如月





たまには社会的なものを発言してみる


結構氷室さんの活動が多いのに、何故か放置プレイ。気がつけば今月末からライブツアーが始まるじゃないですか。ファンの皆さんもそわそわする頃合といったとこでしょうか。私も思うのです。ツアーグッズにラメ入りパンツは発売されるのかと。これが発売されるかどうかで氷室さんのライブに対する意気込みが決まるのです。違いますかそうですか。


さて皆さんは「ぽっどきゃすと」なるものについてご存知でしょうか。
氷室HPを見てる方ならわかると思いますが、iTUNEを使ったインターネットラジオ番組みたいなものです。スポンサーをつけず個人で氷室さんが放送中です。


最初は氷室さんが近況とかライブについてだとか、簡単に放送してすぐ終わるものかなと思って聴きましたが、意外と社会的テーマなるものをあげてやっておられます。それは「いじめ」。現代日本において、「教育の荒廃」の代名詞でもあるいじめですよ、奥さん。


どうしてそんな重いテーマをやるのでしょうか。彼も人の親。他人事とは考えられず、自分なりに整理してみようかと思ってるのでしょうか。でも社会的意識を持つのは悪い事ではありませんし、氷室さんの考え方もわかりますし、ファンにとって好きなアーティストの事を知る良い機会でもあります。


んで聴いた結果、氷室さんの意見は暴走気味です。「いじめしてる奴らこそ死ねよ」(第一回目)とかファンからのメールに対して厳しい意見をいったりしてます(第二回目)。私もネットしながら聴いてましたが、「そりゃいいすぎだな」と唸ってしまいました。正直言いまして、感情的になりすぎてる印象を受けました。


この番組、氷室さん一人でやってるようですが、前もって準備をせずにそのまま発言してるようです。なもんで、感情的になりやすいのかなあと思ったり。確かに、いじめられて自殺するはおおごとですしね。それでも、問題発言があった放送の続編では、「いいすぎました。ごめんなさい」といった謝罪をしております。彼自身も感情的だったと素直に認めております。


この番組はリスナーのメールについてもかなり時間を割いて紹介しており、氷室さんと対話してる要素が強いです。なので問題発言したらリスナーは「ちょっといいすぎじゃない?」と反応しており、氷室さんもそれに対して考えたりしてるようです。こういう対話による「公共の場」を意外と望んでいたのでしょうかね。


それはともかく、「いじめ」。氷室さん本人もリスナーも「自分が何をしたらよいかわからないが、とにかくいけない事よ」という認識までいってます。漠然とした認識があるけど、具体的方策はなしというところです。


ポッドキャスト聴いてると、「いじめするほうもされるほうも、それなりの事情がある」という意見がでてきます。いじめの背景には色々ある。個人的なものでは限りあるから、国や社会レベルでの効果的治療が必要なのでは?という方向に目を奪われすぎのような気がするのです。で、個人レベルにおいてはどうすればよいかわからないと。


それはそれで必要ですけど、問題が大きいせいでぼやけてしまうのでしょうか。もう少し単純に考えればいいんじゃないかなーと。んで、私がこれに対して提案するならば、「自分の家族を愛せよ」というクサイ科白を言う事です。


「いじめ」問題は多岐にわたってますので、簡単な処方薬では通じません。ましてや教育現場に接して無い私がいっても説得力に欠けます。ですが、氷室さんを通じてならば少しはマシな意見がいえるのではないかと思ってます。


氷室さんのファン層はお子様をお持ちの方々が多いです。氷室さん自身、家族がいらっしゃるわけですし、年齢層はちょうど小〜中学生といったお子様をもつファンが多いのではないかと思います(実際調査したわけではありませんが)。


親御さんが氷室ファンならば、我が子がいじめに関係してたら即座に対応するでしょう。そうでない人もいるかもしれませんが、すくなくともポッドキャストを聴くくらい氷室ファンであるならば、「いじめ、駄目。絶対」の方でしょう。また、そういう風にならないよう親子のコミュニケーションをとるよう努めてると思います。


