平和を語り継ぎ・歌い継ぐ
京都・あくまで平和な合唱団
京都府内縦断コンサート
第2回山科公演
2010年5月30日(日)午後1時半開場〜/2時開演〜
京都市東部文化センター・ホール
チケット・小学生以上1,000円(未就学児は無料ですがお席をとられる場合はチケットをお求め下さい)
【第1部】フォーエバーヤング
〜忠やんとともに
◆指揮とアコーディオンとおしゃべり・山本忠生/◆ピアノ・三阪仁見
【第2部】堀江八郎さん(元関東軍衛生兵)が語る
〜私が「悪魔の飽食」を歌い続ける理由〜
◆お話し・堀江八郎/◆聞き手・森
明美
【第3部】混声合唱組曲「悪魔の飽食」
◆合唱・「悪魔の飽食」を山科で歌う合唱団/京都・あくまで平和な合唱団
◆指揮・藤井幸枝/◆ピアノ・米澤美穂
★私たちは、歴史の中での戦争と平和を考え、
1回1回の演奏が「平和のケルンを築く」小さな一歩…と、
混声合唱組曲『悪魔の飽食』を歌うことを通して、平和を訴え続けてきました。
合唱団結成から10年を経過し、もっと京都府内の人たちにこの曲を聞いてもらい、
共に平和のケルンを築く仲間となってもらいたいと願って、
京都府内縦断コンサートを行なうことにしました。
第1回の宇治での成功と2009年日本のうたごえ祭典・京都の成功をステップに
第2回コンサートを山科の東部文化センターでで開催します。
今回は、集まってくださった地元山科の方たちと共にうたう合唱団と一緒に演奏します。
♪ 1996年7月、京都コンサートホールを超満員にして開催された
《混声合唱組曲『悪魔の飽食』全国縦断コンサート・京都公演》。
そのとき集った市民合唱団員から、「今後も歌い続けていきたい!」
の声が起こり、翌年3月にスタートした合唱団。
♪作曲者の池辺晋一郎さんの指揮で、毎年、全国で行われる《縦断コンサート》には、
必ず参加し、全国の仲間と共に、平和のメッセージを歌い続けている。
♪1998年に行われた《第1回中国公演》での、ハルビン、瀋陽での演奏にも参加。
♪2003年4月京都うたごえ協議会・日本のうたごえ全国協議会に加盟。
全国の仲間と手をつないで、平和のうたごえをますます響かせようと活動中。
♪2005年8月に行なわれた《第2回中国公演》での、南京、北京での演奏に参加。
♪2006年10月、京都公演10周年を記念して、《講演と合唱による平和のつどい》を開催。
♪2007年7月のアウシュビッツとプラハでの《ヨーロッパ公演》に演奏参加。
♪2008年4月、京都府内縦断コンサートをスタート。第1回宇治公演開催。
♪2009年10月、日本のうたごえ祭典・京都で、京都・全国の仲間と共に演奏。
♪2009年11月、京都府内縦断コンサート第2回山科公演にむけて、「悪魔の飽食」を山科でうたう合唱団を募集、練習開始。
♪2010年、5月の京都府内縦断コンサート第2回山科公演にむけてラストスパート。
2004年の主な演奏活動の足跡
♪ 5月16日(日)全国縦断コンサート沖縄公演(沖縄コンベンションホール・宜野湾市)
♪ 7月18日(日)全国縦断コンサート長野公演(長野県民文化会館・長野市)
♪ 8月初旬(日)平和のための京都の戦争展・第28回上北なかままつり(立命館国際平和ミュージアム・予定)
♪ 9月11日(土)第2回演奏会〜あなたとわたしの平和のメッセージ2004〜
9.11に「正義の基準」を歌う市民合唱団と共に
♪ 9月下旬
(日)京都府民音楽会
♪11月20日(土)〜23日(祝)日本のうたごえ祭典in沖縄
2003年の主な演奏活動の足跡
♪ 6月29日(日)全国縦断コンサート福井公演(ハーモニーホールふくい・福井市)
♪ 7月21日(祝)第28回上北なかままつり(府民ホールアルティ・午後1時〜)
♪ 7月26日(土)ピースコンサートinなら2003(大和郡山城ホール・友情出演・午後4時開演〜)
♪ 8月 3日(日)平和のための京都の戦争展(立命館国際平和ミュージアム・12時半〜)
♪ 9月28日(日)京都府民音楽会出場
♪11月14日(金)〜16日(日)日本のうたごえ祭典in長野・全国の合唱発表会出場
♪11月30日(日)全国縦断コンサート神戸公演(神戸国際ホール・神戸市)
通常練習の会場と日程
♪練習日・・・毎月、第2、第4月曜日の夕方6時30分〜8時30分
♪練習会場・・・西陣文化センター(京都市上京区千本通仁和寺街道東入・市バス「千本中立売」下車徒歩5分)
♪指揮者・・・山本忠生、藤井幸枝
♪ピアノ・・・米沢美穂
♪団費・・・2,000円+うたごえ新聞代775円(1ヶ月)
♪入団費・・・1,000円(入団時のみ)
♪楽譜代・・・実費(『悪魔の飽食』『正義の基準』、他)
ただ今、ご一緒に歌う仲間を募集中!
見学も大歓迎!いつでも、気軽におこし下さい!
混声合唱組曲『悪魔の飽食』について・・・
『悪魔の飽食』は、1938年ごろから終戦直前まで、
旧「満州」において3000人の捕虜に対し、
細菌、毒ガスなどの禁止兵器製造のための生体実験を行なった
残酷・非道・悲惨を極めた行為を告発した
森村誠一氏によるドキュメント(角川文庫)である。
この混声合唱組曲は、
日本のうたごえ全国協議会所属の市民合唱団である
神戸市役所センター合唱団の委嘱を受けて、
森村氏が原詩を、同合唱団と池辺晋一郎氏が編詩を担当し、
池辺氏が作曲した。
生体実験を行なった旧関東軍731部隊の実態から歌いはじめ、
戦争の悲惨さを忘れずに未来に語り継ごうと締めくくった
7章からなる合唱組曲。
―先人の重大な過ちと罪に対し、今を生きる私たちが、
『時』という隔たりの外から単に告発したり、
糾弾したりするのみではいけないはずだ。
同じ民族としてその罪に連座するつもりの
弾劾でなくてはならない。
森村誠一氏の『悪魔の飽食』には、
その弾劾の血がにじんでいる。
歌うことも、弾劾のひとつの方法である。
ぼくは歌を書くが、
それらの歌を、たくさんの日本人の、
罪の連座から沸き起こるべきものにしたいと願っている。
歌の沸き起こる土を、一人でも多くの人で形成したい。―
・・・と池辺氏は語っている。
お問合せなどは・・・
あくまで平和な合唱団事務局→こちらまで