長月





いつの間にか九月


8月から更新多くやってくよーと宣言するも、実際あまりしてなかったシンドです、こんにちは。もう夏が過ぎようとしてますね。皆さんは如何お過ごしでしたか?海・山いってエンジョイしましたか?若い恋人達は砂漠の熱の中でガッツガッツしましたか?そんな貴方達はこのサイトから消えてください。ここは夏のメモリーがなかった人がくる場所です(今年の夏なにもなかったから)


とはいいつつ、友人である赤潮2号さんが関東から富山にはるばる着てくれました。彼曰く、「富山駅ってすごい小さいネ」と都会人の優越感を吹かしながら参上しました。まあ確かにその通りなのですが。というわけで、二泊三日富山観光に私も参戦することになりました。これがボクのサマーメモリー。


ルートとしては、土曜日に黒部峡谷に行き、日曜日は富山市内というものでした。本当は世界遺産にある五箇山に行く予定でしたが、初日の黒部峡谷にいったので体力が底をつき急遽変更となりました。いやあ、富山って山と川と魚しか見所がないので移動に時間かかるのですよ。ルートは一箇所に固まって無いので無理だと判断。


黒部峡谷というのは、でっかい山の狭間がすごいよというものです。詳しくはコチラでよろしく。トロッコに乗って山の奥までレッツゴーというものです。たどり着いた先には特に何もありません。紅葉があればべつですが、現在サマーなのでハイキングのような感じですか。下の写真で貴方も旅行気分です(上から乗ったトロッコ、一番奥の駅、川)。

中はすこぶる狭かったデス

周りは山しかありません

流れは速かったデス

ここ訪れる方はお弁当を持ってったほうがよいです。奥は何もありません。記念碑すらなかったような。一応店とかありますが、怪しげなので多分入らないと思います。ゆっくりする場所でもありませんし。本当ハイキングと考えたほうが良いです。一応山なので結構歩きます。帽子すら持っていかなかった自分はショート寸前でした。


最初にトロッコに乗る駅周辺は温泉街で、帰りはそこで入浴して帰宅。日本で一番透明度が高いと謳っております。どこぞの温泉では入浴剤を使用してましたが、こちらのように「湯が澄みました!」とか言えばいいのに。自分でも住んでいて何ですが、田舎だよなあ、ここ。


さて次の日は富山市内観光。といっても、本当何もないのでローカル路線でいきます。去年、こちらでは日本で最新鋭の路上電車が登場しました。今時路上電車は廃線と化してるのに、何故か富山は拡大路線をたどっております。名前はぽーとらむ。平日どこまでいっても200円、休日は100円となりリーズナブルです。



これは富山駅から北へ港に向かっております。普通の電車なのでそれほどめぼしいものはありませんが、開通当初すごいパンパンに乗客が乗ってました。何が珍しくてこんなのに乗りたいものなのか理解できませんでした。乗った後でも理解できません。しょせんは田舎か・・・。

いつか遭難しそうです

森家のとなりにこれがありました

あとは古い町並みがあったのでそこら辺を散策しました。赤潮2号さんはパシャパシャと写真撮りまくりです。廻船問屋の森家があったり、参勤交代の通り道だったとかいろいろあるそうです。ちなみに北陸の銀行では最強を誇る「北陸銀行」があるのですが、こちらも雰囲気に合わせてこんな感じです。中身は一応現代風です。


あとは彼が「日本海みたい!」とリクエストしたので、富山湾をみせることにしました。彼はおそらく「暑い陽射し、白い砂浜、青い海」というものを想像してたようですが、地元民としていわせて頂くと「日本海は暗灰色で、砂浜も灰色、どんよりとした厚い雲に覆われている」という表現が正解です。論より証拠、この日もまさにそのような海でした。

神よ・・・

一応夕方なのですが、如何ですこの暗さ。雲間から漏れる光が神々しいとは思いませんか?ちなみにこの後夕立が降りまして我々はずぶぬれになりました。赤潮2号さんは「これが夏の日本海か・・・」とカルチャーショックを受けられたご様子でした。私は「もう水着ギャルはいないのか・・・」とマインドショックを受けました(少々ビーチバレーしてる人いましたが)。


最後に記念として去年富山にも進出したメイド喫茶にいこうとしたのですが、何故か閉店中。7月までやってたそうですが、行ってみたら「CLOSED」でした。一人じゃいけないから楽しみにしてたのに残念。この夏一番の失敗ものです。赤潮2号さんも心なしか「ご主人様と呼ばれたかった・・・」と声には出しませんでしたが、残念そうでした(多分絶対)。


駆け足で紹介しましたが、これが私のサマーメモリーです。楽しかったのか楽しくなかったのか微妙な旅行でした。男二人で旅行したらこんなものなのかなぁ。それにしてもメイド喫茶行きたかったなぁ。若い氷室ファンの中でメイドさんの格好してくれるいないかなぁ。それならちゃんと調教してあげるのに(氷室ファンの心得からガッツガッツまでを)






