。
そんな私が今や人生をお茶に賭けようとしている理由。
それが、今イベントの発案の一つです。

お茶って、おもしろくなる!


私が今まで参加した「お茶っておもしろい」と思った企画に共通するものがあります。
@元気な女性が主催者
A茶農家が関わっている
B茶の販売は二の次(に見える)
これ、何かがものすごく放置されてるのが、分かりますか?
いや、たぶんその立場になってみないと分からないかもしれない。
私は楽しめれば楽しめるほど、ひどく疎外感が沸きました。

→茶の小売店は、用無し。

いわゆるお茶屋さんは今、今までの業界体質から抜け出せず地団太を踏む状態です。
企業の力が邪魔をして、柔軟な新しい繋がりを持てずにいます。
切磋琢磨して業界を盛り立てるというよりは、影から見て上手くいってるのを真似する、という根暗さ(笑)
そんなだからお茶屋ってどこの店舗を見ても似たような感じで、会社が違っても同じ名前のお茶ならみんな同じって思われてしまう。
お茶なんてどれも一緒でしょ?りんごはどれも一緒なの?
茶農家さんのお茶は味が違って当たり前で、お茶屋さんは一緒なの?
そんなこともお客様にお伝えできないまま、今に至っているのではないかと思うのです。
お茶屋も集まれば、みんな違います。
お茶屋にはお茶屋の特徴があり、茶農家さんにはできないこと、お茶屋が本来発揮すべき力が存在します。
知ると奥深すぎて、ナンダコレ!ってなるおもしろさ。
その力を知らずして、なぜこれ以上のおもしろさを広げられるのか。

お茶を楽しみ倒すには、お茶屋のお茶たるは何かを知るべき!


お茶を飲んではいるけれど、あんまり意識していないという方にほど楽しんでもらえるものを。
すい色一つ、この小さな差異が、なんて愛おしい味の広がりに発展していくのかということを。
身近なお茶屋に、研究心をくすぐる楽しみがあることを。
感じて欲しい。
楽しんで欲しい。
おもしろいって思って欲しい。

そんなことを悶々と考えた挙句、
「お茶屋でお茶を買う意義」を見出すお茶会を発案いたしました。
素人だからこそ楽しい、ミーハーな会にしてまいります。
どうぞ、お楽しみ下さい!!


主催 瀬野樒




ていうか、お茶屋もおもしろいことさせて!