<羅宇>
「将来の夢はなんですか」
とある企業の採用面接で、繰り返すように聞かれた内容です。
私は形を持った夢を持っていませんでした。
けれど受かるためには、話の続く内容を書かなくてはなりません。
「日本の文化をテーマにしたショッピングモールかテーマパークを作ること」
あまりに大きな夢だったため、採用の方は叶わぬ夢・夢見る夢と受け取ったようです。
確かに、その莫大な費用と敷地など、大学上がりのお子様が考えるには現実味が薄すぎました。
そこでワンクッション置きます。
「そのためにまず、日本の文化を学べる喫茶店を作りたい」
なぜ喫茶店なのか、と聞かれました。
私が喫茶店好きだからです。
日本料亭で働いていたこともあり、その格式の高さと日常とかけ離れた雰囲気に、私の目指すものはもっと日常に近くて、けれど行けば何か違う雰囲気に呑まれる空間を作り出したかったのです。
対象はあくまで一人。
対象はあくまで仲良し。
対象はあくまで人間。
「あなたが私と討論して勝てる内容はなんですか」
とある企業の最終面接で問われました。
「日本の矛盾性について」
面接官はきょとんとしていました。
私は日本の優柔不断さも矛盾した考え方も、それを受け入れる寛容さも好きです。
寺の中に神社があることも。
ジャパニーズイングリッシュが日常会話で存在することも。
天皇が今まだその神格性を脱ぎされないでいることも。
私には愛すべき日本の文化だと感じます。
押しに弱い日本人をなぜ疎ましく思うのですか?
相手を傷つけまいと、遠まわしになんとか断ろうとする努力に、なぜ嫌な顔をするのですか。
嘆くべきは、日本を知らない日本人です。
けれどそれも時代の流れ。
嘆いても憎む相手はいません。
知らないなら知ろうとすればいい。
身についていないなら努力すればいい。
その機会さえあれば、一瞬であろうとも日本人は日本人であろうとするでしょう。
なぜならばソレを美しいと感じるのは日本人だからです。
そのチャンスを私が。
私の為に、貴方の為に。
「貴女がいるから日本が好きと言われたい」
そのための店を作りたい。
「羅宇」
煙を唇に届ける、汚れ消費される繋ぎ。
<同士募集>
本当に…というか、現実に店を作ろうとしているんです。
ネット上とかそういうのでなく。
ですので、資金も土地も人材も必要です。
資金や土地はまだまだ悩んでいいとして。
人材を募集します。
今、その力がなくても構いません。
ただ、いつかの為に、私と一緒に努力してくださり、
いつか一緒に店を出そうと考えてくださる方が欲しいのです。
私に雇われるのではなく。
私と一緒に歩む人を、募集します。
・店内デザイナー(空間・ショップデザイナー)
・ロゴ・サイト構築デザイナー
・和食料理人
・和菓子料理人
・日本茶インストラクター
・茶道家
他にも、
「私にはこういう能力がある(身につける予定がある)けどどうですか!」
という方がいらっしゃいましたら、是非お声かけ頂きたいです。
目標は2011年オープン。
少しでも興味のある方は、メールにてお声かけ下さい。
お待ちしています。
<管理人>
瀬野樒(せの・しきみ)
ミク氏もこちらの名前で。
大学では心理学を学んでいました。
そこで習ったのが、
「相手への相性の90%は第一印象(先入観)で決まる」
というもの。
絶大なファーストインパクトを、貴方に。
(…というか、相性のん、酷くない?/泣)
脳内メーカー 脳内前世メーカー

脳内相性メーカー