三連休


ひさびさの三連休です。いや、最終日だから「でした」が正しいでしょうか。皆様は如何お過ごしでしたか。私としては、微妙な日々をおくらせていただきました。当初は伊勢神宮にでも行こうと三連休が始まる三日前ほどに思いつくも、現地にいる友人と予定があわず断念。やっぱ前もって計画を立てるべきでした。


急に予定が空いたので、世界遺産に登録されてる白川郷にでもドライブしにいこうかと思いきや台風が接近するという事と現地の天候が雨という事がありましてこちらも断念。お天気のときにいきたいのです。どうやら今回はめぐり合わせがないようです。


んで結局何してたかといいますと、家に引き篭もり。初日は地獄の残業週間が終わった次の日なので昼過ぎまで就寝。そしてご飯食べて夕寝。気がつけば夜なので酒飲んでまた寝るといったよくわからない一日でした。二日目は先月からずっとやってるファイナルファンタジータクティクスをようやく終了させました。ちなみにラストは鬱なものでしたので、後味最高。


三日目はお家の片つけ。ふる〜くなった衣服が押し込んである物置整理、積もり積もった領収書の整理、水垢まみれの台所清掃といったものをしました。我ながらなんと健康的な休日でした。ちなみに朝からやって6時間ぐらいかかりました。ゴミ袋三つくらいたまってたので、いかに自分がいらないものを持ってるかがよくわかりました。


・・・というかなんなんでしょう、この休暇。まったくもって華がない。食う寝る雑用しかやっておりません。お外に出て女をひっかけるなんて事できないですよ。氷室×GLAYのライブも終わってGLAYファンの方々もこのサイトから離れていく頃でしょうし、若い娘との接点がなくなってきてます。こ、これでは結婚できない男になってしまう?(ドラマ見た事ないけど)






山の奥にあるもの


実は二週連続三連休だったので、先週行きそびれた白川郷に行って参りました。三連休があるとどっかにいきたくなるものですのう。一応世界遺産というものに登録されてるようなので、観光がてらドライブしてきました。


火つけたらよく燃えそうです。

その者、蒼き衣をまといて金色の野に降り立つべし・・・。


季節は秋、稲刈りの季節でもあるので気候的には涼しかったです。日がでていたのでそれなりに暑かったですけど、影や家に入ればそう問題ありません。この写真だけみてたら、「ああなんとのどかで平和なのだろう・・・」と思うでしょうが実際違います。


まがりなりとも世界遺産。小さい村ですけど、人が集中してて村の中心部はゴミゴミしておりました。しかも観光バス・車・大型バイクが大量にあるのでブンブンうるさいわ狭いわで大変です。農作業のじいちゃんもトラックに乗ってクラクションプップーと鳴らしまくり。つーか鳴らしすぎ。なんかだピリピリしてる感じがありました。きっとこれが世界遺産なのでしょう。


合掌造りといわれるこういう藁ででいた家っちゅーのは村全体がそうなってません。見た感じ半分かそれ以下ぐらいでした。三・四件ぐらい名家があり、中に入ると三階ぐらいあり面白い構造でありました。他は神社があり、どぶろく館があるっといった具合でしょうか。


どぶろく館は帰りにどぶろくを飲ませてくれるというサービスがありました。最近は飲酒運転の取締りが厳しいようですが、この村まで車で来た人を調べればたくさん検挙できるだろうなあ思いながら館にいました。私なら取り締まる(笑)。ちなみに団体客の人々は「すっぱい!」と口々に言ってました。どぶろくだからそんなものなのでしょうかねえ。


個人的によかったのが生活資料館。農具とか古い生活用品が沢山あるところです。この資料館は村から何故か離れており、私以外老夫婦が一組しかおりませんでした。ガラガラだったので、とても静かに見物することができました。農具が大半でしたが、こんなのもありました。


めちゃくちゃ欲しい

愛嬌があって良いです。


上が現物、下が旅行ノートに描いてあったものです。おそらく小学生が描いたものでしょうか。これを見た瞬間、格好いいとしばらく見つめてました。そして近くに置いてあった旅行ノートにも私と同じ情熱を感じたであろう感想がありました。・・・私の精神年齢は小学生と変わらないのでしょうか?一応言っておきますが、この「でんわくん」は私が描いたものではありません。


私は買いませんでした。買っとけば良かったでしょうか。


あとお土産コーナーにいきましたら、ドラえもんのさるぼぼがありました(さるぼぼについてはコチラ参照)。つーかこれは無理があると思うのですが。頭はドラえもん、身体はさるぼぼ。いいところだけつなげただけの代物ですよ、コレ。アンパンマンさながら頭だけをドラえもんをつけただけです。カラーも赤と青だし。やはり山奥にある村というのは、その土地特有の文化がはぐくまれてますね。それが異様であろうがなかろうが。