ワイン好きなら世界中のだれもが知っているシャトー・マルゴー。日本では大ヒットした小説「失楽園」の最後のシーンで、心中する二人がマルゴーを飲んだことで、ワインを知らない人にまで有名になってしまった。シャトー・マルゴーを案内してくれた広報係のアメリカ人女性秘書は、おかげで日本での売り上げがグンと伸びましたわと苦笑いをしていた。 シャトー・マルゴーはきれいに手入れされたぶどう畑に囲まれ、静かなたたずまいを見せていた。正面は両側にご覧のような高い並木に挟まれた道が真っ直ぐにのびて、どっしりとした豪壮という言葉がぴったりの宮殿だった。 私たちが見学できたのはこの建物正面に向かって左側にあるセラー。内部は掃除が行き届いていてチリ一つ落ちていない。ここではステンレスタンクではなく、昔ながらの大きな木樽でぶどうを発酵し、ワインを作っている。もちろん樽の内部は温度管理できるように最新の技術が導入されている。ご覧の大きな発酵槽が何基も並んでいる。 ちょうど99年産ワインの 澱引きをしていた セラーの中はワインの醸し出す香りがいっぱいで思わず深呼吸をしてしまうほど。 熟成中の98年産マルゴー 高級ワインを作るところは 樽も美しい シャトー・マルゴーの畑この畑では白ワイン・パヴィヨン・ブラン用のぶどうを栽培していた。(前夜泊まったホテル・パヴィヨン・ド・マルゴーの窓から) |
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