「いじめ」発生原因は色んな事情があったりするので一慨には言えませんが、少なくとも「家」というしっかりした土台があればくぐりぬけていけるものです。心に支えがあれば自殺する子供はいないのではないでしょうか。そこで親子の愛情って奴が必要だと私は考えるのです。そういう家族が増えて行けば、まだしも子供の暴走がなくなってくのではないでしょうか。


氷室さん本人も、せっかくポッドキャストでいじめ問題について発言してるのでしたらば、プライベートな事ではありますけど、ご自分の家族についてどんな接し方してるか紹介してみたらいいと思います。休みには家族そろって釣りにいった話とか。親子で本を読んだとか。差し支えのないレベルならば個人的には良いのではないかと思うのですが如何。


そしてファンは「氷室さんがやってるならウチもやってみよか」と思い、親子交流をするのではないでしょうか。ただでさえ忙しい氷室さんが家族とつながりを深めようとしてる姿勢をみたら、「忙しいから」という事ですまそうとは思わないはずです。そもそもライブで不規則な活動が多い氷室さんが如何にして家族の為に時間をつくってるかというのは、参考になるはず。


要は、「氷室さんがポッドキャストにて家族との関わりについて話す→聴いてるファン→お子さんについてほったらかしにしない=LOVE→いじめ発生未然に終了」という筋書きです。我ながら何と単純な図式ですが、氷室さんがいって、ファンがそれに応える事ができるのはこれぐらいかと思います。声をあげていう事ではなりませんが、毎日の生活ではそういうのが大事だと思うのです。


家族を愛することによりいじめがなくなるわけじゃありませんが、少なくとも愛情を受けた子供は相手を思いやる心を持つようになると思います。特に自殺なんてしないでしょう。なので、ここをみてるお子様持ちの氷室ファンの皆さんは、「自分の家族を愛する」という行動をしてみては如何でしょうか。


このポッドキャスト、一般の方でも聴けるのでお時間がある方は一度どうぞ。三回ほど配信されてますが、一回30分程度で濃密です。気合と根性がないと駄目ですな。今後はツアー始まるから続かなそうな気がしますので今のうちに。


・・・気づけば久々な更新なわりに真面目な事いってしまいました。何からしくないなあ。「どうしたの?悪い物でも食べたの?」というメールがきそう。






あの頃は


久々に有休を使いました。なーんか時間に追われてる感じがしまして、一度リセットしたほうがよいかと思ったので。でも「会社から電話あるんじゃ・・・」という強迫観念に縛られ、絶えず携帯電話を持ち、着信履歴を確認しまくる。身体は休めても心は休めない、そんなステキな一日でした。マル。


んで図書館やスーパーをうろうろしてたのですが、やたら学生を見かけました。受験シーズンだし、下校時刻と重なってたせいもあるのでしょう。学生達を見ていると、なんとなく学校てのはいいなーとふと思いました。働かなくていいし。


とはいえ、学生時代の自分を振り返って見れば「受験てのはなんでこんなにも勉強せなあかんのや!」と思ってたわけで。また受験が落ちたら自分はどうなるんだろう?という不安もありましたから、どっこいどっこいなんですよね。


思い返せば、自分の勉強法はよくなかった。基本的に「マル覚え」でやってたのです。数学の公式・歴史・英語とかは暗記すればそれなりの点数をとれたからです。ですが、考える科目として国語・数学・化学は苦手でした。「考える」という事をあまりしなかったので、理解できなかったのです。


この事から、「詰め込み教育の弊害だ。訴えてやる。俺の青春を返せ!」という方向にもっていけば勝てるかも。いや、「その過ちを糧に今をいきてるから却下」という逆転裁判になりますかな。そんな訴えをしてる人世の中にいませんかねえ。一枚かませて頂きますよ>いねぇよ